2007年04月24日

あー

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しまった!! 昨日のヤツ、帯を外して本に挟んでおく、を忘れていた。うっかりしてた。いや、よく考えたら本に挟んでおく人ってけっこう多そうだなと思います。どうでしょうね。

2007年04月23日

よいではないか。よいではないか。

帯をどうしますか。
本の帯。アレ読むときもしまうときも邪魔なんですが、何となく捨てるに忍びなかったりして困ります。けっこう凝っているのもあるし。でも本につけていると邪魔だし、ゴチャゴチャした感じで見映えが悪いし、出し入れの時に引っかかって本が傷んだりする。まあ、今日買った本をカレー喰いながら読んで汚している人間が傷む云々は心配することでもないのかも知れないけど。

でもつけているとどうにもすっきりしないんですよ。本棚に綺麗にそろえたいときとか、あからさまに邪魔。なので読んだ後しまうときには全部外しているんですが、それをどうするかという話で。
フェアのとかで本とは直接関係ない帯は、即座に捨てるんですが、別の人が推薦文を書いているのとかだと、捨てるのをためらったりする。捨てるときは捨てるけど。
まあ、というわけで、なんとなく箱を一個用意してその中につっこんでいるんですが、冷静に考えなくても、これ捨てても同じだよなあとか思ったりする。
既にあふれ出ているし、それ以前の問題として、どれがどの帯か分かるんかいな、という疑問がある。割と根源的な問題です。
というわけで、みんなどうするんだろうと思ったりする。
 
1.捨てる
2.捨てないけど外す。
3.つけておく。
4.捨てるけどモノによっては捨てないで取っておく。
5.捨てるけどモノによっては捨てないでつけたままにしておく。
6.捨てないけど外すけどモノによってはつけたまま。
7.捨てないけど外すけどモノによっては捨てる。
8.つけておくけどモノによっては外して取っておく。
9.つけておくけどモノによっては外して捨てる。
10.つけておくけどモノによっては外して取っておくモノもあるけど捨てるものもある。

さあどれだ!!
 
1の人は右手を挙げてください
2の人は左手を挙げてください
3の人は両手を挙げてください
4の人は両手をおろしてください
5の人は両手をおろしたまま立ち上がってください
6の人は立ち上がって右手を挙げてください
7の人は立ち上がって左手を挙げてください
8の人は立ち上がって両手を挙げてください
9の人はチャックが開いたままです。
10の人はフラメンコを踊り出しました。

2007年04月22日

僕らの凄い生きる力

人間力とか。本能の力とか。凄いですね。もう。きっと昔の人はゲージマックスだったんでしょうね。時代が進むと科学技術とかで減っているんでしょうね。凄いですね、昔。
みんな洞穴暮らしとかするともう。すごい。これ。生きるか死ぬか。狼とか超怖い。
本能全開。死にたくないもん。→人間力。
そんな感じ? やっぱだめですよね。科学技術とか。人間本来の力を弱めてどうするんでしょうね。やっぱり病気とかで何万人も死ぬほうが、本当に強い人間とかだけ生き残るから良いですよね。進化論的に。野生の掟に従わないと、弱っていくんですよ。種としての人間が。ねえ、だから若い者は生きる力がないんですよ。格好いい詩を読んで華厳の滝にダイブしたりするんですよ。教養なんていうのは、反本能の極み。本当に最近の若い者はダメです。もうダメダメ。勘弁してください。「巖頭之感」とか。何言ってんの?
教育とかしちゃダメですよ。アレはダメ。ほんと。本能を弱らせる。生きる力とか減衰曲線を描く。おかしい。頭でっかち。行く末は火星人。ウェルズ。やっぱり人間野性的でないと。
生きる力を強めるには、生存競争。生きるか死ぬか。ジャングルに裸でひとりぼっち。頼れるのは己の拳のみ。一撃必殺。七孔噴血。二の打ちいらず。野生の獣も我が敵ではない。
そして、群れたらもう、人はアレですよ。疑心暗鬼。なにより隣が信用できない。生存競争。生きるか死ぬか。合理的人間の群れ。自分が大事。何より自分が大事。打ちてし止まぬ、何事も。戦って戦って、戦い抜いて。ガンダム・ザ・ガンダムの栄誉を手に入れたりする。それくらい生存競争。生きる力は無限大。リミットブレイク。
本能の力 meets 世界。抜き身で、自分自身で世界と向き合う人間。言葉は世界を切り分けて、ありのままを人間から隠してしまう。ダメ。もう。言葉とかいらない。人間力の敵。ラスボス。本能を曇らせる林檎。神の罠。人間力突破。世界そのものが輝いて見えます。
「世界はこんなに美しいのに」
自殺する人はいなくなります。みんな他殺。本能の力、生存競争。他人を殺して俺は生きる。優しすぎると生きられない。超ハードボイルド。生きる資格? 何それ。男は背中で騙るのです。
欺きあい。カメレオンのように隠れ、蝶のように舞い。蜂のように刺す。立ちはだかる者には死あるのみ。人間力は無限大。空へと舞い上がる美しいジャパン。

2007年04月18日

Operaに付属のメーラー。ブラウザと一体型で使い勝手もそれなりによく、愛用しているのですが、このスパムフィルターが凄い。超高性能。ふつうのスパムフィルターだとある程度教育しなければ使い物にならないのですが、もう最初から超高性能。分類しまくり。スパムメールは先ずフィルターに引っかかる。間違えなし。それどころか自分が自分に送ったメールも引っかかる。間違えなし。友達が送ってくれたメールも引っかかる。もうアレですね。僕が読む前からメールの中身を理解して、きっとこれはいらないとか判断している。間違えない。自分が自分に送るメールは意味がないとか思っている。凄い。超判断力。あり得ない。現代の技術を超越してる。スパムとかスパムじゃないとかもうそういう次元じゃない。というかスパムフィルターがスパムと認定してものがスパムみたいな? そんなレベル。もう僕の判断とかいらないのか。Operaの技術力はもう頭抜けています。22世紀の技術です。ドラえもん。でも、就活のメールをスパムにするのはかんべんな。ホント、M2は地獄だぜ! フゥハハハーハァー

2007年04月17日

ニッコーニッコー


あー中間発表終わって、で。
なんだっけ、なんかすることあったっけ。
そうだ、コミティアにだす冊子の表紙を描かないと。
と言うかアレ、せっかくだから印刷所頼もうかと思ったけどGWあわせだとセットとか締め切り早いのね。知らんかった。イベント集中しているからしょうがないか。表紙思いつかなくて放置していたから、スケジュール的にきついようなきつくないような。というわけで普通にコピー本で作ろう。
しかしせっかく一ヶ月以上前に終わってたのになあと思うけど、まあ、あんま金使うのもなんだしな。と言うことにしておこう。うーんカラーで表紙だとコピーじゃないと金がキツイし。と言うことにしておこう。
いや、ほんとこれほんと。


んで。
そう、次描こうと思っていたけど細かいところどうしようかとか思っていた話が、先日なんかパッと良い感じで最後まで思いついたのは良いけど、正直これからが長いんだよなあ。
八月のに間に合うのかなあ。手遅いしなあ。なあなあなあ。


ニコニコ動画で、Gガンダムの師匠との最終決戦を見たりする。
東方は紅く燃えている!! 名シーン。
でも、小説版の宇宙艦隊にMF一機で向かってやられちゃう師匠もステキです。
そういや、小説版あんまり評判良くないらしいけど、僕はけっこう好きだったりします。なんというかアニメのはじめの方のちょっと斜に構えたドモンがずっと続くような感じが。テンション上げないGガンもまた別の趣があるものです。

どうでもいい話。
メディアミックス展開している作品を見ると、やっぱりこう、ぜんぜん話が違うのが楽しめるよなあ。世界設定とキャラ設定だけが同じとか。それすら違うとか。それぐらいが一番無心で楽しめるなあ、と。
原作と基本的に同じ場合、差異が目について、なかなか楽しめないんだよなあ。
と、ぼくらの二話を見て思った。もちろん細かい変更に意味はあるんだろうし、全然オッケーなんだけど、気になる気になる。気にすることもないけど。
逆にプラネテスとかは全然OK。というか積極的にOK。
タナベが(ry
という話。どういう話?

■池谷 裕二「記憶力を強くする」
記憶力にかんする脳神経学とかの話+で実際どうすりゃいいの? みたいな本。
前半は「進化しすぎた脳」の感じを海馬に注目した感じ。記憶力だけに、海馬。
後半は科学的な裏付けはあるモノの、云っていること自体は普通の記憶力の本とそこまで違いはない感じ? 連想させましょうとか、復讐しましょうとか。そういう話。復讐じゃない復習だ。リベンジしてどうする。
まあ、結局頑張らなきゃいけないという当たり前と言えば当たり前のはなし。一応記憶力をよくする物質とかは見つかってきているみたいだけど……実用になるのはいつだろう。というか、なるのかなあ。
読んで思ったのは、僕はエピソード記憶能力が低いんじゃないの? と言うことで。何というかもしかして感情の振れ幅が小さいのかなあ。そんなことはないと思うんだけど。

■マーク・ブキャナン「複雑な世界、単純な法則」
いわゆるスモールワールドネットワークの解説本。規則的なネットワークのリンクを幾つかランダムにすると、クラスター係数が高くて、隔たり数が小さなネットワークが出来るという98年のワッツとストロガッツの発見から始まった新しいネットワークの研究のお話。
具体例も多く分かりやすかったし、今まさに発展している分野というのが伝わってきてワクワクさせられる。この本は原著が出たのがもう五年も前なので、内容については多少古いとは思うけど。
ブルーバックスの「「複雑ネットワーク」とは何か」は去年出た奴なので新しい内容もあるはずというか、読んだのに内容忘れているから、もう一度読み返そう。

そういや六次の隔たりの実験をしたのが、ミルグラムというのは知らなかった。いろいろな実験している人なんですね。

2007年04月12日

ティアその他

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コミティアの参加案内が来ました。2ホールになって申込数がキャパ内に収まったらしく、当然ながら落選ということはありませんでした。
あと、なかなか良い場所が割り当てられてました。ありがたいことです。

□舞-乙HiME
のマテリアライズシーンをまとめてみた。キッチリキメているのだけですが。あと適当に気が付いたことを。

第01話
ニナ:コーラル制服 → コーラルローブ (マシロの認証)
第03話
シズル:マイスター服 → 嬌嫣のローブ
第07話
アリカ:作業着 → 蒼天のローブ1.0
第08話
ハルカ:マイスター服 → 珠洲のローブ
第13話
アカネ:パール制服 → パールローブ
第17話
ナツキ:マイスター服 → 氷雪のローブ
シズル:マイスター服 → 嬌嫣のローブ
アリカ:コーラル制服 → 蒼天のローブ1.0(微妙に省略されているバージョン)
ニナ:コーラル制服 → 漆黒のローブ
第25話
ナツキ:マイスター服 → 氷雪のローブ
第26話
ナツキ、シズル、サラ、ナオ:マイスター服×3、シマシマ服 → マイスターローブ×4(まとめて)
DVD第07巻おまけ
ミコト(猫):首輪 → コーラルローブ(誰が認証してるんだ……? あ、別にマスターがおきている必要はないから、アリカを仮の主として認証させたのかな)
Zwei第01話
アリカ:マイスター服 → 蒼天のローブ1.5
舞衣:マイスター服 → 紅玉のローブ(なんで炎綬のローブじゃないんだろう)
Zwei第02話
サラ:マイスター服 → 銀河のローブ(蘭玉のローブかも)(サロゲートシステムの認証)
舞-乙HiME 乙女舞闘史!!
レナ:マイスター服 → 蒼天のローブ2.0

意外と少ないなあ。記憶を頼りにリストしたので、忘れてるのがありそう。

どうでも良いけど、第三話でアリカのナノマシンをシズルのジェムで制御してマテリアライズしているのに、なんでコーラルローブになるんだろう。マイスタージェムには、コーラルやパールのローブをマテリアライズできる情報も入っているんだろうか。

五柱と同様に真祖がマスターなのに、コーラルもパールも認証を受けなければならないのは何でなんだろう。しかも1話からすると、ヴィントブルームで認証出来るのはマシロだけということになる。つまり、五柱か王族でなければ認証できない。王族というか指輪についているジェムか? 血筋でないのは確かだし。うーん。しかしユカリコは授業の度に生徒全員に認証しているのか。面倒くさそう。

マリアやユカリコの立場もよく分からない。本編後半で真祖が認証できなくなってからマテリアライズできていないっぽいので、マスターは真祖なんだろうけど、そうだとすると五柱との違いがよく分からない。コーラルやパールみたいに誰かに認証してもらわないといけないって事もないだろうし。単に立場と役割の違いなのかなあ。あるいは元五柱でオトメのままの人が先生になるとか。

デルタフォースのマスターって誰? と思って見返してみたらボーマン中将が四人のマスターだった。デルタフォース一人でも死んだら、この人アウトか。なかなか、危険な立場だなあ。ん、それとも漫画みたいに一人でも生きていたら大丈夫なのかな。

しかしアスワドとアルゴスの闘争や、最後の決戦あたりを見ると、けっこうマイスターオトメって多そうだなあ。王族のオトメになるのが滅多にないと云うだけで、マイスターの職自体はコンスタントに数があるのかも。ある程度の年齢になったら止めるんだろうし。学園長ったって若いんだろうなあ。

いや、しかし色々不思議ですね。ほんと不思議。こんなこと真面目に考えている自分が不思議でたまらない。自分ふしぎ発見!!

□今期のアニメ追加
・らき☆すた
京アニということで一応チェック。OPは凄かった。本編は原作知らないのでよく分からなかった。
・ぼくらの
なるたるアニメが微妙だったので、どうだろうなーと思ったら、けっこう良かった。絵の再現率高い。
しかし、番宣みたら使っている画が第1話からだけなんだけど、大丈夫なのかな。

と言うわけで続けてみるのは、グレンラガン、精霊の守り人、ぼくらの、ゼノグラシアかなあ。いや、多いよ。

2007年04月08日

近況日記と視聴覚

近況というか、ええと、先週の土曜日に花見に行きました。
曇っていました。ソメイヨシノが咲いていました。
あとは、うーん。
ご飯を食べたり、睡眠を取ったり。
寝たり。
起きたり。
本を読んだり
漫画を読んだり。
アニメを見たりしているのです。
ニコニコ動画を見たり、ニコニコしたり
排泄活動に従事したり。
しているのです。
平和な日々
ですね。

と言うわけで本の感想、漫画とかアニメとかまとめて。
最近はあんまり気合いを入れて感想を書く気もしないので適当に。
大分前のんもあるけど。

□E.E.スミス「レンズマン」
再読。
ン年ぶりに読み返したけど、やっぱり面白い。面白すぎる。荒唐無稽なガジェット群、銀河を軽々と飛び越えるスケール感、壮大なヴィジョンと、そしてエンターテイメント性、どれをとっても近年のニュースペースオペラと比べても全く見劣りしない。というかこの作品と比肩しうるSFってどの程度あるんだろう。
バーゲンホルム、負爆弾、トレンコ、ボスコーン、太陽ビームそしてもちろんレンズなど、ここのアイデアのオリジナリティが高すぎる。そしてスミス独自のアイデアってあんまり後の作品があまり再利用していないんですよね。何でか。強すぎて使いづらいのかも知れないけど、おかげで今読んでも新しさを感じるので全然問題ないのですが。

そういえば、タツモリ家の食卓を読み返して思ったけど、カーツ大尉のベルってレンズのオマージュ……だよね、多分。

□柳沼行「ふたつのスピカ」
宇宙飛行士を目指す女の子の話と云うことで、基本明るいのかと思って読んだんですが、そんなことはなくわりと悲劇的というかなんというか、けっこう読んでてへこみました。面白いんですが。
へこむ。

□谷川流「涼宮ハルヒの分裂」
アニメが放送後、初めての新刊。どこぞで評価が高かったので思わず買っちゃった。
面白かった。
シリーズ中一番面白かったかも。いや、この巻で完結していないので、六月発売の次の巻を読んでからじゃないと何とも云えないのだけど、今のところかなり良かった。
まあなんか微妙な敵対組織も出つつもかなり安定というかマンネリ的な状況なっていたけど、主人公周りに新しいキャラが出ることで話が一気に展開し始めてる。どうでも良いけどこの作品のキャラ作りは人気でそうなツボを押さえているなあ。それはともかく。
主人公とかが置かれている状況が明確になったので、話の見通しが良くなったていい感じ。
まあ、叙述トリックが無駄に仕込まれていたり途中から変なことになっていたりするけど、なかなか良かったです。前巻までで投げた方もだまされたと思って読んでみると、実際だまされているかも知れません。

□梅津 信幸「あなたはコンピュータを理解していますか?」
コンピュータ科学の基礎を、非常に砕けたたとえを用いて解説している本。対象としてその手のことを全く知らない人を選んでいるため、非常に分かりやすい。内容としては情報量とか通信とかオートマトンとかアーキテクチャとか。
この手のことに興味がある人はとっかかりとして読むと良さそうな本。ちゃんと勉強したい人間様に参考文献もきっちり書いてある。ぬかりなし。

□支倉 凍砂「狼と香辛料」
ヒロインがキャラクター投票第一位になっているということで読んでみた。
豊饒の神である狼の化身であるホロと中堅行商人のロレンスが偶然道連れとなり一緒に旅したりロマンスしたりする話。商売の話が中心になると言うことで、ライトノベルのファンタジーでは珍しい気がする。なかなか面白かったですが、なんというか、ちょっと物足りないです。好みですが、もうちょっと派手なのが良いなあと。
しかしホロが第一になるとは、人外ロリの需要というのもなかなか高いんだなあと思った。まあ人事のように書いているけど、デモンベイン好きの僕が云えることは何もないんです。
いいですよね、アル・アジフ。

□ケン・マクラウド「ニュートンズ・ウェイク」
最近はやりのニュースペースオペラで英国人作家が書いているSF作品。シンギュラリティ後の世界でAIが残したワームホールがうんたらかんたらとか、バックアップがなんたらかんたらとシンギュラリティを扱う系の作品が押さえているネタはしっかり押さえてた。
というわけでなかなか良かった。
しかしストロスといい、ニュースペースオペラって政治ネタを世界設定に組み込むのが多いんだろうか。レナルズとかはどうなんだろう。「啓示空間」にしろ「カズムシティ」にしろ厚すぎてとても読む気はしないけど。
あー、「タフの方舟」でも読むかあ。

□池谷 裕二「進化しすぎた脳」

タイトルはキャッチーだけどそれにかんする話は一部分。高校生を相手に行った脳神経とかの授業をまとめた本。語り口も平易で分かりやすい。分かりやすいけど内容はかなり興味深い。面白い。こういうのを読むと自由意志とかのことについて多少考えちゃったりするのはきっと僕だけではないはず。
ちなみにタイトルのことに関していうと、サルとかと人間を分けるのは脳よりもむしろ体の機能のほうだとかそんな話、だとおもう。
いつ頃僕らの頭をビット列に変換できるようになるんでしょうね。そんなに先でもないのかも知れないけど。

□「魔法少女リリカルなのは」
TVアニメシリーズ
女の子が魔法少女になって戦うとか何とか。
食わず嫌いですが変身ヒロイン物はあんまり好きでなかったのですが、「舞-乙HIME」がクリーンヒットだったことを踏まえそろそろ新たなジャンルも開拓するべきかと思って見てみた。
んーそこまでは楽しめなかった。魔法少女じゃなくて魔砲少女物だ! というのをどこかで見てワクワクしながら見たんですが、その辺については期待しすぎだった。
まあでも、魔法少女ものがどういう感じのものかはなんとなく分かった。
でもやっぱり変身シーンがまどろっこしいんだよなあ。舞-乙HIMEなみにぱっぱと変身して欲しい……。単なる好みの話ですが。

好みの話ついでに。
マテリアライズシーンが好きなんですよ。いや、なんというか格好いいんですよ。ホント。スピード感もあるし、なんというかかっちりとポーズを決めるところとか。うんたらかんたら。

□舞-乙HiME Zwei 第二話「ア・ラ・シの予感」
前巻「ユメノツヅキ」が凄かったので期待ワクワクでみたらそれほどでもなかった。アレって感じで。正直バスジャックは前巻の隕石撃墜作戦ばりにたんなる導入かと思ったらそんなこともなく引っ張る引っ張り。どでもいいけど、チエとサラの能力を使ったら一瞬で片がついたと思うんですがその辺偉い人どうなんでしょうか。だんだんマイスターローブの能力に怪しいのが増えてくるなあ。
まあでもひなげしの花のようにの楽器なしとか、サラ・ギャラガーのマテリアライズシーンとかあったので良かったです。ED曲Stormもいい曲だし、
次の巻で終わりかな。

本屋でちょっと立ち読みしたけど、舞-乙HIME IFがなんか凄かった。なんだあれ。

そういえば僕の舞-乙HIME、トップ2への傾倒を踏まえて「君は女の子が戦っていれば良いんだろう」という趣旨のことを云われ、まあそうですねという気分になったんですが、ガンガガーとかは好きではないので、戦っていればいいというだけではないということを改めて云いたい。やっぱりカッコいい成分がないと!!
どうでもいいですか、おなじですか。そうですか。

□舞-HIME 運命の系統樹 修羅
いや、舞衣しか攻略していない上に、全力でメッセージとばしてやったので感想書くのもちょっと何なんですが。何なので控えます。
ただアニメ版最終回の打ち切りとしか思えない終わり方もアレはアレでありなのかなあと思いました。

□古橋 秀之「シスマゲドン2」
突き抜けた。まあ最初からネコミミ妹とか超音速航空妹とか邪神妹とかイモートコントローラーかなり訳分からんのが出てきたあげくS-1とかやり出したのでどうなるんだと云う感じだけど。僕のちんけな予想とかそういうのを全力で打ち破る凄い展開だった。
こうなんというか凄い。うん。あんまり人にはお勧めできないけど、傑作は傑作だと思った。というか最終章だけで僕はご飯十杯はいけます。多分。

そういえばこれの一巻が出たとき、一年早ければ流行ど真ん中だったのにと思ったけど、タツモリ家の食卓とか読むとわかるように、もともとこの人は妹という概念というか立ち位置のキャラがかなり好きなような気がする。陽子は良い妹キャラだよなあ。

□池上 永一「レキオス」
ニュータイプで連載されていたという「シャングリ・ラ」が無茶苦茶面白かったので、それの原型となったというレキオスを読んでみたら無茶苦茶だった。マジで訳分からん。訳分からんなりに面白くて読めてしまうんですが、いやほんと、何が何だか分からない。
分からないけど読んでしまう。
凄いけど、これ読むなら「シャングリ・ラ」を読んだ方が良いなあ。

□レイ・カーツワイル「ポストヒューマン誕生」
これを大学一、二年の時に読んでいたら、進学振り分けで高確率で違う進路を選んだだろなあ。それが良いかどうかは知らないけど。まあ、発売されたの今年なのでそんなことはあり得ないのですが。
アメリカの有名な発明家で未来予測でも名をはせている著者が、現在の様々な分野での技術開発の動向を踏まえつつ、これから数十年で世界がどう変わっていくかを予測、というか啓蒙している本。具体的にはナノマシン工学、遺伝子工学、ロボット工学(というか人工知能)の三つの工学が世界を変化させるという話。それぞれ下手を打った場合の危険性が指摘されがちな分野なのですが、読んでいる途中でどうなんだろうと思ったことは全部後でフォローされていました。かなり考えられています。というか考えるための団体が既に設立されているようです。
シンギュラリティ小説に多少なりとも何かを感じる人間なら絶対読んで損はない。真っ正面から読むと人生観が変わりかねない。

□今期のアニメ
・天元突破グレンラガン
なかなかよさそう。というか面白い。

・クレイモア
……

・精霊の守り人
バルサが少佐っぽいんですがそれはともかく、よさげでした。
「女用心棒バルサ」サブタイトルが渋い。

・アイドルマスター XENOGLOSSIA
舞-HIMEのメンツで作っているというので見てみたら、ロボット物だった。
原作はアイドル養成ゲームだったと記憶しているんですが。

□えすのサカエ「未来日記」
今噂のヤンデレヒロインと云うことで読んでみたけど。
なるほど、これがヤンデレですか。怖いですね。

□佐藤大輔、佐藤ショウジ「学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD」
ゾンビ、ケツ、ゾンビ、チチ、ゾンビ。
あとは銃とか剣とか。ドリルとか。


あとなんかあったかなあ。
こんなもんか。

2007年04月07日

Macマッカーなんたらかんたら。

研究室でMacBookProを買っていただき、より前向きにMacユーザーになりました。とりあえず研究に使う環境は完全に移行して二週間ぐらい経ったのですが、中々快適に使っています。普段用には使っていないので、その辺はどうだかわかりませんが。
で、WindowsからMacへスイッチしようみたいなCMがあったりなんなりしてるんですが、正直それほど使用感が似ているわけではないように思われました。ある程度気合いを入れないと移行できないし、ちゃんと移行しないと使わなくなるような。いやまあ、UNIXベースなのがステキ! とか云うようにジャンルの方々は問題ないと思いますが。
とはいえ、なかなかいじっていて楽しいのも確かだし、慣れを抜きにすればWindowsよりは分かりやすいように感じます。もともとUNIXベースなので多少は慣れているというのと、デザイン思想には一貫したところがあるからだと思うけど。
ただ、多少はダーティでも細かいところは便利という点ではWindowsのほうが良い点も多いと思いました。ファイル選択時に画像のプレビューできない(すくなくともデフォルトでは)とか。そのへんライトユーザの多い(からかどうかは知らないけど)Windowsは良くできている部分が多いし使いやすい。一長一短なんでしょう。
と言うか実際の所、あんまりつっこんでいじらない限り、慣れがほとんど全てなんだろうなあ。でもプレビューは正直どうにかしてください。

ParallelsDesktopでWindows環境を構築して、VirtueDisktopと組み合わせることで、以前YouTubeで見たボタン一つでMacとWindowsを入れ替えるというのが簡単に構築できたので中々幸せです。いやまあ、面倒なので必要ないならWindows環境使いたくはないのですが。複数の環境を同時に使うとキー入力が違うのでよく間違えるので。MacのキーボードWindowsで使うにはキーが少ないような気がする……

Macユーザに信者が多いとか云われるのは、Mac自体の問題ではなく、単にシェアがWindowより少ないからという単にそれだけのような気がする。Windowsを使う理由はみんなが使っているからというそれだけで済むけど、Macを使う理由はそうはいかない。勿論あらゆる物においてよりマイナーな物を使うことを好むというふうに一貫しているならそれはそれで良いのだろうけど、そうでないならMacを使う何らかの積極的な理由を自分に対しても他人に対しても説明しなければならない。だからMacの良いところを探すことになるだろうし、あるいはWindowsをおとしめるような発言をすることになるのかも知れない。そういう事は馬鹿馬鹿しいとは思うけど、ある程度必然的に起こるような気もする。
僕自体はそれほどMacに傾倒しているわけではないけど、他のことで、例えばWEBブラウザで云うならOpera信者なんですよ。はっきり言ってIEの使用感はクソだと思うし、あんな物を使い続けられる人の忍耐力は尊敬に値する。FireFoxもまあいいけど、プラグイン整備するのは面倒だし。やっぱりそのまま多機能で早くて軽い(実行ファイルが)Operaが最高の選択だよね! という感じでOpera信者なわけです。
が、まあ、大事なのはマイナーがメジャーを馬鹿にするのも、メジャーがマイナーを馬鹿にするのも、そんな下らないことをしているの自体が馬鹿馬鹿しく、好きなモノを使えばいいし、他人の選択を気にかけたりする必要はない。
とは思うんだけどなかなかそうはいかないし、やはり他人を馬鹿にしたり見下したり哀れんだり優越感を抱いたりすることに楽しみをおぼえない人間はいるんだかいないんだかわからないけど、僕はおぼえるし理想的な人間にはなれないわけです。
だって楽しいし。

というわけでMacの話から始まって自分語りで終わりました。