Macマッカーなんたらかんたら。
研究室でMacBookProを買っていただき、より前向きにMacユーザーになりました。とりあえず研究に使う環境は完全に移行して二週間ぐらい経ったのですが、中々快適に使っています。普段用には使っていないので、その辺はどうだかわかりませんが。
で、WindowsからMacへスイッチしようみたいなCMがあったりなんなりしてるんですが、正直それほど使用感が似ているわけではないように思われました。ある程度気合いを入れないと移行できないし、ちゃんと移行しないと使わなくなるような。いやまあ、UNIXベースなのがステキ! とか云うようにジャンルの方々は問題ないと思いますが。
とはいえ、なかなかいじっていて楽しいのも確かだし、慣れを抜きにすればWindowsよりは分かりやすいように感じます。もともとUNIXベースなので多少は慣れているというのと、デザイン思想には一貫したところがあるからだと思うけど。
ただ、多少はダーティでも細かいところは便利という点ではWindowsのほうが良い点も多いと思いました。ファイル選択時に画像のプレビューできない(すくなくともデフォルトでは)とか。そのへんライトユーザの多い(からかどうかは知らないけど)Windowsは良くできている部分が多いし使いやすい。一長一短なんでしょう。
と言うか実際の所、あんまりつっこんでいじらない限り、慣れがほとんど全てなんだろうなあ。でもプレビューは正直どうにかしてください。
ParallelsDesktopでWindows環境を構築して、VirtueDisktopと組み合わせることで、以前YouTubeで見たボタン一つでMacとWindowsを入れ替えるというのが簡単に構築できたので中々幸せです。いやまあ、面倒なので必要ないならWindows環境使いたくはないのですが。複数の環境を同時に使うとキー入力が違うのでよく間違えるので。MacのキーボードWindowsで使うにはキーが少ないような気がする……
Macユーザに信者が多いとか云われるのは、Mac自体の問題ではなく、単にシェアがWindowより少ないからという単にそれだけのような気がする。Windowsを使う理由はみんなが使っているからというそれだけで済むけど、Macを使う理由はそうはいかない。勿論あらゆる物においてよりマイナーな物を使うことを好むというふうに一貫しているならそれはそれで良いのだろうけど、そうでないならMacを使う何らかの積極的な理由を自分に対しても他人に対しても説明しなければならない。だからMacの良いところを探すことになるだろうし、あるいはWindowsをおとしめるような発言をすることになるのかも知れない。そういう事は馬鹿馬鹿しいとは思うけど、ある程度必然的に起こるような気もする。
僕自体はそれほどMacに傾倒しているわけではないけど、他のことで、例えばWEBブラウザで云うならOpera信者なんですよ。はっきり言ってIEの使用感はクソだと思うし、あんな物を使い続けられる人の忍耐力は尊敬に値する。FireFoxもまあいいけど、プラグイン整備するのは面倒だし。やっぱりそのまま多機能で早くて軽い(実行ファイルが)Operaが最高の選択だよね! という感じでOpera信者なわけです。
が、まあ、大事なのはマイナーがメジャーを馬鹿にするのも、メジャーがマイナーを馬鹿にするのも、そんな下らないことをしているの自体が馬鹿馬鹿しく、好きなモノを使えばいいし、他人の選択を気にかけたりする必要はない。
とは思うんだけどなかなかそうはいかないし、やはり他人を馬鹿にしたり見下したり哀れんだり優越感を抱いたりすることに楽しみをおぼえない人間はいるんだかいないんだかわからないけど、僕はおぼえるし理想的な人間にはなれないわけです。
だって楽しいし。
というわけでMacの話から始まって自分語りで終わりました。