2006年03月24日

西暦2006年3月23日の日記

星屑ロンリネスと星空のディスタンスは似ているような別に似ていない。
だって500マイルあるのにタッチなんで出来ないから。
ねえ?
ねえじゃないな。ねえじゃない。
訊くまでもなかった。

疲れてなんか音楽聴きたいんだけど、なんか聴きたいジャンルがわからんなー、あれかなこれかな、とか思って悩んでいたんですが、ふと気がつきました。
アニソンだ!
ネギまのを聴く。あってた。
耳から脳みそが溶け出す音がする。

ipod nanoが見あたらない(´・ω・`)
まあ、使わないからいいんだけどさ。
とはいえ無くしたらもったいないマネー。
ちっちゃすぎるんだナノ。

オタク女子研究 腐女子思想体系を読んだ。別に表紙が志村貴子だから買ったわけではない。
純粋に学術的な興味である。嘘です。
内容はなんだろう。今ひとつ何がしたいのかよくわからないんだけど、強いて言うならオタク女子の勝利宣言か。割と世間に認知されている男のオタクをダシにしてオタク女子はああじゃないよ、アキバ系と違ってまともだしわかってやってるんだよ、という感じに書かれているところはアキバ系の僕としては閉口してしまうわけですが、まあとりあえず言いたいことはわかった。
「研究」とか「思想体系」みたいなところは羊頭狗肉。研究にもなんにもなってないし、資料としては……歴史あたりは役に立つのかな。
というかこの人ほとんど何も調査しないで書いてる気がするけど。オタク語りは自分(自分の周りのオタク)語りになるというのを地でいっているのは、まあ。別にいいけど。
とりあえず理解できないことはハッキリと理解できたけど、そんなのはこんなものを読むまでもない。
こんなの誰が買うんだろうと思ったけど、僕みたいなバカが買うんだな。せめてメガネでなければ。いや、デコでなければ。

というかこの人見下して鼻で笑いつつ、あら馬鹿にしてなんかないですよという感じがするのがなんかやだなあ。相手を持ち上げることで馬鹿にするのは有りだと思いますが、もうちょっとやりようがあるだろうに。

そういえば「人は分かり合える」という帯を見て人は分かり合えないことが分かったとか言うネタが合ったような気がしたけどなんだっけ。Beast Bindか天羅万象か。
天羅か。といっても兄から聞いただけだけど。

フレドリック・ブラウン「未来世界から来た男」
ショートショート集。ちょっと気の利いた話がおなかいっぱいになるくらい入ってる。とはいえ全般的に物足りない感じもする。とはいえこのページ数でと考えると。星新一のショートショートもこんな感じかな。こんど買ってみよう。

ipod発見。

今日の発表は穴があったら入りたくなるぐらいグダグダだったけど、指導の人はいい発表だったよと言ってくれた。ああ、優しさは人を駄目にするんだなあと実感いたしました。

2006年03月20日

それは零の楽しさを持つ

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面白くない。全く面白くない。
どこも面白くない。誰かがこれで楽しむところすら僕には想像できない。そういった意味でこの漫画は徹底している。完成しているといっていい。
466ページにわたって究極のつまらなさを徹底したこの漫画は、今の僕にはある種の芸術性すら帯びているような気がする。そう何かを突き詰めることが芸術に結びつくことがあるならば、これは紛れもない芸術だ。
僕は感動した。
ストイックなまでに誰からも評価され得ないつまらないギャグマンガを追求し続ける作者は孤高の求道者とも言えるだろう。その466ページにわたるどのような視点から見ても評価をすることの出来ない漫画を僕は賞賛する、ことはありえないが、この作者の時間の浪費に僕は感動する。自分が信じるものを追い求めているが、その追い求めているものが哀しいまでに誰の心にも届かないものであることに気がついていない裸の王様の作者の生き様は、何かしら胸を打つものがある。
常に新しいものを求めながら常に同じようにつまらないギャグを提供し続けるクソまずいラーメン屋の親父のような作者に、ナンセンスギャグを描いているつもりなのだろうけど、センスがないギャグにしかなっていない作者に悲しみを覚える。もしかしたらギャグのつもりかもしれないが「星雲賞」頂戴などといっている作者に一人のSF好きとして強い不快感と怒りを覚える。このような漫画にタイトルを使われ名前を汚された小説にたいして僕は強く不憫だと思う。
しかし何より哀しいのは1300円を出してこの漫画を買ってしまった僕である。
金返せ。

2006年03月17日

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今ひとついい背景が思いつかないのでとりあえず。
枠が不必要にごっちゃとしているのでなんか上手いことシンプルにまとめたいんですが。

人が来ると部屋が片付くことはよくあるのでこれを、人が来ると部屋が片付く法則、と名付けたとすると、一昨日部屋に人が来たので、人が来ると部屋が片付く法則が発動して、僕の部屋が片付きました。
いや、それだけですが。
外力が働かないときちんと掃除しないだらしない僕。

最近面白かったもの。
シャングリ・ラ。
面白いだろうなーと思って読んだら面白かった。月刊ニュータイプでスチームボーイDVDやガンプラ付録などと戦って来ただけあって(?)、エンターテイメント小説としては出色の出来でした。伝奇SFアクションその他色々の要素を突っ込んでいい感じで練り上げたごった煮な物語りです。とにかく話が走る走る。等加速度運動みたいな感じでどんどんスピードが速くなっていきます。最後の方なんか二転三転した物語りが四転して五転してくのであなどれません。それをいいと思うか悪いと思うかは人によると思いますが。
僕はいいと思います。キャラクターも生き生きとしよく立っているし、作品世界の空気感が非常によく感じられました。名作。読むときは休まずに一気に読むのがいいと思います。間あけるとスピードについて行くのにすこしかかるので。

それでも町は廻っている。
下町メイド喫茶物語り。登場人物同士の掛け合いが面白い。キャラクターが基本的にみんなアホなのも好感度高い。頭よさげに見せてる辰野(メガネ)も担任もアホだしなあ。実に心がいやされます。あとメイド長の違和感のなさがビックリです。

絶対可憐チルドレン。
最初だけ読んでどーなんだろーと思いつつ読まずに放置していたけど、この前連載立ち読みしたら面白かったので単行本も読んでみました。
あー面白いわー。
安定感たっぷりというか危なげが全くない。熟練の技。実に椎名高志です。作者の持ち味が最大限いかされてて笑いあり、涙あり?、のバランスのいい漫画になってるので継続購入しよう。

2006年03月10日

エルリック

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最初話を聞いたときは、本当かと疑ったし、実際手に取るまで疑いは晴れなかったわけですが、実際に手にとってしまったからには信じざるを得ない。
まさか今世紀中にエルリックの新刊を手にすることがあるとは思っていませんでした。
このなんというか、身もだえするほどの喜びを誰かと分かち合いたい気もしますが、分かち合う相手もいないのでここで発散します。
すばらしい! グレイト!! イエッ!!
たとえアリオッチがアリオッホになっていたとしてもそれは些細なことです。全然OK。ファンタジーブーム万歳、再版ブーム万歳です。実際再版が多いのは非常に嬉しいですよね。ビックスリーほどには知名度が無くても、間違えなく一流のSF作家の作品でも手に入りづらいものが多かったので、聴いたことはあるけど読めない作品が読めるようになるのは嬉しいものです。エルリックサーガ(永遠の戦士エルリックにシリーズ名が変わっていますが)というかエターナルチャンピオンシリーズは全部持ってはいますが、新装版になって誰でも読めるようになるのはファンとしては喜ばしいものです。まして未訳のものまで訳されることになっているのですから堪えられない。
未訳のものがでるのは十一月。二ヶ月に一巻ずつ発売していく模様。ああくそ懐かしい。耐えられん。今日も少し読み始めたのですが、涙が出そうになったので読むのを止めました、もうちょっと落ち着いて読めるようになるまで置いておこう。
ただ一つ、こう胸がかきむしられそうなほど残念なのはエルリックの装丁画が天野喜孝ではないということです。作者をして世界でもっとも美しいエルリックと呼ばせたのも今は昔で現在の天野喜孝の絵がエルリックに合わないのは、というか七巻八巻の時点でかなりあっていなかったのは明らかなのでそれは仕方ないのですが、僕の絵的な嗜好を決定づけたものがなくなってしまうのは悲しいです。紅衣の公子コルムにしろエレコーゼサーガにしろ、エターナルチャンピオンシリーズの天野喜孝の挿絵は未だにそれ以上のものを見たことがないほど素晴らしいものでした。天野喜孝が挿絵画家として一番脂がのっていた時期の作品だから当たり前なのかもしれませんが。現在の絵も素晴らしいことは疑いないのですが、個性が先に立ちすぎて挿絵としては……。
新装版の表紙絵もよくできてはいるのですが、というか誰が描いても納得は出来ないんだろうな。そういえば挿絵がないのが予想外でショックだった。ハヤカワに限りませんがもうちょっと積極的に挿絵を入れてもいいと思うんですが。


というわけでエルリックの新装版、メルニボネの皇子を買ったついでにいくつか気になる本も購入しました。まずステーブルトンの最後で最初の人間。前も読もうと思っていたけど忘れていたのを購入。池上永一のシャングリ・ラ。フレドリック・ブラウンの未来世界から来た男。あとは漫画の俺と悪魔のブルーズ。発表終わった勢いで散財。さあ、きちがいになりなさいも買おうかと思ったけど、文庫じゃなかったので止めた。
しまった。ラファティの次の岩につづくを買おうと思っていたのに忘れてた。

ついでにSFが読みたい2006の雑感。
ベストSF2005は日本の方は読んだことあるのは、サマー/タイム/トラベラー、現代SF1500冊、ある日、爆弾がおちてきてぐらい。もともと日本のそんなに読まないからこんなものか。一位は最近評判の高い小川一水。妥当だとは思うけど二三冊読んだところ今ひとつ肌に合わなかったので読む気はしない。二位のデカルトの密室は割と好みっぽいので文庫になったら読んでみよう。ランクインしているので気になるのとしては、もう買っちゃったけど三位のシャングリ・ラと十位の四畳半神話体系、十一位のベルガ、吠えないのか?、十七位の沼地のある森を抜けて、かな。十三位のバースト・ゾーンはクチュクチュバーンと同じ作家ですね。またアレと同じ雰囲気っぽい……。あとはずいぶん前の作品だけど神狩りがちょっと読みたい。

海外編で読んだのはディアスポラ、太陽レンズの彼方へ、反対進化、マジック・キングダムで落ちぶれて……アレ、やっぱり少ない。ディアスポラが一位なのは妥当というか、これ以外のものが一位になる状況が想像できない。サイコロ本の啓示空間は三位か。面白いのかなあ。しかしアグレッサーシックスがランクインしていないのが納得できない。マッカンドルーの新作がランクインするなら間違えなくしてそうなもんだけど。シオドア・スタージョンはやたらと評判がいいけど、読めないんだよなあ、この人の。どうしても途中で投げちゃう。何処がいいのか今ひとつわかりません。
ランクインしている中で気になるのはどんがらがん、宇宙舟歌、アジアの岸辺、火星ノンストップ、オルタード・カーボン、すべての幻は、キンタナ・ローの海に消えた、といったところでしょうか。とはいえ日本のにしろ海外のにしろどうしても読みたいというのはないですね。というかどうしても読みたいのは読んでるし。

リアルフィクションはいい加減な付け方だな。用はライトノベル作家が書いていればリアルフィクション。最近の日本のSFの新人はだいたいライトノベルから来ているような気が。電撃とかライトノベルレーベルでは受けなさそうなのをハヤカワとかが出している感じがする。いや、それは全然OKなんですが、ハヤカワとかの新人発掘ってどうなってるんだろう。んーまあどうでもいいや。

池上永一のインタビューは面白かった。これ読んでシャングリ・ラを購入。

サブジャンル総括。ライトノベルSF……まあ、どうでもいいや。伝奇アクション&異世界ファンタジー……まあ、どうでも。そういえばよくわかる現代魔法シリーズはRubyの作者のまつもと ゆきひろが言及して多様な気がするので、きにならなくもなくもなくもない。海外ファンタジー、ホラー、ミステリ、ノンフィクションもどうでもいいなあ。
コミック。知らないのばっかり。絶対可憐チルドレンはこないだ読んだら面白かったので買おう。
アニメ。かみちゅ! はSFアニメだったのか! そんなこと……なくもないか。火星人とか出てくるし。あとはどうだろう。アクエリオン、エウレカセブン、ノエインは最初の方だけ見たけど駄目だった。ガン×ソードは見てみたい気がする。倉田英之だし。
古橋秀之のケイオス・ヘキサ三部作のどれかかタツモリ家の食卓あたりをアニメ化してくれないか、どこか。

2006年の出版予定。
ハヤカワ。エルリックは当然買うので、おいといて、おれはミサイル、マルドゥック・ヴェロシティ、人狼日記はでてほしい。とくに古橋秀之の人狼日記は。あとは岸本信司のスペースローブ。リングワールドの王座は文庫にならんかなあ。
角川は池上永一のレキオスが文庫になるようなので買おう。山本弘の新刊も。
河出書房新社。ル=グィン、ブラッドベリの新刊はチェックしよう。奇想コレクションでイーガンが出るのはいったい何時なんだろ。銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズの新刊が四月から出るそうなのでこれは買う。
最近かなり気を吐いてる国書刊行会。プリーストの短編集、ベスターの長編はチェックレムはどうしようかなあ。ここのは文庫じゃないから高い上にしまうのが面倒。
東京創元社。ホーガンの揺籃の星の続編が出るみたい。あとは、とくにないなあ。キャプテン・フューチャーもまあ、いいや。


そういえばブラッドベリの雷のとどろくような音、が「サウンド・オブ・サンダー」というタイトルで映画化したみたいなんですが、予告編を見た限り耐えられそうにないので止めよう。どうしてああなるんかな。

ついでに最近読んだ本。
フレデリック・ポール、異境の旅人。
異星人に育てられた地球人が、地球に帰ってきて……みたいな話し。悪くはないんだけど、フレデリック・ポールの作品は今ひとつぴんと来ない。

コリィ・ドクトロウのマジック・キングダムで落ちぶれて。
フリー・エネルギーと不死の技術が確立され、貨幣経済の変わりに人の評価<ウッフィー>がそのままお金の変わりになる<ビッチャン世界>で、ディズニーワールドのホーンテッド・マンションで働く主人公が、ホーンテッド・マンションを改革しようとする他の勢力と争う話。
イーガンのボーダーガードみたいな世界の話なんだけど、やっているのは遊園地のアトラクション内の勢力抗争と実にみみっちい。だが、そこがいい。ポスト・サイバーパンクの良作といってもいいんじゃないだろうか。科学技術で考え得る何もかもが実現された世界で、人間はいったい何をするのだろうか、という事なんだと思う。この本の答えは何も変わらないだけど。宇宙の熱死が語られるような世界でそれは寂しい気もしますが、これもありかなという気にはなります。あと、タイトルの通り主人公が見事に落ちぶれていくのが見てて切なかった。

2006年03月08日

真紅

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なんか結構時間かかった……。
ヘイッ!

アニメ見たり漫画読んだり結構ローゼンメイデンに時間を費やしてます。漫画はそれなりに面白いな。というか先に見たアニメが (略) 過ぎたので、その分基準が下がったというのもあるような無いような。プラネテスの逆。
しかしアニメは特に顕著なんですがなんというか全般的な統一感の欠如というか。球体関節人形がメインを張っているんだからもっと耽美系とか、ドールの雰囲気を生かせる舞台にすればいいと思うんだけど。なんかこう、特徴もない九十年代にたてられましたという感じの家とかなんだとか、主人公は現代的引きこもりだし。どうもすっきりしないんですよね。
落ちもの系のバリエーションだから視聴者が共感できる環境じゃないと意味はないんだろうけど、ちぐはぐな感じを受けてしまい残念です。個人的には徹底的に耽美系というか装飾的な雰囲気で攻めて欲しいです。トロイメントのオープニングみたいな感じで本編も。本編は……だったので。あのオープニングのできはなかなか感動的で何度も何度も見てしまった。
原作の方は果てしなく説明不足の絵が逆に幸いして雰囲気の統一感はあるので有りかなとは思います。通して読まないと何が起こっているのかサッパリわからないけど。
そういえば落ちもの系のヒロインにバトルロワイヤルさせるのもなかなか新しい気もしますが、ある程度短期で終わらせないと間延びするよなあ。アニメなんか二クールやってアレだから緊張感もクソもない。壊れても直るわなんだわ。バトルロワイヤルの意味ないよなあ。原作はそういうことはないみたいですが。人形同士が戦うから汚い事にはならないんだよな。つくづく舞台設定がもったいない。
そういえば二期の終わりで雛苺と蒼星石と雛苺がリタイアして原作の今の状況とだいたい同じなんだな。だからどういう訳でもありません。
またローゼンメイデン妄想を仕様かと思ったのですが、正直情報を集めすぎて今更妄想もないだろうという気分なので止めます。ローゼンメイデンは人蠱を作るための道具だったみたいなノリの妄想を考えていたのですが。

以下前アップしようと思って途中まで書いて飽きた自分の知っているローゼンメイデンの設定。基本アニメ。ついでなのでのっけときます。

ローゼンメイデンは球体関節人形であり、水銀燈、金糸雀、翠星石、蒼星石、真紅、雛苺、雪華綺晶の全部で七つのドールが存在する。ローゼンメイデンはローザミスティカというなんか魂っぽいものをもち、その作用で人格を持ち自律稼働する。ローゼンメイデンはローゼンというおっさんが作った。ドールはお互いのローザミスティカを奪い合うアリスゲームを行わなければならない。ローザミスティカを全部集めると、ローゼンが望むアリスになることができる。アリスになるとローゼンに会える。アリスゲームはローゼンメイデンの宿命らしい。とかいいつつアリスゲームだけがアリスになる方法じゃないらしい。作品の根本が鮮やかに否定された。崩壊する作品。
ちなみにローザミスティカは元々一つだったものを分けたらしい。
ドールたちは飲食する。しかし排泄はしない。ドールたちはなにか柔らかい素材でできている。ドールはダッチワイフではない。ドールは少なくとも五十年以上前に作られている。ドールはミーディアムと呼ばれる契約者の生命力を借りて、力を発揮する。契約者の力を使いすぎると契約者は死ぬこともある。ドールは鞄に入っている。鞄は空を飛ぶ移動手段にもなる。それ以前にドールは飛べるくさい。金糸雀以外は。球体関節人形といいつつ首周りとか手首とか指とかに全然球体が見あたらない。たぶん”やわらかい”素材だから。でも肘とか肩とか胴とかはしっかり球体関節。
ドールたちはそれぞれ人工精霊とnのフィールドをもつ。人工精霊はよくわからないけど便利屋みたいな物? 因みに真紅の人工精霊はホーリエ。nのフィールドはドールの性質を反映した亜空間みたいなもの? nのフィールドにいるとドールの力が増す。

・人形の設定。
水銀燈。第一ドール。好戦的。アリスゲームに対してもっとも積極的である。真紅を目の敵にしている。ジャンクといわれると怒る。おなかに欠陥がある。背中の黒い羽で攻撃する。壊しても壊しても生き返ってくる。語尾がですわぁ。VIPPERと二次裏住人に大人気。
金糸雀。第二ドール。無能な働き者。ローゼンメイデンの永田議員。しずちゃん並にへたくそなバイオリンで攻撃。語尾がかしら
翠星石。第三ドール。ツンデレ。デレを安売りする。じょうろで植物を操作して攻撃する。あと夢がほにゃららら。人気投票第一位。僕はみんなが考えることが理解できません。
蒼星石。第四ドール。僕っ子。コンプレックス保持者第一位を爆走中。はさみで攻撃と夢がほにゃららら。男の人形ではない。翠星石とは双子。
真紅。第五ドール。主人公のドール。ツンデレ。デレは安売りしない。花びらとかステッキで攻撃する。ローゼンメイデンの中で一番薔薇っぽいところがいかにも主人公らしい。とにかく偉そう。トイレで紅茶を飲むのが好き。「闘いたくないの」 あっそう。
雛苺。第六ドール。バカ。
雪華綺晶。第七ドール。きらきしょうと読む。白い。
薔薇水晶。ほにゃららドール。偽ローゼンが作った偽ローゼンメイデン。アリスゲームに勝利するもローザミスティカを全部手に入れたら大爆発。その壊れ様はパノラマ島奇譚。ジュン大爆笑。
・キャラクター設定。
ローゼン。ローゼンメイデンを作った人。稀代の人形作家。アリスぅ、アリスがほしーよぅ。
ラプラスの魔。ウサギ顔の道化師。そのウザさはまさに悪魔級。
塊。偽ローゼン。
桜庭ジュン。ローゼンメイデンの主人公。中学生。引きこもり。服のデザインとかスキー。それがばれて弄られて不登校に。変な商品を買ってぎりぎりクーリングオフするというとても現実世界に存在するとは思えないような怪奇な趣味を持つ。真紅のミーディアム
桜庭とも。ジュンの姉。家事をすべてこなしつつ引きこもりの駄目弟を猫かわいがりする。クリケット部に入っている。運動部に入っているとは思えないほどドジ。頭は悪い。
おかっぱ。雛苺のミーディアム。剣道部部長。
通行人。道路を歩いている。
通りすがりの中学生。主人公の前を通りすがった中学生。
通りすがりの同級生。主人公の前を通りすがった同級生。

2006年03月06日

を、あえて低いものだとする。

ガンダムはアレですよ。リアルロボット。
日本語っぽく言っちゃうと現実的ロボット。
凄いよね。リアルロボットって。もしかしたら現実に出来ちゃうかも! なーんて思わせちゃう不思議な魅力がありますよね。未来の兵器! リアルなSF! みたいな? ね。
しかもものすごい人間ドラマ。超感動的! 勧善懲悪の浅薄な子供向けのお話じゃないの。敵には敵の正義があるんだよ! キャラクターにも厚みがあるし、格好いい。他の低レベルなアニメや漫画では味わえない、そんじゃそこらの小説でも太刀打ちできない大人でも十分ハイレベルな物語なんですよ。
もうみんな嗜みまくり!

wwwバロスwwwwww
そろそろガンダムはオタクの教養みたいな風潮の鬱陶しさに耐えられない僕が来ましたよ。いやホントみんなどうかしてるよ。否定はしませんよ。別に。まあ確かにガンダムは面白いと思います。小学生の頃GガンダムとかWガンダムとかリアルタイムで見てはまってましたし。
とかいうとアレなんですよね。ほら、いるじゃないですか。ファーストに比べればホニャラララ。宇宙世紀ホニャラララ。富野がどうしたのこうしたの。
そうですか。
否定しませんよ。最近連載中の漫画でしか追っていないけど、機動戦士ガンダム面白いとは思いますよ。ええ。確かにそれなりに面白い。作品に関してどうこういうつもりは全くありません。機動戦士ガンダムは面白い。よかったね、終わり。
で終われば別にいいわけですが。いいわけですよ。
でもそうはならないわけです。
ハッキリ言って持ち上げすぎですよ。持ち上げすぎ。どんだけもちあげてんだよ。間違って手を離したら間違えなく死ぬ高さです。
ああ、もう全く意味わからん。そこまでファーストは! ファーストは! とか知能的に挑戦している人みたいな勢いで叫びたくなるような作品でもないでしょう。
最近はファーストみたいな作品がない! 消費者側の楽しみ方のレベルが下がったから。
ハァッ!?
馬鹿じゃねえの。あなたの知能的な挑戦を声高に主張するのは恥ずかしい行為だと思います。これは確かによっぽど酷い例なんですが、ほんとネットなどでガンダムを持ち上げているのなんかよく見る度にどうかと思うんですよ。いや、ガンダムを持ち上げるのはいい、それはいいんですよ。好きなんだから。僕だって好きな作品は最大限持ち上げますよ。好きなんだから。
しかし、ガンダムを引き合いに出して他の作品は駄目だ! とか最近のオタクは! みたいのを見ると爆笑。さらにファーストがとかつくと大爆笑。勘弁してくれ。笑い殺す気かよとか思う前にむかっ腹が立つ自分がいるのを最近発見したんですよ。もう耐えられない。よし、言うぜ、オレ!
ガンダムはそこまでたいした作品じゃない!
勧善懲悪じゃないのが新しかったってそりゃアニメしか見てなけりゃ新しいでしょうがね。リアルリアルってリアルなのがよければシンレッドラインとか適当な戦争映画でも見ればいいでしょうが。映像作品が嫌なら佐藤大介とか小林源文とかですか。あまり詳しくないので何とも言えないし、なんでもいいですけどね。ガンダムの何処がリアルよ。ゲッターとかよりそうかもしれませんが。それっていわゆる「埼玉県は福島県よりもブラジルに近い!」じゃん。そりゃまあそうですけどね。いやでも遠いじゃん! とかそういうつっこみは彼らには届かない。
人間に厚みがあるとか言われてもなあ。ねえ。まあ。人間ドラマが見たいならなんか映画でも見ればいいんじゃないの。小説でも読めばいいんじゃないの。よっぽど「厚み」のある作品が見られるでしょうね。アニメが小説や映画に比べて劣っているとか言うつもりもないですが、単に歴史が長い分いい作品は多いわけですし。
SFとしてとか……いや、何も言いませんが。言わないですよ。ええ。僕もそこまで恥知らずじゃない。
言いたいことは、ガンダムが凄い凄いとか言われるのって単にスーパーロボットの範囲内でですよねってことです。スーパーロボットを「大人が楽しめるもの」にしたのは凄いことなんだろうし、そこからSFに入った人も見たこと無いけど多分いるんだろうし、それは喜ばしいことなんですが、ファーストは! みたいな人の主張を見るとどれだけ視野が狭いんだろうとか思ってしまうことが多いです。僕も視野が広いわけではないのであまり大きな事は言えないのですが、他の作品を落としてめて自分の好きな作品を持ち上げるなら、そこは多少なりとも意識しないといけないところだろうと思います。そこでガンダムを持ち上げること自体が恥ずかしい。というのは多々あるわけです。
ああ、でも台詞回しは確かに凄いですよね。ぶったね! とか、坊やだからさ、とか。というかネットでみんながたしなんでいるのはこの変な台詞回しだけのような気もしますが。確かにこういう笑える印象的な台詞回しの上手さはなかなか他では味わえないものなのかもしれません。ああ、ジョジョでも同じような楽しみ方はされますか。
もうなんでもいいですよ。
で、いきなり前言を撤回しますけどガンダムはそこまでたいした作品だと思いますよ。商業的に、あそこまで成功しているアニメなんてそう無いわけです。オモチャの販促番組としてはありえないレベルで大成功していると思います。そしてそれだけ魅力的な作品であるのも間違いは無いわけです。そこは否定するつもりはないんですが、単純にファンが腹が立つし鬱陶しい、事が多い。ほんと勘弁して。
みんながみんなというわけではないんですが、ガンダムが好き、特にファーストがとか言っている人を見ると、なんか僕はガンダムをそんじゃそこらのアニメや漫画や小説なんかで萌え萌え言っているような程度の低いオタクとはとレベルの違う所で楽しんでるんだ。みたいな臭いがぷんぷんしてくるんですよ。僕はガンダムのリアルな世界観や人間観やドラマを楽しんでるんですよ、とかそういうアレ。それこそ程度の低い自尊心みたいなものを強烈に感じるわけです。実に醜悪です。
だから僕は、ガンダムオタもシードオタも萌えオタもSFオタもたいして変わりはしないんだよ、とそういう自覚をもって、作品や周りの人に接して欲しいんですよ。戦争を扱った作品としてのガンダムみたいな世迷い言は止めて。楽しんでいるガンダムオタクに水をかけるつもりは別にないわけで、単にこっちに水をかけるなと言いたいだけです。
「ガンダムは節度を持ってお楽しみください」
終わり。

2006年03月04日

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バランス悪ッ!!
それはともかく、こういうのを描くのが楽しいことを久しぶりに思い出しています。思い出させたローゼンメイデンに感謝。
つってもこういう適当な絵は簡単に描けますが、この方面でちゃんと上達しようとしたらよほど大変だよなあ。でもまあ楽しいことは楽しい。頭使うのが面倒なだけと言えばそうですが。

2006年03月02日

らくがき

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今一上手くいきませんが影響のわかりやすい絵を描いてみる。画集を探したら特にないみたいですね。残念のような別にいらないような。

SR・かみちゅ! カプセルトイ・ガシャポン・プライズ・フィギュア
僕にどうしろと!?
とか思ったけど、見てみたらどちらかというとモッコスだったので問題なし。さすがにこれを買い集めるほどかみちゅ!に狂っているわけではありません。しかし、できがよかったら買い集めなきゃいけないとこだった。危ないこっちゃ。
でも多分一個ぐらいは買う気がする。