2007年12月31日

一年を振り返る

大晦日だし一年を振り返ってみます。
今年は……あー、なんかあったけ。
例年通り特筆すべきことは何もなかったですね。
できる限り適当にすごした一年でした。すばらしい。理想的な一年だ。
イベント事というとまー就活ぐらいかなあ。
やってたころはそれなりにドキドキものだったけど
思い返すと、いやあ、ホント真面目にやってました。
あんまり真面目だったので、すぐ決まりました。

今年も一年、できる限り適当に真面目に過ごした一年でした。
僕はこの環境破壊にあえぐ地球と、そして人類の未来と濫用される宇宙魂のために、自分自身、物質的および精神的に省エネルギー的生活を行うこと以外の選択肢を選ぶことに対しての正当な理由を見つけることはできません。
僕はこれまでもこれからも僕がその信念を貫き通すことを望むかどうかは悩みどころです。

まあ、それはいいとして。

漫画はあんまりかけなかったなあ。五月と八月だけ出しなあ。50〜60ページぐらいかな。
描きなおしとか出さないのとかはちょこちょこしていますが。
会社人になってからはどうなるかなあ、という感じです。

うーん、これからもなんとなく生きたいぜ!

今年の読書を振り返ると、去年のより少なかったかなあと思ったんですが、意外にずっと多かったです。少ないという印象があったのは、読み方が相変わらず散漫だからなあと思います。
振り返って、とにかく小説というかSFの割合がすごい減ったなあとおもいます。読んでないわけではないですが、昔ほどジャンルへのこだわりがなくなったためか、あまり新しいものに手を出せなくなりました。適当に目に付いたので読みやすそうなのを、読んでました。というわけでジャンル別に印象に残ったの適当に書いてみる。
・小説
SFでは「スターシップと俳句」「ネットの中の島々」かなあ。「スターシップと俳句」はいろんな意味でキていた。「ネットの中の島々」は割と正当でよかった。
ラノベはやっぱり古橋秀之ですね! 「シスマゲドン2」の終わり方は最高だった。終わり方でいえば去年の「デモンベイン 軍神強襲」並に良かった。「冬の巨人」もなかなか・
「18時の音楽浴」、「人類は衰退しました」も良かった。ガガガ文庫は頑張ってるなあ。
その他だと、「大聖堂」、「永遠の0」
・ポピュラーサイエンス
やっぱり「ポストヒューマン誕生」が最高だった。荒唐無稽といわれているけど、これだけのスケールのことを真剣に考え、実際に行動している人間がいるというのは本当に衝撃だった。
実際のところそれなりに内容を真剣に受け取っています。
「進化しすぎた脳」、「未来を予測する技術」、「脳のなかの「私」はなぜ見つからないのか」「わたしたちはなぜ科学にだまされるのか」あたりもなかなかよかった。
・その他
「電波利権」かなり面白かったので、大して知りもしないので、えらそうに知ったかしてしまう。「戦前の少年犯罪」もよかった。ウェブの評判を見ていると、正直作者の意図は汲まれていないんじゃないのかと思ったけど。

アニメは今年はあんまり見なかったなあ。印象に残っているのが、というか見た覚えがあるのが「グレンラガン」「電脳コイル」「絶望先生」「精霊の守り人」あたりぐらいで。「グレンラガン」文句なしでよかった。ここ数年見た中で、最高だった。「電脳コイル」は最初のほうのワクワク感は異常。やばかった。後半はちょっと肩透かしだったけどクオリティは最後までよかった。

そんな感じで来年も楽しげにやっていければいいなと思います。

2007年12月30日

感想とか

■福井 晴敏「月に繭、地には果実」
終戦のローレライとかの作品で有名らしい福井晴敏が書いたターンAガンダムの小説。終戦のローレライというと、映画版の隙間に堕ちた野球ボールを拾おうとして手が抜けなくなったせいでおぼれ死んだかわいそうでちょっとおちゃめな人の最期を重々しく写した名シーンが印象に残っています。
評判は聞くのですが、著作を読んだのは初めてでした。アニメの初期のアイデアを元にしたと言うことで、最初の方はアニメに沿っているのですが、途中からだんだんと変わってきて、全く異なったラストになっていました。といってもアニメは最初の頃しか見てないのでどの辺りが違うのかは具体的にはわかりませんでした。
面白かったです。ターンAの牧歌的SFの味わいを出しつつ、重厚な話を展開し、最期には冨野作品らしくキャラを存分に殺し尽くすという豪勢な作品でした。アレ、ターンAって人があまり死なないんじゃなかったっけ、とかいう僕の先入観は見事に打ち砕かれました。もう余裕で最低数百万単位で死んでます。主要キャラも容赦なくばんばん死にます。過去のトラウマ話とか悩みとかを披露した人たちはもれなく死んでいきます。死亡フラグです。ロランとかソシエとかまともな人だけ生き残りました。素晴らしい。
そんな感じで後半は結構鬱々としているのですが、スケールが壮大なのである種の爽快さを感じます。

そういえば心に傷を負っているキャラが妙に多いな、なにかこのの雰囲気見たことあるなあと思ったんですが、よく考えるとエヴァに似ているなとちょっと思いました。主役とかがまともなのであんまり鬱陶しくはないですが。
面白かったのはホントですよ。三回も四回も装丁を換えて発売しなおされるだけのことはあります。泣きながら一気に読みました。


割とどうでも良いんですが、僕が買った幻冬舎の文庫版は、アニメに興味がない福井晴敏ファンに売ろうとしているのか、非常に、何というか、一般向けな装丁になっています。うん、そういう試みは良いんですが、なんというか、どうなんでしょうね、これ。現状で安くてに入るのはコレなので買ったのですが、ちょっとガックリきます。

■奈須 きのこ「空の境界1」
奈須きのこの同人小説、が文庫化されたヤツ。同人→同人→新書→文庫。という連鎖。それだけ評判と言うことでしょう。今回の文庫化は映画化にあわせてのことだと思います。一章一話で全七作で映画化ということでその気合いの入れようが知れます。実際公開中の一話はなかなか評判のようです。
感想としては月姫やFateにあったウケの良さそうな部分をそぎ落としたような感じ。なるほどコレが生の奈須きのこなのかと思わされた。売るための要素が少ない分奈須きのこらしさは物凄く強い。その辺りが好きな人にはたまらない小説なんだと思った。

■A・ゴルボフスキー/「失われた文明」
過去地球上には高度な文明が存在したが、一万数千年前の大災害によって人口は減り、文明は失われ忘れ去られた、という説を様々な伝承をもとに論じている本。グラハム・ハンコックみたいな話だなあと思ったら、1971年に出された本なのでむしろこっちがネタ元だと思われる。
スタンスとしては、あり得ないかも知れないがイマジネーションを駆使して壮大な仮説を立ててみるという感じで、わりとバランスはとれている感がある。ちなみにエンターテイメント性も高い。あーなさそうだけど、あったら面白いなあという感じで結構楽しめた。もうずいぶん前の本だし、反証とかも色々出てるでしょうけど。

作者はソ連時代のロシア人なので、マルクスとかブルジョアとか歴史の歩みの法則性とかがちらっと出てきて、時代を感じさせた。この部分の記述は本気なのかポーズなのか興味がわく。

■伊集院 光「のはなし」
伊集院光がメールマガジン上で連載していたものを集めたエッセー集。「あ」から「ん」まで82個のテーマを元に山ありオチありの実に密度の濃い本だった。
面白い。伊集院光が何で人気があるのかわかった気がする。

僕は「好きな理由」「寝言」「乗り越した」「フリマ」辺りが印象に残った。とくに「乗り越したの父親のエピソードは、「好きな理由」とあわせて読むと何とも云えない気分になる。「寝言」は普通に笑いすぎて腹が痛くなった。

■有田 隆也「心はプログラムできるか」
人工知能とか人工生命とか技術を広く集めて解説した本。良くまとまっていて分かりやすかったと思う。
利己心から利他性が生まれる話とかが実際にシミュレーションで実証できるとかは面白かったです。あー、と。

■佐藤 大輔「皇国の守護者」
コミック版が中途半端なところであえなく連載終了になってしまったので、しょうがないので原作を読むことにしました。あらためて原作を読むとコミックが二巻の途中で終わっていることが分かりその中途半端さに驚きます。それはもういいんですが。
まあ、そんなわけで<大協約世界>という別世界で<帝国>に攻め込まれた<皇国>で一介の中尉にすぎない主人公が獅子奮迅の働きを見せて勝ったり負けたりするミリタリーファンタジーです。
内乱の話辺りからはかったるくなりますが、そこまではだいたい文句なしで面白かったです。あと軍人の階級がそれぞれどういったものなのかという雰囲気が何となく分かったりと、その辺り完全無知な人間としてはそれも楽しめました。世界設定の厚さはさすが佐藤大輔です。
そういえばコレで佐藤大輔の作品は、歴史改編もの以外で主なものはほぼ読んだ気がする。

9巻でガッツリ設定が変わっているとかいう噂を聞いて、まーでも読み方が雑な僕にはわからないだろうなあとか思ってたんですけど、余裕綽々でわかりました。変わりすぎだろうコレ。身体に触れてなかったんじゃなかったんかい!
あれか、痴漢えん罪をおそれる人のように諸手をあげつつ、身体に触れてないですよ! 指一本触れてないですよ! とか良いながら下半身だけで夜の肉体運動に励んでいたんだろうか。器用だなー。
というどうでもいい妄想。

そんなわけで既刊を全部読むと気になるのは、果たして続きが出るのかと言うところなのですが、その点佐藤大輔はかなり怪しいというか、過去の戦歴を見返すにつけ、でない可能性が高いと思われます。その点話していると、主人公が劣勢を脱してしまうと、作者はその作品への興味を無くしてしまう、という説を効いたので、なるほどそれならもう続きは出ないかもなあと思った。
内乱を制したしこれ以降皇国で主人公が自由に動けるなら、戦力差はあるとはいえあれ、もう負けない理由もないもんなあ。だいたいイベントもこなしてしまったかんじだし。あれですよ、続きがあるなら、一文で書けますよ。

「もちろん、新城直衛が<皇国>軍を率いて<帝国>軍を打ち破ったことは言うまでもありません」

あ、でも一巻冒頭の手紙があるな、そういえば。

■牧野 武文「萌えで読みとく名作文学案内」
タイトルそのまんまです。いろんな有名作家の名作をとりあげて、「萌え」という視点から紹介している本。この中でよんでいるのは「伊豆の踊子」と「眼球譚」だけなので何とも言えない。しかし、こう全て萌えにしてしまうという身も蓋もなさがなんとも面白い。文学なんてそもそも、そんなもんなんですよ、という感じ。

■池田 信夫「過剰と破壊の経済学」
ムーアの法則に代表される情報技術の破壊的な進展が、世界にどういう影響を与えてきて、そして与えていくのか。それにどう対処すべきなのか、という事を書いている本。
それは、SF好きな視点から言えば、ものすごく楽しみではある。計算機が高性能化し普遍化する果てにどうなるのか。もしかしたら、シンギュラリティに到達するのか、とか。

一方で自分の足下をみるとそれはとても恐ろしい。世界中のあらゆる国の人を相手として、あるいは競争して働くとして、果たして自分は必要なだけそこに居続けられるのか。そして勿論計算機もまた相手になるんでしょう。人間しかできないと思われていたような仕事が計算機に置き換えられていくというのは、これからもどんどん進展していくのだと思う。果たしてその先に僕の働いて稼げる余地があるのか。あるいは、それまでに経済的に自由になれるのか。どうか、等。
そういうことを考えると、物凄く恐ろしい。

ああ、早くビッチャン世界やボーダーガードの世界みたいにならないかなあ。

■田中 ロミオ「人類は衰退しました2」
すごいふしぎな傑作SF「人類は衰退しました」の第二弾。今回は妖精さん自体はあまり登場せず、妖精さんの道具スプーンとバナナが巻き起こすちょっとしたドタバタが軸になってます。相変わらず何とも言えない気の抜けたすごいふしぎ感です。
これぞセンスオブワンダー。

次はもっと妖精さんがでるといいなー。

■上橋 菜穂子「夢の守り人」
守り人シリーズの第三弾が文庫化されていた。トロガイ師の過去を絡めてナユグとはまた違う世界が出てくるお話。結構良かった。チャグム、バルサ、トロガイ師という感じでお話が展開されているので、次はタンダの話に違いない。

■赤坂 真理「モテたい理由」
なんかちょっと話題になっていたので読んでみた。男女論に関するエッセー本。体調があまりよろしくなかったので、読んでも何を行っているのか全然頭に入ってこなかったので、どういう内容だっけなー、とか思っていたら、著者によるまとめがあった。
なるほど。

しかし、男女論というのは非常におおざっぱだよなあ。クラスが二つしかないんだもんな。とかいつも思っているんですが、どうなんでしょう。統計的に意味があればOKなのかな。でもだいたいそういう分析じゃないしなあ。
いまぱらぱら見返してたけど、やっぱりどういう内容かよくわからない。ただ、この本の柱である女性誌分析は文句なしで面白かった。可笑しいところだけ強調して取り上げている感もあるけど、知らない世界をかいま見れた面白さ。
女性誌を読みすぎると鬱になるとか言うエピソードもちょっと笑えた。理想的な人物像を自分の中に入れてしまうと、それと自分とのギャップに苦しんでしまうのはわかる。精神の毒ですね。少なければ役に立つこともあるでしょうが。

「電波男」の時もそうだったけど、なんで最期が自分語りになるんだろうなーとも思うけど、結構こういうところが一番面白かったりする。個々人が自分自身のために持つ物語。まあ、色々ありますね。

男女論に関しては、僕は正直何も言えないのでなんとも。男はみんなオタクとか。一方女は関係性に強いとか。まあ、そうなのかな、とも思うし、そうなの? とも思う。よくわからん。

協力してやらなければならないところ以外は、みんな好きにやると言う風にはいかないのかな、と思う。
難しいか。

■貴子 潤一郎「眠り姫」
富士見ファンタジア文庫の短編集。
濃縮小説の技術を使った小説、ファンタジー小説、探偵小説と幅が広いんですが、どれも質が高く面白かった。しかし器用すぎるというのも考え物です。
ファンタジーはそれほどエロくなかったと感じたのは自分が直接的な表現になれすぎてるからだろうか。

落書きズ

年末なので、部屋を片付けていたら、何処にこんなにというかんじで落書きがたまっていたので、処分するついでにそこそこ見られるのを適当に集めてみた。


スキャンがめんどうだったわりには面白くないですね。みんな向かって左を向いているのは笑えます。


なんか描いた覚えがあんまり無い……。去年かなあ。結構頑張って描いている感じですが。

2007年12月28日

鏡音リン・レン

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ながいよ

久々にカラー絵。
色塗るからとカブラペンでペン入れしたら細くなったのは良いけど、すごいガタガタになったけど、縮小したらどうと言うこともなかった。
カラーはやっぱめんどいなー。めんどいのであまりやらないので、技術があんまり蓄積しないので、いつまでも面倒くさい。まあ、それでも前よりは少しは見られるのにはなっていると思う。多分。

普段幾ら落書きしても肩が凝ることはないんですが、タブレットを使っていると一時間とかでめっさ肩が痛くなる。イスの高さとかなんとか、視線が上向きだしなあ。
つかれた。


先週末はお腹の調子がよろしくありませんでした。下痢ではなく出ない方。
僕が割と下しやすく、冷やすと一発で大変なことになるんですが、便秘気味なことはあんまりないんですよ。いや、無いわけではないし、でないならでないで放っておけばそのうちどうにかなるのは経験上わかっているんですが、今回はなんと便秘と下痢が組み合わさるという高等技術を駆使したお腹の不調が僕の下腹部を中心に繰り広げられました。
便秘と下痢の組み合わせというと非常に二律背反的でまるで冗談のようなんですが、実際の所は単にお腹が下っているのに出ないというそれだけです。夜中にお腹が痛くて目が覚めてトイレに駆け込んだは良いが、ウンウン唸っても肝心のものが出てこないという、まあ、そういう辛い目にあったわけです。
所謂直腸と液体と特殊な栓に関係する卑猥なプレイはなるほど苦しかろうと思わされた夜でした。

その後、使捨懐炉などを駆使してお腹を温めることで下痢気味なほうは回避できたのですが、便秘気味な方は、普段ならないので対処の仕方もわからず飯を食うたびにキツイ膨満感に悩まされ、なるほど便秘に悩んでいるひとは苦しかろうと思わされた昼でした。

結局水と食物繊維の積極的な摂取によって見事お腹は回復いたしました。ノウハウは覚えたので、これでもう怖いものはありません(大腸的な意味で)。



初音ミクに関するゴタゴタが終わってた。いや、火曜日にはもう終わってたんですが。細かい争点はお互い不問にして全体的にはドワンゴがクリプトン側の言い分を全面的に飲んだ形になったみたい。CGMでユーザを味方にしてお金を稼ぎたいなら、クリプトン的な方面に行くしかないと思うので納得。ただドワンゴは手打ちになるまで十二分に傷を広げてしまった感じもあるが。
その傷がどの程度かというと、多分大した事はないと思うけど、少なくとも代替のサービスに対して目を向けさせる程度にはあったと思う。zoomeとか。それと後々ドワンゴorニワンゴが何かしたとき、何回でもこのことについて言われるんだろうな。

実際の所詰めればクリプトンに全く問題がなかった訳でもないだとも思うが、作るのもユーザ買うのもユーザというところで、様々な芸術的手段を駆使してユーザを敵にしたドワンゴの奮戦には正直感動を覚えた。多分、どっかでメンツをつぶされたと感じたのではないかとエスパー。最初の方のクリプトン社長のコメントにドワンゴ側への配慮があったようにも見えないし。無かったからこそ好意的に受け取られたんだろうとも思うが。

しかし今回のことで思ったのはJASRACはタブーだなと言うことです。あらゆる細かい事を抜きにしてJASRACには触れてはいけない。インターネットから生まれるコンテンツを扱おうとすれば、JASRACは触れてはいけない。JASRACに触れたものはそれはすなわち敵。という認識があるなあと。色々見てるとそう思われてるのは率直に言ってJASRAC自身が原因だと思いますが。
インターネットに現在の著作権が全くあって無いという状況と、著作権のみで喰っているJARACが頑張れば頑張るほど、インターネットの音楽文化は死んでいくという経緯がある以上JASRACが嫌われるのは当然だと思うし、それ以上にこれまでのろくでもない仕儀がある以上何処までも何処までも、それこそJASRACに関係ないことまで責を負わされて嫌悪されるのは、わりと納得が出来る。
その嫌悪が、十代とかの若い世代まで継承されるのかどうかというのが、興味のあるところではありますが。個人的な印象としては、割とされているきがする。

しかし著作権関係で分かりやすい敵がJASRACだけというのは逆に言えば真っ当に著作権を管理されているのが音楽だけと言うことなのかとも思う。それは正直どうなんだろう。

あとおもったこと。
ユーザをつかって一儲けとするのは対応を間違えると簡単にユーザが敵になる。
嫌儲はどうか、というのもあるけど、既存の産業構造が嫌だと言っているだけなきがする。作ってる人が儲けるのはかまわないけど、なるべく中抜きしようね、ネットなら出来るんだから、という感じ。そこのところ納得できるシステムを付ければ受け入れられると思う。


そういえばあんまり関係ないけどJASRACの中の人のインタビューに凄い台詞があった。

「切り貼り」は創造にあらず!!!
凄いですね。何度でも言ってみたいナイスフレーズです。

「切り貼り」は創造にあらず!!!
「切り貼り」は創造にあらず!!!
「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!
「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!

このひと大丈夫か?
こんな事考えている人間が著作権管理しているんだから、そりゃ嫌われるよ。べつにお金儲けをするのは良いけど、文化振興とかそういうお題目を掲げてこんな事言っていると何処までも嫌悪されると思うが。著作権で楽してお金儲けがしたいんです! っていえば、ああそうかって納得してもらえるだろうになあ。
どっちみち嫌われるだろうけど。


どうでもいいけどホンマもんのウォッチャーはすごいなあと、ちょっと思った。
僕は彼らのまとめた情報を追うぐらいしか出来ません。



地上波デジタルとかどうなるんでしょう。コピーワンス関係の話だと良く北京オリンピックまでに! みたいなフレーズを見るんですが、あんなクソつまらないイベントがキラーコンテンツなんだから地上波デジタルの先は真っ暗なんじゃないかと思います(期待します)。

地上波テレビなんかもう過去の異物なんですよ。あ、そういや誤解されることもあるんですが、僕は別にテレビ番組が嫌いなわけではないですよ。最近のは知りませんが、少なくとも僕がまだ多少見てた頃は結構面白い番組ありましたし。くだらない番組万々歳です。
コンテンツが問題なんじゃないんですよ。たった七チャンネルしかないメディアを何千万人が見ているという、そういう構造が気持ち悪いんですよ。テレビ局がどれだけ適当に番組を作っても、どんだけ非道いものを流しても何十万人が見るんですよ! そしてそういう構造が法律的に補償されているわけです。
なにそれ、何処の独裁国家? ココは北朝鮮じゃないんだからさあ、もうちょっと現代的になりましょうよ、そう思うんですよ。

例えばテレビが千チャンネルぐらいあってですよ、その中から視聴者が選ぶとかならいいと思います。実に真っ当です。多チャンネルが技術的に全く不可能ではないのに、何十年も前の技術的制約から生まれた制度を守るというのは……。
や、食い扶持を守ろうとするのは自然な行為なので、そんなに悪いとも思いませんが。まあ、なんというか、そういう異様なものを意識せずに受け入れている視聴者は、ちょっと怖いなあと思います。

というわけでコピーワンスなりなんなりでユーザアンフレンドリーな方向を邁進しつつグダグダなかんじで2011年を迎えてアナログ放送がちゃんと予定通り消えてくれれば、少しはみんなテレビとかをゴミ箱に捨ててくれるんじゃないかとものすごーく期待してたりします。

そういえばFriioとかあるとコピー制御マジ意味ないので、新しい技術の導入を検討仕様みたいな話が出てて、おお良いぞ、もっと泥沼になれとか思ったら、なんか、「スクランブルは解除する方向で検討を」とか言っている権利者がいるし。もうー勘弁してください。アホかと、バカかと。これから頑張ってテレビ局とかが身を張った壮大な実験をかましているというのに、こういう空気の読めない発言は正直やめていただきたい。
そしてテレビ局などにはコピーワンス死守を徹底していただきたい。いやむしろ行くなら行くところまで行くべきです。
コピーネバーの導入の検討を!!


ダウンロード違法化反対は色々頑張っている感じ。頑張れー。あんな意味不明なものが制度化されて無駄なコストがかかるなんて考えるだけでおそろしい。
なんというか著作権がわからんのですよ。全く。じゃあ勉強しろといわれそうだけどさ、んー、や、そうなんですが、なんというか。インターネット人口が日本人口に近づきつつある現状で、よっぽど勉強しないと何が違法で何が適法かほぼわからないという制度は正直どうなんだろうと。というかほぼみんなが潜在的に法を犯しているという制度は正直どうなんだろうと。

そういえば違法コンテンツのダウンロードは万引きと同じ。万引きを擁護するのかというレトリックがあるけど、万引きが店に卸値分の被害を明確に与えるのに対して、違法コンテンツのダウンロードはそうではない、というのは結構大きな違いだと思う。良い悪いはさておいて、そのレトリックで黙らせたとしても納得させることは難しい。

しかしもう、著作権なんて訳わからんし、インターネットを使う殆どの人が関わるのに殆どの人が何をどうすれば遵法者でいられるかもわからないんだから、なにか分かりやすいように単純化出来ないのかと疑問に思います。厳しくするなら厳しくするなりに、腑に落ちる制度にしてくれ世と思う。

ダウンロード違法かするならするで、ISPにユーザのパケットを監視することを義務づけて違法コンテンツが検知されたら、立件するとかしてくれれば納得はするんですが。あ、もちろん映像音楽画像文章問わず。出来るかどうかは知らないけど。
そうすりゃみんな止めるでしょう。
日本全国全ての信号にカメラを付けて赤信号を渡った人の顔を検出して全部立件すればだれも信号無視なんかしなくなるでしょうしね。そんな感じで。
僕もそうすればインターネットなんか即座に止めるんですけどね。メールだけで。

著作権を置き換えるうまい制度はないんですかねー。


そういえば動画配信サイトって、著作権的に完全に白いサイトは何故か申し合わせたかのように使いにくいサイトが多い。
とにかく、使いにくい。トップページは見にくいし分かりにくいし、クリック数も多い。プレーヤーも制約が多い。Operaで見られない、Windows+IEだけとかふざけんな。それだけで絶対使わねえと思う。
これはアレですよ、昔懐かしのウェブディレクトリ方のツクリですよ。今は無き。ウェブがディレクトリ方から検索型へ行ったのは、そちらの方がユーザにとって好ましかったからですよ。実際繁盛している動画サイトyouTubeもニコニコも検索型。ユーザ投稿なんだから当たり前だけど。
結局どんなに規制しようが新たな違法配信サイトは出るんだから、お金を取っても良いからせめて違法配信しているところよりマシなサイトだといいんだけど。
Gyaoとかもせいぜい使いやすいサイトにして欲しい。
でもFlashじゃなくてSilverlightなんだってね……。


何処で読んだか忘れてしまったのですが、低所得者層で子供が多いわけは、子供が親の老後を支えるというメリットが存在するから、というのがあった。あ、それはわかりやすいなと。確かに高所得者層だと子供に老後を任せるという発想はあまりないだろうし、教育費の分を考えれば子供を作るメリットはあまりない、いっぽう低所得者層だとその逆、と。
確かに高校まで公立で進めばあまりお金がかからないし、高卒ないし中卒で就職して家にお金を入れてくれるとなれば子供を作るインセンティブはあるなあ。
まあ、もちろんいろんな場合があるんで、こういう分かりやすい理由ばかりではないだろうけどコレは考えたことがなかったので。


責任という考え方も、思っているより自明ではないよな。責任という概念がどう有用であるかという話になると、割と怪しい場合気がする。原因を追及するところで責任を追及するとか、結構ある話だし。
責任をどう考えるかというのは制度設計の問題で、有用でなければ無くて良いとおもうけど、なんかまるで先天的に存在するような感じの物言いがされるのは違和感を感じる。どうしたいのかという考えが見えない。
まあ、責任に関するショーを見ることでカタルシスを与えるというのはそれはそれである種の意味なのかもしれないけど。
あるいは本来なら書けるべきコストをそういった名目で削減するとか。自己責任とかね。


当然のように使っている言葉や自明と思われる概念について考えたりするのにそれを全部言葉でやらなければならないのは確かに大変だよなあ。
考えるのも議論するのも書くのも。
なるべく誤解の無いように言葉を尽くした百行を専門用語で一文字にするというのは、やらなければそもそも話し合いも出来ないのかなとも思うけど。議論していく内にお互いの百行が違ってた! とか結構ありそうでますます大変そう。

そういえば言語が違えば考えられる内容って変わってきそうな気がするんだけどそういうのってどうなんだろう。日本語で考えてよくわからないことをフランス語で考えると簡単にわかるとか。あるいは逆とか。
二カ国語も操れない僕には想像しかできないけど。「バベル17」とか「あなたの人生の物語」とか「アグレッサー・シックス」とかそんな感じで。
なんというか、使う言語が思考を決めるというのは当然想定されているとは思いますが、実際にそれを利用したりしてないのかなあ。

してたらおもしろいなあ。SFだなあ。


もうだいぶ旬が過ぎているけど最近話題の盗作漫画「メガバカ」をちらちらと見た。といっても検証画像をつなげてみただけだけど。
これは凄い。
別に嫌みでもギャグでもなく。
コマ割りして構図考えて、それにあう画像を既存の漫画からさがして、それをうまく自分の漫画にあうように絵を変えて書く。それを難しい構図から、普通に書けそうな簡単な構図にまで全て徹底して行う。
すごいじゃないですか。絶対普通に書く方が楽ですよコレ。そういう作者の労力を勘案しないでですね、トレスだからダメなんて、そういう一面的な見方しかみんな出来ないなんて、その狭量さに僕はもう驚きですよ。

つーか実際トレスってなにが悪いんですかね?
それが先ずわからない。当たり前のようにダメと言われても。何で?
別に良いじゃん。

しかし、探す方も探す方というか、みんな凄いよ。


パンチラって正直どうよという話。

ネットを徘徊してオタクなサイトを這いずり回っていると、アニメDVDのレビューというものが結構あるんですよ。
アニメというのはOVAとかでなければ、TVで放送されてからDVD化されます。となるとその時点で話など内容に関する感想は語られてしまうため、DVDのレビューとなるとTV放送時との映像の差分を検証するというものが多くなります。
アニメを見ている人には有名でしょうが、TV局によって、アニメの内容に規制がかけられたりします。最近で有名なのだと、スクールデイズの主人公やヒロインが首チョンパされたときの血の色が黒になっているとか、あるいは良くある話では温泉などのシーンで湯気が不自然なまでに多くなることで裸体が隠蔽されるとかそういうものです。
そしてスカートをはいている女キャラのパンツがなんらかの理由で見えてしまう、いわゆるパンチラシーンも局によっては規制され、どう考えても見えなければおかしいシーンもスカートが大活躍することでパンツが視聴者の目から守られるということが多発します。そういうスカートを称して鉄壁のスカートなどと言うようです。
しかしもちろんDVDではそういった規制はありません。温泉のお湯の温度は低くて良いし、動脈の血はもちろん赤いですしし、内蔵が見えたってかまいません。パンチラだって全くOKです。
となるとTV放送ではあんなに頑張っていたスカートもDVDではすっかりやる気をなくしてパンツは視聴者の残酷な視線の餌食になります。そして一部のDVD購入者は感極まってTVではなかったパンチラシーンをキャプチャしてまとめてレビューしていたりします。
そりゃまあ、動画としてあまり不自然なのはどうかとも思いますが、だからといって、そんなに喜ぶようなことなのか!? とか思ったりするわけです。

というのがあんまり関係ない導入です。
本題。
いやー、正直個人的にはパンチラって結構やなんですよ。もったいぶらずに全部見せろ! パンモロだパンモロ!! という話ではないですよ、もちろん。そういう人は「火星人刑事」でも読んで、行くところまで行ってしまったパンモロのむなしさとカナしさを味わっていただきたい。
動画にしろ画像にしろパンチラというのはそれだけで不必要に意味を持たされてしまうわけですよ。その物語が持っていたコンテクストを一切無視して、ほぼ間違えなく性的な意味を持たされてしまいます。どんなに素晴らしい物語でも、すごいシーンでもパンチラを出しただけで、そのシーンはパンチラシーンになってしまうのです。パンツが第一義になるのです。
パンチラを出した瞬間それまで展開していた話に異物がカチこんでしまうわけです。
要はそれだけで、その作品の完成度が不必要に下がってしまうんですよ。あ、いや、AIKaみたいなのは別に良いですよ。アレはそういう作品なわけで。
しかしその作品自体にそういう意図がないなら、努めてパンチラは避けるべき何じゃないかと思う。

いや、エロい目で見ているからそう見えるんですといった感じで(それはもちろんあるけど)、正直パンチラに無駄に意味を持たせるのは僕自身の問題かなあと思っていたんですが、前自分でパンチラしてる絵を描いたら、全く予想外の方から意外な突っ込みが入ったので、ああ、別に僕の問題でもなかったんだなあと思って安心したわけです。

というわけでパンチラは極力無いほうがいいなあと思う今日この頃。


せっかくなので今AIKaの戦闘シーンをニコニコで見たんですが……いや、良く動いて凄いなあと思うんですが、すげえ脱力するというか、あほくさい気分に……。
なりません、これ?

2007年12月24日

メリークリスマス

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らくがき

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2007年12月23日

らくがき

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うーん。取り込んでから色々またあらが見つかる。

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書く前のサムネイルスケッチ。もうちょっと詰めてから書き始めた方が良いのかなあ。おおざっぱなトーンは決めておいたほうがいいきはする。

2007年12月21日

うぉっち

予想外にドワンゴとクリプトンのバトルになっているのが面白い。一日でどんだけ状況進んでるんだよ。というわけで雑感。あ、僕は激しくクリプトンに偏ってます。

とりあえず「独占」と言ったかという点については、着うた独占配信! とか書いている時点で、信憑性的にはクリプトンのほうが高い気がする。気がするけど確かめようはないが。
着うた無断配信については、配信することを権利代行会社から口頭で了承をえたドワンゴが配信したら、まだ作者との契約が終わってなかったという感じかな。「直ちに配信することにつき了承を得ました」が正しいかどうかあたりがポイントなかんじ。
そうなら権利代行会社が悪い、のかな。あるいは商習慣の違いからくる不幸なすれ違いでせうが。
クリプトン方面:いいですとは言ったけど、契約書は交わしてないよね。
ドワンゴ方面:だっていいですっていったじゃん!!!
みたいな。ほんまかいな。
というわけでそんなにドワンゴをたたかなくてもと思った。
ただ全般的に口頭で話を進めている感がありなんとも。業界習慣はともかく、そのあたりドワンゴは責められてもしかなたない気がする。どのみち実際どんなやりとりがあったのかわからないとアレですが。

JASRAC登録に関して。
クリプトンがJASRAC登録について知らされるべきだったのに知らなかった事は「初音ミク」名義だけのはず。それに関してはドワンゴが全面的に悪いし、実際認めている。
まあ、それだとクリプトン社長の最初のコメントにあるドワンゴへの質問「何故JASRACに登録する必要があったんですか?」というのはちょっとおかしい感じですが。あとのコメントの流れを見ると、多分書き方の問題だけど。

出版権って著作権だよな。著作権に関して。
初音ミクを使っているからといって著作権を権利代行会社が管理することを主張するのはおかしいので、そのあたりはドワンゴが正しいよな。当然クリプトンとしては、著作権やJASRACとの契約についてはドワンゴと作者の問題だから、何も言えないわけで。
ただ、初音ミクの名義はつかうな、という感じでしょう。

とはいえそれはクリプトン側は許可も禁止も出来ないということをいっているだけで、それをJASRAC登録をクリプトンが了解した、知っていた、という言い方をするのは非常にミスリードだと思う。あと「当初はクリプトンサイドがJASRAC信託を行う意向を有しておりました」は露骨に印象操作の感があり気持ち悪い。ほら、あいつらも悪者なんだぜ。みたいなことが言いたいんだろうけど、底意が透けてみててちょっとね。

全般的にドワンゴは意図的に発言を誤解して反論している印象を与える文書で、そんなにウォッチャーのことを思いやって燃料を投下しなくても、と思いました。
あと正直クリプトンは空気読みすぎ。


とはいえ上記の話はぶっちゃけ些末というかどうでもいい問題なんですが。
一番の問題は、「ニコニコ動画という場にアップされ、PVやらアレンジやらコメントやらユーザがみんなで盛り上がったからこそ有名になったコンテンツをつかって、ドワンゴやJASRACがお金を儲けたあげく、みんなが自由に使えなくなるのは許せない」というユーザの感情をどうするかだと思う。結局の所それが根底あるからこそ、燃え上がっているんでしょう。
作者が対価を得ることについては誰も反感を持っていないし、むしろ何かしら適切な手段があればいいと思っている。
そしてドワンゴが「ユーザーの皆様の懸念は理解いたしました」というのにとどめ、そういった感情に全く配慮しない姿勢を鮮明にしているのに対し、クリプトンは『CGMの「入り口」として「ピアプロ」サイトを構築してますが、どうやら「出口」もしっかり用意せねばならない気がしてきました。』や『なお、弊社が行う契約は、着うた配信に限定したものであり、JASRAC等の登録は断じて行いません。従いまして、契約した楽曲がネットで自由に聞けなくなる等の不都合は起こりませんのでご安心ください。』というように、その辺りに配慮し、あるいは何らかのアクションを起こすべきだという姿勢を出している。
だから何を言っても大勢としてはクリプトン側に支持が集まるんじゃないかと思う。

姿勢の違いは両企業の何処でお金を儲けているかの違いもあると思いますけどね。クリプトンとしては何処までもユーザに寄り添った方が利益にはなるわけですし。ただその結果明らかにクリプトンの方が誠実さを感じさせている。

この手の2ch的なお金の臭いが嫌いな場で、ニコニコ市場にしろ定時のCMにしろプレミアム会員にしろ、ニコニコのお金儲けに多少文句がありつつも問題なかったのは、場を維持し企業として利益を上げるために必要なのはしかたない、というのをみんなが認識していたからだと思うが、今回のはそれを超えている、と判断されたからなんでしょう。問題になっているのがドワンゴだからというのもあるし、JASRACが絡んだからというのもあるんでしょうが。
そこを上手くやりつつ作者に還元する方法を考えて欲しかったなあ、と思うんですが、まあ、難しいんでしょうね。前書いた作者へのドネーションだって単純にやってしまうと相当問題はありますしねー。

まあなんか思ったより盛り上がっているので、飽きなければ行くところまで行くのをウォッチしていたい。


昨日からOperaでニコニコで動画が見られない。IEだと見られるんだけど。
どうなってるんだろう。


とか書いていたらクリプトンからさらにコメントが出てた。だから展開速いって。
ドワンゴの印象操作じゃね? というところはまあ、ドワンゴの勘違いという感じ?
ユーザに対して非は認めつつ、ドワンゴに対して言うところは言っているので上手いですね。あーなるほどーとか思ったけどとりあえずこんな事をしている場合ではない。
まあ、なんというか。ドワンゴが劣勢なので、ここで一発面白い燃料を投下していただきたい。

らくがき

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2007年12月20日

だらだらと

ダウンロード違法化キタコレ!!
昨日今日とこれに関する記事が色々出てて面白い。素敵! 愛してる! 違った。
どうなんでしょうね、これ!? じゃねーな、色々どうよ。
というので読んだ範囲で適当に雑感。まあ、だいたいみんなが言っていることだけど。
とりあえずこういうのって私的録音録画小委員会で議論するようなことなの? とか思った。私的録音録画に関する制度の在り方を審議する委員会が扱うには大きすぎない? 今更なのかなあ。何でこの人方がそんな話をしているのかわからん。
あとパブリックコメントの意味のなさにちょっとビックリ。パブコメってなんなの? つーか算数できてません。なんて素敵な民主主義。パブコメ募集の記事に関するスレッドに付いたレスで「さぁ、言え。どんな異論も聞き流してやろう」というのがあったんですが、実に的を射ていて笑った。このスルー力を見習いたい。まあ、ポーズは大事ですね。荒木飛呂彦もよくこだわってます。

とりあえずなんかもう、いっていることが全般的にカオスなんで困ります。とりあえず、ダウンロード違法化つったってどういった運用を考えているのか全く想像できません。
うーん。いや、本当にどうするんだろう。
やるとしたらISPとなんかしてRIAAみたいなことをする感じかな。まあ、あんな絨毯爆撃はしないだろうけど、一罰百戒的に運の悪い人が死ぬ目に遭うという感じか。ISPが協力すれば、出来ないことはない気がする。というかフランスがやろうとしているのってたしかそんな感じだよね。

一方ユーザの、知らないうちに法を犯しているんじゃないかという懸念をどうするかという問題。
適法サイトを示すマーク。
ああ、やばい。思わず草を生やすところだった。あれですよ、マークを発行する機関を作ってお金を取ってボロもうけですよ、多分。まさか認定機関が自主的に全国のサイトを認定して廻るわけ無いし。そんなコストを誰が払うかと。
というわけで、こういう仕組みになると適法サイトが付いていないサイトは違法サイト、ってなるんでしょうし、国内で真面目にビジネスをやるような所はマークをとることになるんでせうね。しかし、どうも、インターネットの性質上それでどうにかなるとは思えないよなあ。大体サイト単位で違法/適法を分けられてもなあ。
「反対する人々の疑念に答えるため、政府、文化庁、権利者にも汗をかいてもらって、まぎれないように運用していきたい」
しかし、汗をかいてったってなあ。実際的でないといけない人が体育会系臭いってやですね。

しかしTVにしろ映画にしろ音楽にしろ、そういったコンテンツ業界が死ぬのは個人的には全然OKなんで、DRMなんかもうガチガチにかけて死んでいってください、とかどうぞ補償金幾らでもかけてくださいという感じなんですが、こういう権利者が主張している範囲を超えて影響が予測できないようなのをこんな適当に決めるなよ、とか思う。

とはいえ実際の影響というと、一般ユーザに関してはあんまりない気がする。権利者サイドが訴えるにしろ少数だろうし。萎縮効果は多少はあるでしょうがWinnyとか見ると、とても意味があるとは思えないしなー。
ということでフリーライダーはこれまで通り出来る範囲でフリーライドしますが。まあ、正直な範囲、どうこう言われる人がこれまでの行動を変える程ではないと思う。意味無いというか、無意味というか。非合法サービスが増える可能性もあるけど。そうでもないか。
ああ、RIAAみたいなことをされれば考えますけどね、さすがに。そしたらまた、昔の牧歌的なネットを楽しみます。

しかし、この路線で行くと、音楽映像以外の全てのコンテンツについてダウンロード違法になるだろうから、どっちかというとビジネス関係がヤバイ気がする。特に最近遵法とか話題になっている気がするし。社内のPCが外部に繋がってて……とかは普通にあると思うので、色々、頭が痛いことになるんじゃないのとか思ったりする。
あとUGCもきつくなるんじゃね、とか思ったけど、それは今でも同じか。

YouTUBEとかニコニコとかはストリーミングだからOKとかも結構アレ、きついっすね。論理が。もうムリのあるのを更に無理矢理現状にあわせようとしてカオスになっているんでしょうか。

むしろこれでビジネス出来ないのかなあと、思ったりする。なんか上手いこと自分が作ったコンテンツを適法マークのないサイトからダウンロードさせて高額の賠償金を請求するビジネス。「情を知って(というか何でこんな意味不明な言い回しをするんだ?)」というところも、適法マークを確認しませんでしたね、ですむ気がする。上手くいけば合法的に金を巻き上げられるようなきがする。あるいはあなたは××で違法ダウンロードをしたので何日にいないに○○にお金を振り込まないと訴えますよとか言うメールをスパムしまくるとか。って、これは普通に架空請求ですね。まあでも同じようなことを考えている人はいっぱいいるだろうなあ。やろうとする人はあんまりいないでしょうけど。

なんというか技術の普及で産業構造は変わるわけで、その中で潰れる所もあれば、上手くやってウハウハな所もあるよねー、という感じにはならないのかしら。
「違法アップローダーとビジネス上での競争などしたくはないんですが」といった人がいるわけですが、P2Pと勝負してしっかり成功しているiTMSとかあるわけですしナー。

それより「怪盗きらめきマンの歌」をダウンロードできる配信サイトが見あたらないですね。あんないい曲がないなんて、どうかしてるよ、実際。


初音ミクを使ったのオリジナルソング「みくみくにしてあげる♪」がみごとJASRAQ入りした件で色々話題になっているみたい。

まあ現状、PV等二次創作を含めてニコニコで盛り上がったからといって、どうしようが作者の自由ですよねー。ただ勿論ドワンゴのやり方が上手くないんじゃないの? みたいなきはする。2ちゃんねる的な文化を引き継ぐことで盛り上がったニコニコで2ちゃんねるなどを中心に蛇蝎の如く嫌われているJASRAQに、ニコニコで有名になった曲を登録すれば反感を買うのは当たり前だよなあ。勿論それ以外にも色々ありますが。
あと、信託うんぬんとか、ドワンゴと作者との間に齟齬があれば問題外ですが。つーかこの辺怪しそうですが。

個人的には中で何があったかわからないので何とも言い難いけど、とりあえずそうなるのかあ。と言う気分。正直つまんない。作者に何かしらの還元があるのはいいんですが、せっかくなんだから何か新しい方向性を見せて欲しかった。けど、ドワンゴってふつーに着メロとかで設けている会社ですし、既存のやり方に乗せるのは不思議でも何でもないよなあ。
それにしてもあまりにつまんねー。

作者への還元という点では、個人的にはニコニコアカウントを使った少額決済のシステムを作って、直接作者にドネーション出来るようなのをやって欲しかったなあと思う。難しいのかも知れないけど、とりあえずはクレジットで決済しているプレミアム会員を対象に実験的に、という感じでやれば出来たんじゃないかなあと。

カラオケとか着うたは――どうなってんでしょうね。

まあ、この手の問題はもめればもめるほど色々面白いんでどんどんもめてほしいなあ、と思う。でも今のところ見た感じでは、運営側は適当にやり過ごすんだろうけど。燃え上がる作者への運営フォローもないしね。
あとはどの程度みんながウンコまき散らすかだろうけど、それもそんなに長続きはしない気がする。僕もみんなも忘れっぽいしね。一部執念深い人はいるけど、まあ、なあなあとなるんだろうなあ。
つまんない。


2007年12月17日

落書きその他。

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実は一般人は、十二球団を云えないという説が出て僕の既成概念が打ち倒されつつあります。とくにパ・リーグなんて云えないだろうと。あれ、セ・リーグだっけ。巨人とかいない方です。
うーん。僕はてっきり一般人はみんな十二球団とか云えるもんだと思っていた。困ったな。これからは何をベンチマークにすれば良いんだろう。


人んちで金8先生をみたら金8がちょっとアレすぎて困った。正直こんな先生にだけには教わりたくない。いや、教わらなかったんで良かった、か。
見たのは一部シーンなんで、全体的な評価が出来るわけではないんですが。。
なんか学級会みたいなところで学生みんなに、もしお金が幾らでもあったら買うものをかけとかいうわけですよ。変な板に、名前を添えてですよ!? それを集めて黒板に貼って、うーん○×君の欲しいのは……、とかみんなにサラし出すんですよ! それはまあいい。いや、よくないけど。
で、なんだかんだいったあげく、君たちが欲しかったのは、本当はお金で買えないものだったんじゃないか。みたいなことを言い出すんですよ。
しかもそれに抗議する学生に、君はだまっとれ、とか言い出すんですよ。
なんですかこの知性の欠落した先生は。頭がおかしいとしか思えない。狂ってる。発狂している。 誰か! 救急車を! 救急車を呼んでください! 金8先生の頭の中がなにか通常の状態からかけ離れたなにか得体の知れない液状の物質に置き換えられたあげく口からその一部が気体となって放出されているのです!

結局一部シーン見ただけなので、実は先生は知性の欠落した状態を装うことでなにか大事なことを学生に伝えたかったという話なのかも知れません。


神戸ルミナリエとかいうイルミネーションの企画が赤字だそうで。それはいいんですが、主催の方が「震災の記憶を受け継いでいくためにも、ルミナリエを続けていきたい」と言っているのを見て不思議な気分。
震災の記憶を受け継ぐのは、また同様の地震が起こったときに防災意識が薄れていると、同じように大きな被害が出るとよろしくない、教訓をちゃんと生かしていきましょうということだと思うんですが、それとルミナリエが結びつかない。それとも関西の人はあのイルミネーションを見ると、あ、しまったまた防災意識が薄れてる! 気をつけなくちゃ! とか、そういえば食糧の備蓄がなくなっていたなあ、とか、防災設計の家を建てないとなあとか思うんだろうか。
うーん。ファンタジー!

それとも「震災の記憶を受け継いでいく」という言い回しに何か僕の知らない不思議な意味があるんだろうか。例えば、実は関西弁ではお金儲けする、を意味するとか。それなら腑に落ちますね。


某中華レストランチェーンのGラーメン報道を見て、愚者は経験から学ぶという、言葉を思い出した。彼は学んだのでしょうか。

しかしこの手の話題は何処ぞの個人ニュースサイトなど経由でスレ、まとめサイトを通じて知ることが多かったけど、ここ二三件報道を先に見ることが多い気がする。僕のアンテナが下がったのかも知れないけど、報道が異様に速すぎる。よっぽど問題にならない限り報道しなかったように思っていたけど、閾値が低くなったのかな。つってもネットの報道だけど。
うーん、まあどうでもいいか。


Hunter×Hunterの最近の連載分をまとめて読んだ。とりあえず地の文多すぎ、と思ったのは僕だけではないはず。漫画ってレベルじゃねーぞ。
面白いけど。


著作権に関してぼーっと思った。というか前も書いた気もする。まあいいや。
インターネットがあろうがなかろうが、ユーザは同じものにお金を出していると思う。つまり、見たいコンテンツを見るための手段にお金を払うと言う意味では。
見るための手段が、レコードなりCDなりビデオなりなんなりで、著作権法の想定する状況と一致していて、上手くいっていた何十年かは良かったと。
ただインターネットが出てくると、回線費にだけお金を払えば、まあ、なんだかんだすれば見られちゃう。というかインターネットが出る前だって知り合いのコピーしてたじゃん。気にしないでも儲かってたからあんまり気にしてなかっただけで。
でまあ、そういう知り合いコピー的なのが強力に行われる状況がでれば、それで聞ける人は回線費だけで聞くよねー。と言う話。あ、あとPCとかスピーカーとか。
というわけで、ユーザのやることは一貫しているんだろうと思うんですが、どうなんでしょう。それぞれが出来るだけ安い値段で欲しいものを手に入れるというだけでユーザ性善も性悪も無いような気がする。法律違反たって、遵法意識を刺激するようなもんでもなし、
実質罰則を受けることもなく。あ、それが性悪といいたいのか。
しかし状況が変わったのに、情報が稀少だった時代のなるべく隠して隠してな昔の状況を想定した法律でどうこうしようとするのはどうなんでしょう。上手くいくのかな。結構大変な気がするけど。そもそも見られなく/聞かれなくなるという問題も含めて。パッケージビジネスだって昔からあるわけでもないんだし。
私的録音保証制度なんか見ていると税みたいなもんだから、もう税にしちゃって国の金でコンテンツ制作者を喰わせて、そのかわり著作権なんて無くしてしまえばいいじゃん! とか思ったけどまあ、ないだろうなあ。
と、思ったらそういう方面の話もあるようで。面白いと思うけど、やっぱりないだろうなあ。こういうお互いに利益の反する人が無数にいるような状況が悪化している時って、抜本的な変更ってどうやってなされるんだろう。これにかんしては割と膠着している感があるけど。
状況が逼迫しないと行けないのかな。ダビング10の成立もアナログ停波の日程が決まっているからと言うのもあるだろうしなあ。そういう意味でこのままどんどん沈んでいくといーなと思ったり、思わなかったり。

まあ、しかし僕の視野も狭いな。


著作権というとどうでも良いんだけど、同人、お絵描き系サイトって結構な確率で著作権に関する表示がされている気がする。

当サイトは著作権法により保護されています。全ての画像やテキストの無断転載や複製、使用を禁じます。

とかそういうの。いや、そんなの書かなくたって、君の絵誰も転載なんてしないから! とか思ったりはしないこともないというか、結構思うけど。ぷ、勘違いしちゃって、はっずかしー!! みたいな。
いや、まあ、上手い人が無断で転載するなんて良くある話なんですが、でも別に著作権主張したって何の意味も無いんですよね。されるときはされるし。転載されて文句言うときは別にあらかじめ主張していたから何か違いがあるとも思えないし。
というかんじで全くメリットがないのに、実は自分が思っていたより上手くなかったら、僕みたいに嫌な性格の人から、馬鹿にされるリスクも負うんですよ。指差して嗤われる可能性があるわけです。
というわけで、わざわざ何で表示するんだろうナーと思っていたんですが、ふと、最初に作った自分のサイトのソースを見たらしっかり書いてあった。あら恥ずかしいわ。

実際は新しくサイトを作る人が、先人のサイトを参考にするため、広まってしまったんでしょう。ミームとかそういうの。だから初心者に多い。ようは最初の人が悪いのかな。逆に自分で構築する必要の無いレンタルブログとかではあんま見かけないし。

別にイイじゃん! 転載されたって。
とか思うのは僕の絵が転載されることはあり得ないからかねー。人気のある人はまた違うんでしょうね。


著作権じゃなくて特許とかの話だけど。世界全体の技術の進展で言うなら、特許とかってないほうがいいんじゃね? とか思ったりする。それまでになされた技術開発を踏まえた上で新たな技術開発がされるから、技術の進展は指数的な発展を遂げた事を考えれば、特許による技術の保護というのは、技術の進展にはマイナスになる場合も結構あるのではないかと思った。
もちろん長い時間とお金をかけてつくった技術が速攻で他の企業に真似されて、かけたコストをペイできなければ技術開発のインセンティブが無くなってしまうというのでしょうし、それは資本主義が差異からお金を稼ぐ体制だからしょうがないとは思う。だから特許があり、かつ特許に期限が決まっているんでしょうが、なにか、もうちょっとないんかいなと思ったりする。特に技術の発展の速度が速まれば、特許で保護される期間は相対的に長くなっちゃうわけですし。
他の企業に使わせてお金をとるような形なら、その値が適性なら良いんでしょうが、使わせないという方に権利を行使するのは良くないよなあ。特に研究開発と、実際の製造が同じような企業はそうなるだろうし。科学とかでもインセンティブが直接お金でないところなんかは、そのへん良さそうな気がする。
あ、特許でも基本強制許諾とかにすればいいのか。ある決まっただけ払えば使えるようにすればいいよなー。それなら特許を持っている側は同じ製品でコスト的に優位に立てる+他者から使用料がもらえるからOK……だったりしないかしら。

著作権とか特許とか偉い人がどんなことを考えてるのか気になったりしないでもないけど、前提知識がないのと難しそうなので調べる気がしない……。誰か僕でもわかる言葉で教えてくれないかなあ。


言葉にしろ暴力にしろ、人をいたぶるのが好きな人というのは、いたぶられてきた人か、想像力がない人か、マゾヒストのどれかな気がする。って粒度がいい加減な分類だな。


そういえば、ぼーっとネットとか見ていると、これこれこういう記事、発言は嫌な気分になる人もいるからダメだ! みたいなのを見る。
で、なんだかなーなんだろう、何とも云えずその手の「配慮した」発言に気持ちの悪さを感じたりします。

いや、こういうのって、でお前はどう思ったの? ということが見えてこないんですよ。そういうことを書くからには嫌な気分になったのは当人なんでしょうが、それを明示せずに、いるんだかいないんだかわからない「嫌な気分になる人」におっかぶせて、その影からdisっているのかなと思う。
もし自分が嫌な気分になったなら、そういえばいいだろうし、そうでなければ、黙っていればいのにとか。
あ、いや、俺は空気読んでいるのに、お前が読んでいないのは許せないと言うこともあるのかもしれないけど。俺は嫌な気分になるかも知れない人のことを考慮して発言しているのに、そうしないのは不快。冷たい怒りのバリエーション。
まあでも、殆どはたんに「俺が不愉快だ」の奇妙な言い換えですね。
もし本当に嫌な気分になる人がいて、配慮しないで不利益を被るのは発言者なんだから、何も言う必要はないし、発言者のことを思っての忠告なら公に晒す必要はないと思う。
嫌な気分になる人がいないのに「配慮して」黙ることは発言を窒息させるだろうし、それはあんまり面白い事ではないよなあ。
まあ、いらん発言をdisるの自体は、うーん、良かったり悪かったりでしょうが。

どうでもいいんですが、disってラッパーがもともとつかってたんですね。ところでラッパーってなんですかね。ラッピングする人?

こういう事を書くと、天に唾を吐いているのではないかと自分の過去ログをチェックしなきゃ! とか思ったりするけど、面倒なのでしません。お前やってるじゃんとか言うことがあれば(多分ある)、そっと見下していただきたい。


ついでに。KYとか。
KYとかいう単語をみるとさぶいぼがたつので。空気読めないについて。
空気読めないという言葉の恐ろしいのは、自分が空気読めてるか読めていないかというのが自分には絶対わかり得ないところだと思う。お前空気読めと言っている自分が空気読めているかは自分にはわからない。そういう状態で人に空気読めというのは恐るべき勇気がいると思います。
逆に空気読めていないと言われそうですが……とかへりくだっているともう、あれですよ、じゃあ黙れ、ですよ。
つまりそういう空気読めとか読めていないとかは、その場にいない人を貶すために使いましょうと言うところですってあれ、一番最悪な結論になったぞ。


ヘルシングOVAの予告編を見ていたら、台詞がルー語みたいになっててミソスープ吹いた。オーダーはオンリーワン! ブフー
飛散した液体は、机にまき散らせれ、紙に、マウスに、キーボードに、鉛筆削りに、そして本に吸収されていった。

という事実はない。


情報で博士をとってもPh.Dなんだよ、とさも物知り顔で人に教えたら、え、なんでですかと返ってきたわけですが、全く思い出せず、瞬く間に物知り顔のメッキがはがれた。赤面。
理由は検索すれば即座に出てくるんでまあいいや。グルには敵いません。

ついでにあんまり関係ないんですが、哲学って何かよくわからんよなーという話。
いま様々な名前で言われている諸科学は元は哲学だったのかなあという感じはします。ただ各分野がそれぞれの方法で名を得て、独立して、そしてかつては哲学の領域だったところを浸食して、相対的に哲学は小さくなり、人文科学の一領域に押し込められ、科学にならなかったもの、その残りがいま哲学という名で呼ばれていると勝手に考えてます。よくわからないので。
僕の印象っすよ、印象。あ言い訳で逃げているつもりです。
実際は哲学研究の現場で行われていることは過去の哲学者を扱う歴史だったり、テクスト解釈だったりするのかなとも思います。が、「哲学」といった場合、およそ人が考える物事全ての中で、他の名で呼ぶことが出来ないもの全部じゃないかというところでどうでしょう。

哲学を知らない人間の哲学の印象。
様々な事を考えそれに専門用語を付けて、専門用語を縦横無尽に繰り出してなんだか偉そう。インテリだからって学をひけらかしていて嫌な感じよね、奥さん。という感じ。
専門家の間で専門用語を使う便利さはわかるけど、だからといって専門外の人間に専門用語を使って煙に巻くようなのはどうかと思う。専門外の人間なら、中学生でもわかるように説明しろ、というか少なくともそう努力するのが基本だろう。とか。
まあ実際は、読みやすい哲学の本だっていくらも出ているんでしょうけど、その辺努力たりなくね? と思う。

科学工学とかは、わからなくてもその成果が有用であればそれでいいわけです。量子力学は意味不明でも、パソコンは非常に便利。相対論がわからなくてもGPSは役に立つ。というわけでもうちょっと上手いアピールはないものか。
そして読める範囲で平易な解説をみると、僕が彼女を作るための努力をしない言い訳を考えるのと何が違うんだろうと考えたりする

ちなみに科学は哲学に近いかも知れませんが、工学は哲学の前に存在するわけです。ヒトが石を打って石器を作り始めたときから工学は存在するのです。サルが骨を空にぶん投げたときには工学は存在していたのです。
工学は素敵です。

まー相変わらず何も調べずに物凄い適当なことを書いているので怒ってください。


ニコニコ動画に上がっている、2000年に放映されたタイムボカンシリーズ「怪盗きらめきマン」のOP「怪盗きらめきマンの歌」が格好良すぎる! とくにfull Ver。全般的に歌詞がこなれていない感があるんですが、それが上手く引っかかって素敵な効果。なんというか、普通だったら歌詞に使わないような言葉がちりばめられているんですが、それが上手い。メロディも古くさい&なんか変な感じなんだけどそれがまた、とにかく格好良い。多分誰にもわかってもらえないので、ここに書くぜ!

とか書いたら運営に消されてた! ぎゃーん。

2007年12月12日

らくがき

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かきなおし。

2007年12月11日

らくがき

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服の模様をゴチャゴチャ描きたかったけどあんまりゴチャゴチャにならなかった。残念。

2007年12月10日

日記ではない。


親不知の一本目を抜いた後、こんなにしんどいならDSぐらい買っても罰は当たるまいと自分に言い聞かせてニンテンドーDSを買いました。で、ニュースーパーマリオを買って三回ぐらいクリアして、マリオカートを買ってすぐ飽きて、マリオ64DSを買って今やっているところです。まるで任天堂の回し者のようなラインナップでSUNE。
まあなんというか、どうなんでしょう。タッチスクリーンを生かすところが全くないですね、この三つ。一応使わないこたあないんですが。
前ふたつはいいとして64DSなんですが、3Dゲームで入力が画面の方向と対応しているのを十字キーでやるのは正直しんどいなあと思いました。バイオハザードみたいにキャラクターの方向と対応しているなら問題ないんだろうけど。カメラが移動するような所だと操作しづらい。なめらかにぐるぐる回るのが困難なので、クッパとかマジしんどい。
一応タッチスクリーンでも出来るけど、アレはアレでちょっと。指の移動にあわせて中心がずれていくのでどうにもやりにくーい。固定できるようにして欲しかった。
大体の所ではカメラの移動で対応できるんですが、なんというか、PSPでやりたいと思ったのは僕だけではないはず。

何で64DSを買ったかというとマリオギャラクシーのプレイ動画を見ていると面白そうでたまらなかったというだけなんですが、64DSを一通りやってからもう一度プレイ動画見ているとあっちの方がずいぶんと面白そうで。しまった、欲求が解消できなかった! とか思ったんですが、まあ別にそれはそれでどうでもいい。
動画向きでD端子とかついてるディスプレイ買ってWiiとソフト買ってもそこまでの値段にならないとは思うんですが、なんというか、負けてなるものかとかそういうことを考えてしまいます。もうDS買った時点でやってしまった感大盛りなので、これ以上は! という。

それはそうとそろそろDSもーいーかなーと言う気分になりつつあります。どうしたもんかね。



ニコニコで忙しい人向けタグが面白い。というか面白いのが多い。前テニミュとか粉雪とかの忙しい人Ver面白かったけど他あんまり見てなかったんですが、久々に色々見ていると数も質もアップしている。個人的には薄幸Pのが面白い。質も良くで平日休日問わず一日一本新作があがっているというのは、一体どうなってるんだ。忙しい人向けというかもう完全にMAD音楽ですが。所謂昔ながらのアニソンのと、アイマス関係がおもろい。
前はなるべく自然にあり得ないぐらい短くすると言うのが面白かったけど、最近は歌詞の内容を逆にしてしまうようなのとかがツボに入る。腹痛い。
ぱおーん。

こういうのを見るとあらためてインタビューとか何でもアリだなあと思う。尺の関係もあるんだろうし、編集するのは仕方がないんだろうけど、未編集なのをネットなど誰でもアクセスでき
るところに置かないとフェアじゃないよなあ。
される側が対応するようになるのかな。


吉野家のテラ牛丼。フェムト牛丼とかだったら炎上しなかったんじゃないかとか考えた。しかしテラ牛丼にしろケンタッキーのGの揚げ物にしろ。なんだろう、こんなつまらないネタで良く盛り上がるなあと思ったら一瞬で過去のネタになりつつあり、むしろ炎上自体について語られるほうが多い感がある。
炎上の速度も上がっている様な気がする。全般的にネタの消費速度は上がっているとは思うんですが、もう一ヶ月一昔ですよ。

私刑の感が漂う炎上はあんまり気持ちの良いものでもないし自分に矛先が向かったらと考えるとかなりヤですが、ある程度はまあ、しょうがないなあと思う。自分は正しいことをやっているという感じでやっているのを見るとちょっとゾッとしますが、そんなもんだろうなあという気分。
遙か昔からやられてきてる様なことが、ネットが生まれたことで効率的に行われるようになっただけで、別に人心が荒廃しているわけではなく、元々そうだったのが見える機会が増えたと言う気がする。
ネットの構造なりシステムなりがそうしているので、それを実世界に近づけろという話が出るのはわかる。実名論争とかはそうなんだろうと思うけど、お隣の国の話を見るとあんまり関係ないみたい。大体従来同じようなことは行われてきているわけだしなあ。

ある程度はシステムや法律で対応できるだろうし、するべきでしょうが、その他に関してはそういうものとして見るべきなのかなあと思う。炎上が悪いかどうかだって誰にも分からないわけですし。過渡期ということなんでしょうか。
過渡期が何年続くか知りませんが。

ネットがあろうが無かろうが、相手が自分と同様に人間であると思うのはなかなか難しいけど、ネット上ではそういうのが分かりやすく出てしまうのは、まあ、面白いんでしょう。嫌な気持ちになるのも少なくないですが。
色々見ていると自分以外ってみんな馬鹿ですよ、ホント。
困ったものです。


ニコニコ動画で公式動画が配信されるようになってそれなりに立つんですが、よしよし動画もAVEXもあんまり盛り上がっていないようであーってな気分になります。
ねえねえ、どんな気持ち? ねえ、どんな気持ち? アマチュアの動画に再生数でぼろ負けってどんな気持ち? 
ということは育ちの良い僕は勿論頭の片隅でさえ思っていないんですが、まあなんというか、結構大々的に打ち上げた割には盛り上がっていないので、これだとあんまり後が続かなそうで残念な感じです。まあ、公式であがっている動画も大変残念な内容なのですが。

ああ、むしろオリジナル要素の高いCGM方面が大分強まってきていることを喜ぶべきか。

いやしかし三つほど見たけど、これは本当にヤバイ。プロが作ったコンテンツへの期待を差し引いたとしても圧倒的につまらない。面白くない。つまらなすぎてナルコレプシーになったかのように睡魔が襲ってくる。
これではお笑いファンへの僕の偏見が増す増す増えていきます。エ、こんなにつまらないのを好んでみるの? みたいな。だってお笑いですよ。笑いに「お」までつけるんですよ。あがめ奉っているんですよ。あと千年ぐらいしたら御御御笑いとか呼ばれるようになるんですよ。こんなに敬意を払われているのに笑えない。これではお笑いという呼び名なんて、たんなる当てこすりじゃないですか。
しかも、これがお笑いの中では最高峰と言われたり言われなかったりする吉本ですよ。他の地域の人間より面白いという幻想を抱かれることの多い関西人、話に必ずオチを付けなければならないという強迫観念に駆られているパラノイア集団。そんな彼らが東京で見られるお笑いは、関西でやっている吉本に比べると面白くないとか言われる吉本ですよ。そんなこと言われた後によしよし動画を見てしまうと、もう僕はすっかり人間不信に陥ってしまいます。これでは関西人を信じられませんよ。お笑いファンも信じられません。お笑いのパッケージに詰めて客が笑ってれば笑う自動機械なんかと。
もうね、あなた方はね、自分たちの入っている蛸壺のサイズをキッチリと認識してですね、少しニポンジンとしての美徳をデスね

こんなサービスで粒よりの動画を出す気はないと言うことなのかも知れませんが、スタートアップにこんなの出していたらそんな成功しないよなあと思った。。
あとプロが芸人を一発あてて使い捨てていくようなやり方では、無数の素人が一発あてていくのに対抗するのは大変なんじゃないかなーと思ったり思わなかったり。


賞味期限の偽装とかの問題が示している事って、結局、結構食べ物って持つよね、とか人間のお腹って丈夫ですよ、とかそういうことのような気がする。アレでお腹壊した人とか病気になった人っているんだろうか。嘘を言うのは商売上よろしくないでしょうが、そもそもの賞味期限ってどうやって決まっているのかというの言及されているところを見ないのが不思議。僕が見ないだけで、テレビだとやってるのかなあ。
賞味期限はあまり気にしないで喰っても大丈夫よ、というのは分かりました。
まー生産地偽装は勘弁してよ、みたいな気になりますので、食べるものに過敏になるのは分かります。食品関連の企業に勤めるとそこのモノが食べられなくなるなどという噂は前から聞きますし、コンビニのものもなんだかんだと言われたりもする。とはいえあんまり考えすぎてストレスをためるよりは、適当に食べるほうがいいよなあと思いますが、赤福なんかは一時期から明確に不味くなったので、おみやげとしては非常にどうかと思います。


今は無き「司会者なし、台本なし、解答なしの真剣バトル」って結局雑談か口げんかだよなあ。やっている側が楽しいのは分かるけど。斜めからではなく真っ直ぐ楽しめた人っていたのかなあ。いたんだろうなあ。僕は五分以上耐えられた試しがありません。
あんなのこそニコニコ向きという気もするけど、見あたらないのはキッチリ消されてるからかなあ。

2007年12月09日

落書き

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2007年12月05日

らくがき

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模写。

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小さく描く。
首長い。

2007年12月02日

らくがき

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頭でっかい。

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んーなんか色々グッダグダですが。

2007年12月01日

ロージェノム

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ロージェノム最終形態。
頭がボーボー燃えます。

らくがき

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