2009年10月24日

いぶんか

三日酔いというのを体験しました。土曜日にお酒を飲んで、日曜日ぐったりしていたのですが、月曜日に会社に行こうと部屋を出た瞬間気持ち悪くなって嘔吐。朝を食べていなかったので、胃液しか出ませんでした。胃酸が分泌されていないためか、のどに優しい胃液でした。喰っているときに吐くとのどが焼けて酷い目にあうんですが、そんなこともありませんでした。しかし筋肉痛が加齢と共に発症が遅くなるという話はよく聞きますが、二日酔いまで遅くなると言うのは初めて知りました。単なる体調不良のような気もしますが、体調不良で嘔吐するなんて小学校の時インフルエンザにかかったときぐらいしか覚えがないので、コレはきっと三日酔いだろうと思うのです。
昼をしっかり食べたら体調戻りました。

飲み会のような席で、初めて会う人に囲まれる状況に陥り人見知りする僕はそれだけで逃げたい気分であったのですが、囲む人が既婚者、結婚しそうな人、結婚から逃げている人というわけで、結婚するしないの話になり、僕はアホ面で適当に相づちをうっていたところ、何故か僕にも話を振られ、いやあ相手が居ないんでと受け流そうと思ったら、どんな人がいいのか尋問される事態になり、身長は高い方がいいのか低い方がいいのか、年上がいいのか年下がいいのか、キレイ系がいいのかカワイイ系がいいのか、おとなしい人がいいのか引っ張っていく人がいいのか、趣味が合う人がいいのか、犬派か猫派か、骨格は縄文系がいいのか弥生系がいいのか、家庭に入る人がいいのか働き続ける人がいいのか、という細かい質問の積み重ねによる僕の理想の相手のプロファイリング状態を経由して出会いの場のアドバイスになり職場の同期はどうかと言うところから始まり、社会人サークル、英会話教室に続いてネットで趣味の合う人と結婚した知り合いが居るよと言うところから、漫画が好きなんだから秋葉原で同じ趣味の相手を見るけるのはどうかと言うご無体な提案になり、メイドカフェの店員を狙えばいいよと言う助言を受ける頃には僕の意識はグロッキーで遠い世界に飛びかけていたのですが、ちょうどよく廻ったアルコールで尿意を催したので、席を立ちそのまま家に帰りました。

という次第で、世の中には僕のように普通の人ばかりだけではなく、ちょっと変わった人もいるのを身をもって体験しましたので、こういった突然の異文化交流にも慌てず騒がず冷静に対応できるように、「好みの女性のタイプは」ときかれたら「同い年で高学歴で身長が高くて年収が一千万ある美人です。いい人が居たら紹介して下さい」と一息で言えるように練習する毎日です。

2009年10月21日

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2009年10月05日

どうてもいい


携帯電話が頭に悪いという研究結果(中間結果?)が出たそうで。携帯電話を継続的に使用していると、脳腫瘍のリスクが劇的に上がるという話です。どの程度信頼性がある研究なのかは知りませんが、真偽はともあれこれはPHSには大チャンスですよ。携帯電話に対するネガティブキャンペーンをして、健康被害を大々的にアピールする。脳腫瘍になっている患者を出来るだけ悲惨な形で見せて、それと携帯電話と結びつけるような広告をする。脳腫瘍にならないためには、今すぐPHSに換えましょう! というキャンペーンをしてほしい。
現在サービスでも端末でもなかなか勝てず、死に体の所にこの研究結果は、天恵です。健康というのは老若男女誰もが気にかけることですから、そこをついて、PHSが安全であることをアピールできれば、多少不便でも移る人は多いのではないかと思います。人が増えて金が儲かれば、サービスや端末も良くなるかも知れない。僕も会社の中でまともにPHSの電波を受信できるようになるかも知れない。

反感を買う可能性もありますし、XGPはどうなの? という話もありますが、そこはそれ、あれです。携帯電話より健康被害が大きくない限り、PHSはもっとも健康的な情報端末の一つです、とは言えます。

実際の所、こういうアプローチが有効なのか興味があります。やらないかなあ。ウィルコム。どうせ、ほっといたらヤバそうなんだし、一か八かで。


映画サマーウォーズの下敷きになっているという事を聞いて、デジタルモンスターズ僕らのウォーゲームを見てみた。映像的にそのママ過ぎてビックリしたのはさておいて、内容的にはサマーウォーズから拡大家族がらみのドラマを抜き去ってラブマシーンとの戦いだけにしたような内容だった。ネット上でバグがより集まって(笑)新種のデジモンが出来て、世界のインフラをグッチャグッチャにして大変! オトナはデジモンが原因って分かっていないから僕らが世界を救わないと! みたいなー。
面白かったかといえば、サマーウォーズで個人的にいいと思ったところを全部抜いた感じで全然面白くなかった。デジモン知ってれば、面白かったかも知れない、というのはおいといて。

なんというか、技術的なところが超いい加減というか、見かけのディテールをちゃんと作り込んでいるようで、意味不明なことやっているので、気になって気になってしょうがない。大量のメールを転送して処理オチさせて勝つというのも、わりとぐったりでした。ネギま!? の電脳シーンの方が、しっかりしてんじゃねーのって思う。

技術的なディテールについてはわりと無関心な監督なんだろうかと思う。電圧以外は。そうでなければサマーウォーズでも割と重要である、パスワードの部分をあんな適当な設定しないと思うし。エニグマでも数十秒の暗算で解くなんてムリでしょう。そもそも技術的どうこうを除いても、数学が得意程度の高校生が解けるようなそんな強度の低い暗号を、社会のインフラストラクチャーになっているシステムで使うわけがない。
あ、そうか、主人公人間じゃないのかも。なんかこう、神的な何か。

お話が面白ければ、そんな細かいオタク的なことはどうでもいいじゃないか。そんな本筋と関係ないこと気にするのはキモイよキモイよという意見も見かけたりする。技術的なところに引っかからない人間だけ見てね、という事なのかも知れないけど、なんだかなあ。というか本筋じゃないことないよね、実際。


久々に古橋秀之のブライトライツ・ホーリーランドをよんだら、第一章の機甲折伏隊とヘカトンケイルの戦いがとてもとてもおもろ格好良くって笑えた。最高。仏教エヴァをやるとしたらコレですよコレ。オペレーターの台詞がなんかマヤで再生される。とても楽しい気分になったので、オペレーター台詞を抜き出してみた。

「<迦楼羅>より報告! 目標を第八識で確認!」
「全隊、進路修正〇三秒!」
「現行相解析終了、目標は希臘系百手巨人属、三〇秒後に欲界に出現!」
「金剛陣展開、迎撃用意!」
「金剛陣展開完了!」
「目標出現!」
「目標柱状体中央――構え!」
「目標の具象化を確認!」
「本尊起動準備!」
「本尊起動準備よし! 有線結集! 三、二、一、三昧!」
「本尊開眼!」
「一〇五、寂滅!」
「三九二、四一九、寂滅!」
「一九五、二一一、二五〇から二五七、寂滅!」
「胎蔵陣展開!」
「胎蔵陣、展開完了!」
「総員合掌!」
「目標の仏性上昇! 仏法下に帰依します!」
「目標内部に煩悩が進入! 結界が不完全です!」
「――目標は六道を高速輪廻! 業が急速に蓄積されています!」
「総員待避!」
「間に合いません――奈落落ちします!」

仏教の知識ないから、あんまり分からないけど、なんかいいなあ。
500人の羅漢が読経することで動かす巨大な毘盧遮那の仏像とヘカトンケイルが戦うという素敵なバトルシーンで、台詞以外にも迫撃舎利弾について「釈尊五〇〇人分相当の仏舎利をまき散らした」とか「五体投地式接地法。着陸の衝撃が功徳に変換され、ヤコの身を守った」とか、色々面白い場面が出てくる。

どこか映像化しないかな。すごい映像映えすると思うんだけど。仏教関係の美術って派手なの多いし、格好いいと思うんだよなあ。CG使いまくったリッチな映像で見てみたい。超見たい。

2009年10月03日

喜怒哀楽

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