ISDNかよ!
かみちゅ! のDVD7巻きた。正月の話はやばいね。どっかに神がやどってる。どうやったら、一話ずっとこたつから出ないで何度見ても面白い話が作れるんだ。というか話もそうだけど画と動きの細かさがしっかりしているからなんだろうなあ。いーなあ。んー。いいなあ。いいなー。ゴロゴロゴロゴロ。
新作話もいいかんじ。ほんとやりたい放題だ。前巻といい三枝家がピックアップされてるな。四条家が全く出てこないのはちょい寂しい感じもしますが。
ムックも早いところ出て欲しいな。でるんかなあ。出て欲しいなあ。
DVDもあと一巻か。16話。ちょうどいい長さですね。テレビ放送最終話の出来もほんと神懸かっていたし、DVD最終話も期待できるんで、楽しみ。
index用に四ページ漫画のネーム切ってたら気がついたら2000字超えてた。というか一つの台詞が1300字あるし。眠いときに書いておお、いい台詞だ。とか思って読み返したら凄いことになってた。あーてけとうに削らないと。
星々の荒野から。
ジェイムス・ティプトリー・ジュニアの短編集。愛はさだめ、さだめは死がいまひとつ合わなかったので、他の作品読んでなかったけど、結構面白かった。とくに前半に収録されているエイリアンが地球を侵略する二つの話が実に好み。ディック的な皮肉を感じる。フェミサイドとかね。逆に言えばティプトリーっぽくないのかもしれないけど。
最後に収録されているたおやかな狂える手にはあまり理解できない。正直意図が意味不明だと思った。この作家は僕向きな物と層でない物の差が激しいうえに、好みでない物の方が多い気がする。でも一応たった一つの冴えたやりかたとかは読んどかんとなあ。と、ずっと前から思ったまま読んでないわけですが。
ΑΩの一族は星々の荒野からに影響受けているのかな。一族の設定が同じ臭いを感じる。
地球帝国秘密諜報員。
タウ・ゼロとか折れた魔剣が素敵なポール・アンダースンのスパイ物のスペオペ。いかにもなスペオペ。タイトルはどうかと思うけど、正しくそんな内容なので何とも言えない。エンターテイメントよりで面白いけどそれ以上でも以下でもない。
最近は多少はスペオペを読んではいるのですが、何というか、結局レンズマンは超えられていないような気がしてなりません。まあ、レンズマンからスペオペを読み始めたので、その印象が強すぎると言うこともあるのかもしれませんが、スケールとか展開の大胆さとかガジェットのおもしろさとかがといい、レンズマン以上なものを読んでみたいのですが。物理学が進んだ分大胆な設定が作りにくくなっているのもあるのでしょうが。最先端の科学をスペオペに生かすのが困難な以上過去の作品の設定をある程度拝借するという事になるのかな。今更ハードSFでバーゲンホルムとかもやりづらいだろうし。
とはいえジーリークロニクルとかマッカンドルーなんかはハードSFでスペオペやっているような気もするし、そう考えれば僕の中のスペオペの定義が狭すぎたと言うだけか。あ、もちろんキャプテンフューチャーも名作だと思います。僕の好みはともかくとして。
スペオペが不利な点って、SFなんか纏まりがいい作品よりバランスが悪くても突き抜けたところのある作品の方が評価されやすいですよね。SFに限るかは知りませんが。イーガンの、特に長編なんかそんな感じだし。確かにそっちのほうが印象に残りますよね。バランスが悪いって言っても読める範囲内でないときついですが。
そういえばその意味で印象に残っているのって最近だとあまりないな。ディアスポラとかぐらいかな。僕の場合はさらにカタストロフィがないとなかなか好きな作品にはならないし。
日記でした。