2009年04月20日

ここ二週間ほど妙にしんどいなあと思ったら、よく考えたら季節の変わり目だった。
養命酒でも飲もうかなあ。あれも不自然に元気になるので怖いけど。
一週間は五日と二日。五日と二日。
二日と五日じゃなくて、五日と二日。


小林泰三の新刊「臓物大展覧会」という愉快なタイトルの短篇集を買って読んだ。直球スプラッタな「透明女」とか「攫われて」とかはちょっときつかったけど、他は良かった。やっぱり小林泰三は心が洗われる。思わず他の本も引っ張り出して読んでしまった。前は今一だと思った「モザイク事件帖」が読み直すと面白い。
「危憶」で友人を助けようとして前向性健忘症になった二吉が地味に酷い扱いをされているなあ。頭蓋骨に蝶番付けて殺された人の前頭葉接続されたり他人がやった殺人を自分のやったことだと思わされたり。肉喰わされたり。

こうやって読むと、小林泰三の短篇って分かりやすくスッキリするオチが付いているのが多いな。それも結構強烈だったりひねりがきいていたりする。これが関西人か。
「造られしもの」のオチなんかは人間性(笑)みたいなで大好き!


マイク・レズニックの新刊「スターシップ-反乱-」が出てたので買ってみた。ハヤカワSFこの前までラノベチックな表紙が多かった気がしたけど、最近見てみたら海外のコンセプトアートみたいなのばっかりになっていた。ような気がした。いや、好きは好きなんで良いんですが。こればかりというのも。もっとコラプシウムみたいな表紙で微妙な気分にして欲しい。
中身は普通の良SFだった。「キリンヤガ」「アイボリー」「パラダイス」みたいなのが読みたいでござる。


前期はサンレッドしかアニメを見ていなかったので、今期はもうちょっと見たいなあと云うので、ちょっと調べてみて、とりあえずバスカッシュ!とPhantomとシャングリ・ラと東のエデンと蒼天航路を見てみた。
原作好きなのはアニメで見るときついなあ。Phantomはなんというかツヴァイが全然才能あるように見えなくてガッカリ。シャングリ・ラはキャラデザが吉田健一じゃない時点でガッカリ。なんだあのブーメラン。という感じで原作になんなり思い入れがあるとアニメみると気になって気になって。プラネテスとか攻殻機動隊ぐらいもとと違っていれば気にもならないんですが。
というので、オリジナルが良いなあという気分になったので見た、東のエデンとバスカッシュ! がよかった。
蒼天航路はマンガでいいや。あもーれ。


何か色々。手が着かない。
久々に絵を描いてペン入れをしたら、酷いことになった。