2007年12月28日

ながいよ

久々にカラー絵。
色塗るからとカブラペンでペン入れしたら細くなったのは良いけど、すごいガタガタになったけど、縮小したらどうと言うこともなかった。
カラーはやっぱめんどいなー。めんどいのであまりやらないので、技術があんまり蓄積しないので、いつまでも面倒くさい。まあ、それでも前よりは少しは見られるのにはなっていると思う。多分。

普段幾ら落書きしても肩が凝ることはないんですが、タブレットを使っていると一時間とかでめっさ肩が痛くなる。イスの高さとかなんとか、視線が上向きだしなあ。
つかれた。


先週末はお腹の調子がよろしくありませんでした。下痢ではなく出ない方。
僕が割と下しやすく、冷やすと一発で大変なことになるんですが、便秘気味なことはあんまりないんですよ。いや、無いわけではないし、でないならでないで放っておけばそのうちどうにかなるのは経験上わかっているんですが、今回はなんと便秘と下痢が組み合わさるという高等技術を駆使したお腹の不調が僕の下腹部を中心に繰り広げられました。
便秘と下痢の組み合わせというと非常に二律背反的でまるで冗談のようなんですが、実際の所は単にお腹が下っているのに出ないというそれだけです。夜中にお腹が痛くて目が覚めてトイレに駆け込んだは良いが、ウンウン唸っても肝心のものが出てこないという、まあ、そういう辛い目にあったわけです。
所謂直腸と液体と特殊な栓に関係する卑猥なプレイはなるほど苦しかろうと思わされた夜でした。

その後、使捨懐炉などを駆使してお腹を温めることで下痢気味なほうは回避できたのですが、便秘気味な方は、普段ならないので対処の仕方もわからず飯を食うたびにキツイ膨満感に悩まされ、なるほど便秘に悩んでいるひとは苦しかろうと思わされた昼でした。

結局水と食物繊維の積極的な摂取によって見事お腹は回復いたしました。ノウハウは覚えたので、これでもう怖いものはありません(大腸的な意味で)。



初音ミクに関するゴタゴタが終わってた。いや、火曜日にはもう終わってたんですが。細かい争点はお互い不問にして全体的にはドワンゴがクリプトン側の言い分を全面的に飲んだ形になったみたい。CGMでユーザを味方にしてお金を稼ぎたいなら、クリプトン的な方面に行くしかないと思うので納得。ただドワンゴは手打ちになるまで十二分に傷を広げてしまった感じもあるが。
その傷がどの程度かというと、多分大した事はないと思うけど、少なくとも代替のサービスに対して目を向けさせる程度にはあったと思う。zoomeとか。それと後々ドワンゴorニワンゴが何かしたとき、何回でもこのことについて言われるんだろうな。

実際の所詰めればクリプトンに全く問題がなかった訳でもないだとも思うが、作るのもユーザ買うのもユーザというところで、様々な芸術的手段を駆使してユーザを敵にしたドワンゴの奮戦には正直感動を覚えた。多分、どっかでメンツをつぶされたと感じたのではないかとエスパー。最初の方のクリプトン社長のコメントにドワンゴ側への配慮があったようにも見えないし。無かったからこそ好意的に受け取られたんだろうとも思うが。

しかし今回のことで思ったのはJASRACはタブーだなと言うことです。あらゆる細かい事を抜きにしてJASRACには触れてはいけない。インターネットから生まれるコンテンツを扱おうとすれば、JASRACは触れてはいけない。JASRACに触れたものはそれはすなわち敵。という認識があるなあと。色々見てるとそう思われてるのは率直に言ってJASRAC自身が原因だと思いますが。
インターネットに現在の著作権が全くあって無いという状況と、著作権のみで喰っているJARACが頑張れば頑張るほど、インターネットの音楽文化は死んでいくという経緯がある以上JASRACが嫌われるのは当然だと思うし、それ以上にこれまでのろくでもない仕儀がある以上何処までも何処までも、それこそJASRACに関係ないことまで責を負わされて嫌悪されるのは、わりと納得が出来る。
その嫌悪が、十代とかの若い世代まで継承されるのかどうかというのが、興味のあるところではありますが。個人的な印象としては、割とされているきがする。

しかし著作権関係で分かりやすい敵がJASRACだけというのは逆に言えば真っ当に著作権を管理されているのが音楽だけと言うことなのかとも思う。それは正直どうなんだろう。

あとおもったこと。
ユーザをつかって一儲けとするのは対応を間違えると簡単にユーザが敵になる。
嫌儲はどうか、というのもあるけど、既存の産業構造が嫌だと言っているだけなきがする。作ってる人が儲けるのはかまわないけど、なるべく中抜きしようね、ネットなら出来るんだから、という感じ。そこのところ納得できるシステムを付ければ受け入れられると思う。


そういえばあんまり関係ないけどJASRACの中の人のインタビューに凄い台詞があった。

「切り貼り」は創造にあらず!!!
凄いですね。何度でも言ってみたいナイスフレーズです。

「切り貼り」は創造にあらず!!!
「切り貼り」は創造にあらず!!!
「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!
「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!「切り貼り」は創造にあらず!!!

このひと大丈夫か?
こんな事考えている人間が著作権管理しているんだから、そりゃ嫌われるよ。べつにお金儲けをするのは良いけど、文化振興とかそういうお題目を掲げてこんな事言っていると何処までも嫌悪されると思うが。著作権で楽してお金儲けがしたいんです! っていえば、ああそうかって納得してもらえるだろうになあ。
どっちみち嫌われるだろうけど。


どうでもいいけどホンマもんのウォッチャーはすごいなあと、ちょっと思った。
僕は彼らのまとめた情報を追うぐらいしか出来ません。



地上波デジタルとかどうなるんでしょう。コピーワンス関係の話だと良く北京オリンピックまでに! みたいなフレーズを見るんですが、あんなクソつまらないイベントがキラーコンテンツなんだから地上波デジタルの先は真っ暗なんじゃないかと思います(期待します)。

地上波テレビなんかもう過去の異物なんですよ。あ、そういや誤解されることもあるんですが、僕は別にテレビ番組が嫌いなわけではないですよ。最近のは知りませんが、少なくとも僕がまだ多少見てた頃は結構面白い番組ありましたし。くだらない番組万々歳です。
コンテンツが問題なんじゃないんですよ。たった七チャンネルしかないメディアを何千万人が見ているという、そういう構造が気持ち悪いんですよ。テレビ局がどれだけ適当に番組を作っても、どんだけ非道いものを流しても何十万人が見るんですよ! そしてそういう構造が法律的に補償されているわけです。
なにそれ、何処の独裁国家? ココは北朝鮮じゃないんだからさあ、もうちょっと現代的になりましょうよ、そう思うんですよ。

例えばテレビが千チャンネルぐらいあってですよ、その中から視聴者が選ぶとかならいいと思います。実に真っ当です。多チャンネルが技術的に全く不可能ではないのに、何十年も前の技術的制約から生まれた制度を守るというのは……。
や、食い扶持を守ろうとするのは自然な行為なので、そんなに悪いとも思いませんが。まあ、なんというか、そういう異様なものを意識せずに受け入れている視聴者は、ちょっと怖いなあと思います。

というわけでコピーワンスなりなんなりでユーザアンフレンドリーな方向を邁進しつつグダグダなかんじで2011年を迎えてアナログ放送がちゃんと予定通り消えてくれれば、少しはみんなテレビとかをゴミ箱に捨ててくれるんじゃないかとものすごーく期待してたりします。

そういえばFriioとかあるとコピー制御マジ意味ないので、新しい技術の導入を検討仕様みたいな話が出てて、おお良いぞ、もっと泥沼になれとか思ったら、なんか、「スクランブルは解除する方向で検討を」とか言っている権利者がいるし。もうー勘弁してください。アホかと、バカかと。これから頑張ってテレビ局とかが身を張った壮大な実験をかましているというのに、こういう空気の読めない発言は正直やめていただきたい。
そしてテレビ局などにはコピーワンス死守を徹底していただきたい。いやむしろ行くなら行くところまで行くべきです。
コピーネバーの導入の検討を!!


ダウンロード違法化反対は色々頑張っている感じ。頑張れー。あんな意味不明なものが制度化されて無駄なコストがかかるなんて考えるだけでおそろしい。
なんというか著作権がわからんのですよ。全く。じゃあ勉強しろといわれそうだけどさ、んー、や、そうなんですが、なんというか。インターネット人口が日本人口に近づきつつある現状で、よっぽど勉強しないと何が違法で何が適法かほぼわからないという制度は正直どうなんだろうと。というかほぼみんなが潜在的に法を犯しているという制度は正直どうなんだろうと。

そういえば違法コンテンツのダウンロードは万引きと同じ。万引きを擁護するのかというレトリックがあるけど、万引きが店に卸値分の被害を明確に与えるのに対して、違法コンテンツのダウンロードはそうではない、というのは結構大きな違いだと思う。良い悪いはさておいて、そのレトリックで黙らせたとしても納得させることは難しい。

しかしもう、著作権なんて訳わからんし、インターネットを使う殆どの人が関わるのに殆どの人が何をどうすれば遵法者でいられるかもわからないんだから、なにか分かりやすいように単純化出来ないのかと疑問に思います。厳しくするなら厳しくするなりに、腑に落ちる制度にしてくれ世と思う。

ダウンロード違法かするならするで、ISPにユーザのパケットを監視することを義務づけて違法コンテンツが検知されたら、立件するとかしてくれれば納得はするんですが。あ、もちろん映像音楽画像文章問わず。出来るかどうかは知らないけど。
そうすりゃみんな止めるでしょう。
日本全国全ての信号にカメラを付けて赤信号を渡った人の顔を検出して全部立件すればだれも信号無視なんかしなくなるでしょうしね。そんな感じで。
僕もそうすればインターネットなんか即座に止めるんですけどね。メールだけで。

著作権を置き換えるうまい制度はないんですかねー。


そういえば動画配信サイトって、著作権的に完全に白いサイトは何故か申し合わせたかのように使いにくいサイトが多い。
とにかく、使いにくい。トップページは見にくいし分かりにくいし、クリック数も多い。プレーヤーも制約が多い。Operaで見られない、Windows+IEだけとかふざけんな。それだけで絶対使わねえと思う。
これはアレですよ、昔懐かしのウェブディレクトリ方のツクリですよ。今は無き。ウェブがディレクトリ方から検索型へ行ったのは、そちらの方がユーザにとって好ましかったからですよ。実際繁盛している動画サイトyouTubeもニコニコも検索型。ユーザ投稿なんだから当たり前だけど。
結局どんなに規制しようが新たな違法配信サイトは出るんだから、お金を取っても良いからせめて違法配信しているところよりマシなサイトだといいんだけど。
Gyaoとかもせいぜい使いやすいサイトにして欲しい。
でもFlashじゃなくてSilverlightなんだってね……。


何処で読んだか忘れてしまったのですが、低所得者層で子供が多いわけは、子供が親の老後を支えるというメリットが存在するから、というのがあった。あ、それはわかりやすいなと。確かに高所得者層だと子供に老後を任せるという発想はあまりないだろうし、教育費の分を考えれば子供を作るメリットはあまりない、いっぽう低所得者層だとその逆、と。
確かに高校まで公立で進めばあまりお金がかからないし、高卒ないし中卒で就職して家にお金を入れてくれるとなれば子供を作るインセンティブはあるなあ。
まあ、もちろんいろんな場合があるんで、こういう分かりやすい理由ばかりではないだろうけどコレは考えたことがなかったので。


責任という考え方も、思っているより自明ではないよな。責任という概念がどう有用であるかという話になると、割と怪しい場合気がする。原因を追及するところで責任を追及するとか、結構ある話だし。
責任をどう考えるかというのは制度設計の問題で、有用でなければ無くて良いとおもうけど、なんかまるで先天的に存在するような感じの物言いがされるのは違和感を感じる。どうしたいのかという考えが見えない。
まあ、責任に関するショーを見ることでカタルシスを与えるというのはそれはそれである種の意味なのかもしれないけど。
あるいは本来なら書けるべきコストをそういった名目で削減するとか。自己責任とかね。


当然のように使っている言葉や自明と思われる概念について考えたりするのにそれを全部言葉でやらなければならないのは確かに大変だよなあ。
考えるのも議論するのも書くのも。
なるべく誤解の無いように言葉を尽くした百行を専門用語で一文字にするというのは、やらなければそもそも話し合いも出来ないのかなとも思うけど。議論していく内にお互いの百行が違ってた! とか結構ありそうでますます大変そう。

そういえば言語が違えば考えられる内容って変わってきそうな気がするんだけどそういうのってどうなんだろう。日本語で考えてよくわからないことをフランス語で考えると簡単にわかるとか。あるいは逆とか。
二カ国語も操れない僕には想像しかできないけど。「バベル17」とか「あなたの人生の物語」とか「アグレッサー・シックス」とかそんな感じで。
なんというか、使う言語が思考を決めるというのは当然想定されているとは思いますが、実際にそれを利用したりしてないのかなあ。

してたらおもしろいなあ。SFだなあ。


もうだいぶ旬が過ぎているけど最近話題の盗作漫画「メガバカ」をちらちらと見た。といっても検証画像をつなげてみただけだけど。
これは凄い。
別に嫌みでもギャグでもなく。
コマ割りして構図考えて、それにあう画像を既存の漫画からさがして、それをうまく自分の漫画にあうように絵を変えて書く。それを難しい構図から、普通に書けそうな簡単な構図にまで全て徹底して行う。
すごいじゃないですか。絶対普通に書く方が楽ですよコレ。そういう作者の労力を勘案しないでですね、トレスだからダメなんて、そういう一面的な見方しかみんな出来ないなんて、その狭量さに僕はもう驚きですよ。

つーか実際トレスってなにが悪いんですかね?
それが先ずわからない。当たり前のようにダメと言われても。何で?
別に良いじゃん。

しかし、探す方も探す方というか、みんな凄いよ。


パンチラって正直どうよという話。

ネットを徘徊してオタクなサイトを這いずり回っていると、アニメDVDのレビューというものが結構あるんですよ。
アニメというのはOVAとかでなければ、TVで放送されてからDVD化されます。となるとその時点で話など内容に関する感想は語られてしまうため、DVDのレビューとなるとTV放送時との映像の差分を検証するというものが多くなります。
アニメを見ている人には有名でしょうが、TV局によって、アニメの内容に規制がかけられたりします。最近で有名なのだと、スクールデイズの主人公やヒロインが首チョンパされたときの血の色が黒になっているとか、あるいは良くある話では温泉などのシーンで湯気が不自然なまでに多くなることで裸体が隠蔽されるとかそういうものです。
そしてスカートをはいている女キャラのパンツがなんらかの理由で見えてしまう、いわゆるパンチラシーンも局によっては規制され、どう考えても見えなければおかしいシーンもスカートが大活躍することでパンツが視聴者の目から守られるということが多発します。そういうスカートを称して鉄壁のスカートなどと言うようです。
しかしもちろんDVDではそういった規制はありません。温泉のお湯の温度は低くて良いし、動脈の血はもちろん赤いですしし、内蔵が見えたってかまいません。パンチラだって全くOKです。
となるとTV放送ではあんなに頑張っていたスカートもDVDではすっかりやる気をなくしてパンツは視聴者の残酷な視線の餌食になります。そして一部のDVD購入者は感極まってTVではなかったパンチラシーンをキャプチャしてまとめてレビューしていたりします。
そりゃまあ、動画としてあまり不自然なのはどうかとも思いますが、だからといって、そんなに喜ぶようなことなのか!? とか思ったりするわけです。

というのがあんまり関係ない導入です。
本題。
いやー、正直個人的にはパンチラって結構やなんですよ。もったいぶらずに全部見せろ! パンモロだパンモロ!! という話ではないですよ、もちろん。そういう人は「火星人刑事」でも読んで、行くところまで行ってしまったパンモロのむなしさとカナしさを味わっていただきたい。
動画にしろ画像にしろパンチラというのはそれだけで不必要に意味を持たされてしまうわけですよ。その物語が持っていたコンテクストを一切無視して、ほぼ間違えなく性的な意味を持たされてしまいます。どんなに素晴らしい物語でも、すごいシーンでもパンチラを出しただけで、そのシーンはパンチラシーンになってしまうのです。パンツが第一義になるのです。
パンチラを出した瞬間それまで展開していた話に異物がカチこんでしまうわけです。
要はそれだけで、その作品の完成度が不必要に下がってしまうんですよ。あ、いや、AIKaみたいなのは別に良いですよ。アレはそういう作品なわけで。
しかしその作品自体にそういう意図がないなら、努めてパンチラは避けるべき何じゃないかと思う。

いや、エロい目で見ているからそう見えるんですといった感じで(それはもちろんあるけど)、正直パンチラに無駄に意味を持たせるのは僕自身の問題かなあと思っていたんですが、前自分でパンチラしてる絵を描いたら、全く予想外の方から意外な突っ込みが入ったので、ああ、別に僕の問題でもなかったんだなあと思って安心したわけです。

というわけでパンチラは極力無いほうがいいなあと思う今日この頃。


せっかくなので今AIKaの戦闘シーンをニコニコで見たんですが……いや、良く動いて凄いなあと思うんですが、すげえ脱力するというか、あほくさい気分に……。
なりません、これ?