2009年07月29日

なる

朝目が覚めた。勢いよく上体を持ち上げると、がつんと言う音がして脳みそが頭蓋骨に衝突した。痛みが前頭部に広がる。頭蓋骨が痛んでいるようです。はい、安静にしてと医者が言った。それは頭痛です。頭が痛んでますからね。薬を渡しましょう。トリガーはストレスからの解放です。ストレスとは圧力です。このヘルメットをかぶって下さい。このヘルメットは貴方を守ります。このヘルメットはバカには見えません。貴方には見えますか。
見えない気がする。ヘルメットが前頭部と側頭部と頭頂部を締め付ける。どうもサイズが僕の頭にあっていないようだ。
プロクルステスのヘルメット。
あってないというのは気のせいでピッタリだ。僕は思った。
それは良かった。週末は気をつけて。痛いと思ったらすぐこの薬を飲んで下さい。そのヘルメットは外せません。そのヘルメットは貴方を守っているのです。
僕の頭頂を圧すのは辞めて下さい。ヘルメットはピッタリだけど、頭を押すのはやめて下さい。僕は身長177cmです。歩くのはよくないようだ。階段を上るなんてとんでもない。
では心臓を移植しましょう。後頭部が丁度良い。わたしの霊的なメスは、貴方の霊的な心臓を霊的な頭蓋に切り移すのです。
どくんどくんと心臓が脈打つ音が頭の後ろから聞こえる。頭蓋骨が鳴っているようだ。移植は成功しました。医者が言った。血管が開いて血が音を立てて巡る。
頭を圧すのはやめて下さい。

2009年07月22日

  


何時も通りやる気が出ない。
モチベーションとマスターベーションのべーションって同じなのかなあ。マスターベーションのモチベーションなーんつってな、ははは。


七月って何月だっけ?


ヤマギシ会を脱会した人は、やっていけなかった自分が悪かったのではないかと悩んだ、というのをどこかで読んだ気がする。
そう言い訳して自分を慰める。


幸せは歩いてこないんだって!!
マリが言ってた!
マリが言うんだから間違えない!


偏頭痛らしい。1/840万。
軽度なんだろうとおもう。
時々目を外したくなるけど。
そして薬高い。


げんきです。


twitterの心が分からない。
twitterがまたずいぶん一般に普及してきたのかなあと思うんですが、その心が分からない。アカウントを作ってtwitterユーザになろうかと思ったけど、一回更新してあまりに何書けば分からなくて、放置。
なんだよ「いまなにしてますか?」って。
そういえばmixiの心もよく分からない。うーん。
どうも僕は最近のネットサービスに全く付いていけなくなっているのかなあと思ってふと振り返ると、ブログの心もよく分からなかった。
更に振り返ると、チャットの心もよく分からなかった。
掲示板の心もよく分からなかった。
メールの心もあんまり分かっていない気がする。
単に人とのコミュニケーションがダメなだけだった。


掲示板もコメントも、何書けばいいのか悩みすぎて全然返信とかできなくて結局消したけど、思えばてきとーに書けば良かったんだな自意識過剰だなあ、と考える頃には今更どうでも良くなってもいる。


でもきっと↑に書いているようなことを書けばいいのかなあと考えて、せっかくだし寝ていたtwitterアカウントを起こして知り合いでもフォローしてみるかと思うも、知り合いも見つからず。


まえも同じようなことを書いた気がする。


じっと手を見る。


コミティア通ってました。
ピグマで書き始めたんですが、ずいぶん楽で楽しい。
つけペンの方が、(頑張れば)綺麗な線は引けるけど疲れるし、一回はこぼす。というわけで気楽な方にいこうと決めました。

二月描いたのの絵なんか酷かったもんなあ。今回はそれなりに安定しているはず。



よみうりランドでバンジージャンプをしてみました。
バンジージャンプは怖いと云うけれど、安全措置は十二分にとられている。ケガをしたり死ぬ可能性を考えるならば、車を載る方がよっぽど危険なはずだ。そういう理解がしっかりしているのであれば、実は大して怖くないのではないのか? と思って、実際の所自分がどの程度怖く感じるのか興味が出てきたので、飛んでみました。何かの練習にもなるしね!!

結論。めっさこわい。
半端ないです。よみうりランドのバンジージャンプは地上二十二メートル、ビル七階建て相当と、数字を見ると結構ですが、それでも下から見てみると、そんなにそんなに高く見えません。一緒に行った友人にアレずいぶん低いねあんな低かったら怖くないねせめて倍ぐらい欲しいよね低い低いまじ低い、とかクソを舐めたようなことを言ってたんですが、階段を上って半ばを過ぎた辺りからこう、アレ? みたいな感じがしまして。風にゆーらゆーら揺れているんですよ。そして下を見ると、意外と高い。
これ、落ちたら……。
とか自然と考えてしまう。落ちるために上っているのにおかしいよねねね。

一番上まで上ると、バンジーするためにせり出している所に行くんですが、その頃には腹に冷たい鉄板が入ったかのように冷たくて重い感じがしてきました。これが人が反射的に感じる恐怖かと思うんですが、そんな風に頑張って客観的になろうとしても、怖いものは怖い。
安全対策が十二分にとられたヒモを付けられて、十中十間違えがないことが分かっていても、台の端っこに立って、下を見下ろすと飛び降りるなんて正気の沙汰とは思えなくなってくる。
飛び出すんですよ。二十二メートルの高さから。支えも無しに。窪塚でもないのに。自由落下ですよ。物理法則をその身で感じるのです。階段を上ってためた位置エネルギーが、一瞬で運動エネルギーに変換されるのですよ。
ロープが身体を支えるのは、ある程度落ちてからであり、台から飛び降りる瞬間は、あくまであくまで、落下にすぎない。
舐めていました。
なんというか、頭は大丈夫安全ヨ、日本の遊園地の技術力世界一アルといっているのに、腹が落ちんなバカ! と叫ぶというか、落ちるなよ! 絶対落ちるなよ! って言って身体をすくませる感じ。自殺をする人を止めるのに、貴方の身体が死にたくないっていっているんだ、みたいなシーンがあったりしますが、アレ分かる。死なないと思っても僕の身体がバンジーしたくないって言っているんですよ。
心の準備ができたら従業員に声をかけて、カウントダウンしてもらうんですが、3、2、辺りでムリじゃねとか思った。
結局なんとか飛び降りれましたが、撮ってもらった動画を見たら、膝が曲がってました。く、くやしい! でも曲がっちゃう!
是非ともリベンジしたい。

思ったのは、"腹"の警告を"頭"で覆すのは、露骨に舞台を整えられた上でもかなり難しいということです。であるなら日常での意識されない中でのそれは、殆ど不可能なんだろうなあと言うことで、日々の意志決定は腹にもっと自覚的でなければならないと思いました。
完全には絶対不可能だけど。

総括としては、ヒモ無しで清水の舞台から飛び降りる覚悟は、僕の人生では絶対持つことが出来ないだろうと云うことです。
飛び降りる人は何を思うんだろう。


きっと人には向き不向きがあって、たまたま自分の不向きが真面目に働くことなんだろう、とか思っても反射的に、でもきっと自分よりクズな人間がこの世にはいっぱい居るはず、と考えて精神安定をはかれるようになりました!
人間成長するものです。


エヴァの新劇場版「破」を見てきました。二回も。
空から落ちてくる使徒を受け止めるためにエヴァが街中を疾走するシーンがマジでエクスタシーだった。何万人もの人が生活する場だった街が、エヴァが進む上での単なる障害物以下に成り下がり踏みつぶされ砕かれ吹き飛ばされ血に洗い流されバキバキバキバキ壊されていく様がこれでもかこれでもかとねっとりと描かれていて震えた。
全部良かったけど、街の壊れっぷりがやっぱり印象に残る。あれだけこわされてもさわやかに朝が始まることに驚愕する。

あともうちょっとリツコが黙ってくれると嬉しい。


パンフが売り切れだったので、代わりに買ってみたEVANGELION EXTRA MAGAIZN 01-04のいらなさが凄い。
お金勿体なかった。

2009年07月19日

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最近すこしはカワイイ絵が描けるようになった気がするんですがいかがでしょうか。
それにしてもずいぶん発達した大腿部だ。

2009年07月16日

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DELETAのNEOPIKO-Line-2の灰色で下書するのが楽しい。

2009年07月09日

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2009年07月05日

屋根

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最近建物がちゃんと描けるようになりたい衝動に駆られた。
とりあえず建築の知識が皆無なので、要素を一つと云うことで屋根を描きだしてみた。ついでに名前を調べてみた。どうも僕が思っていた入母屋はしころだったと云うことが判明した。入母屋は切り妻部分と寄せ棟部分の高さが同じなのね。
建築会社?のサイトにもっと色々載っている。

実際の建物だと複雑な屋根は多いけど、陸屋根、切妻、寄せ棟、片流れ、法形、ドーム、N注、ヴォールトと名前分からないけど円錐形を組み合わせれば大体の屋根は導出出来るような気がする。

装飾性が高いとオーダーと組み合わさったするみたいだけど、越し屋根とかと同様と考えればいいか。

下は建物を構成する形について、手持ちのパターンを増やしたいなあという意図。


最近どうも、使える時間とY/M比に比べてやりたい事が増えすぎている気もする。
どれも一朝一夕で身に付くことでもないしなあ。

2009年07月04日

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2009年07月03日

ドラえもん最終回

「わかったよ! ドラえもん!!」

「何がだい? のび太君」
「わかったんだ、この世界が一つだと云うことが! この世界を構成する全てのものが繋がっていると云うこと。僕とドラえもん、僕としずちゃん、ジャイアン、スネ夫、出来杉くんもみんな、みんな繋がり会っているんだ」
「それはほんとうかい?」
「そうさ! 死んだ動物が腐り土に帰り栄養となり、美しい木々を育てるように、誰かが出したウンコが下水に流れ何時か土に帰り、その土が小麦や米を育てる養分となり、それはパンやご飯となり、誰かに食されその肉になる」
「ふむん」
「そう、僕たちを構成する分子はきっと、かつて誰かを構成していたものだったんだ。誰かの小便が、大便が、あるいは寿命つきたあとの死体が、腐り流れ形を変え、この宇宙船地球号の壮大なリサイクルシステム、生態系の中で循環し、食べ物や飲み物に形を変え僕たちを構成している。僕たちはかつて人だったものを食べるんだ!
「飲み過ぎたサラリーマンが夜の十二時半にプラットフォームに吐いたゲロは駅員に掃除され流され消えてしまったように見えるけど、いつかは僕の右腕の肉になる
「僕の出したウンコが、しずちゃんの肉になり、しずちゃんの吐瀉物がジャイアンの肉となり、ジャイアンの小便がスネ夫の血となり、スネ夫のよだれがしずちゃんの血となり、いつかしずちゃんの寿命がつきたとき、彼女は僕の血となり肉となり僕たちは一つになる。
「そうやってお互いの血、肉、排泄物を与え、奪い合うことで僕たちは命を成している
「でも巨視的に見れば僕たちは存在している限り世界の全ての一部で、一時こののび太として組み上がり、やがて、世界に帰り別の人になるかもしれない。僕も、何時かなる人も、この地球という複雑且つ精巧なシステム=命を構成している一つの分子なんだ。酸素分子が時には二酸化炭素になってもまた酸素になり得るように、僕らは世界がある限り、決して死ぬことはないんだ!」
「嬉しいよ、のび太君。光り輝く24世紀から僕がこの汚く不潔で野蛮な時代に来たのは、君にその洞察を得て欲しかったからなんだ。文明を発達させる中で、人が水洗便所のなかに流してしまったこの世界の真実を、君は全て学んでしまった。どうやらもう、僕が君に教えられることは何もないようだ。
「お別れの時間だね、のび太君」
「ドラえもん、こんなに長く一緒にいたんだ。分かれるのはとても寂しいよ」
「僕もさ。そうだ、のび太君、最後に君にこれをあげよう。これが僕の最後の不思議道具だ」
「なんだい? この丸薬は」
「君がその薬を飲めば、君はもう二度と誰からも奪うことなくるんだ。この奪い、与え合う世界でただただ与えるだけの存在になることが出来るんだ。君は愛になるんだよ。
「さあ、飲んでくれ、のび太君。僕のこの時代での仕事を完了させるために、そして君の人生を完成させるために」
「ありがとう、ドラえもん。君の思いやりを忘れないよ」
「さようなら、のび太君。君の命に祝福を」

2009年07月02日

ドラえもんは何でも知っている

「やあ、ドラえもん、いつもにまして見事な球形だね。ところで僕は今、素晴らしい表計算をしたいと考えているんだけど、何かいいアプリケーションをもっていないかい?」
「表計算だね、のび太君」
「ああ、そうとも」
「それなら、Microsoft Excel 2000が最適だね!」
「さすがドラえもん! 頼りになるよ」

「やあ、ドラえもん、いつもにまして見事な球形だね。ところで僕は今、見事な帳簿を作りたいと考えているんだけど、何かいいアプリケーションをもっていないかい?」
「帳簿だね、のび太君」
「ああ、そうとも」
「それなら、Microsoft Excel 2000が最適だね!」
「さすがドラえもん! 頼りになるよ」

「やあ、ドラえもん、いつもにまして見事な球形だね。ところで僕は今、革命的な仕様書を作りたいと考えているんだけど、何かいいアプリケーションをもっていないかい?」
「仕様書だね、のび太君」
「ああ、そうとも」
「それなら、Microsoft Excel 2000が最適だね!」
「さすがドラえもん! 頼りになるよ」

「やあ、ドラえもん、いつもにまして見事な球形だね。ところで僕は今、整った申請書類を作りたいと考えているんだけど、何かいいアプリケーションをもっていないかい?」
「申請書類だね、のび太君」
「ああ、そうとも」
「それなら、Microsoft Excel 2000が最適だね!」
「さすがドラえもん! 頼りになるよ」

「やあ、ドラえもん、いつもにまして見事な球形だね。ところで僕は今、心を打つ名刺を作りたいと考えているんだけど、何かいいアプリケーションをもっていないかい?」
「名刺だね、のび太君」
「ああ、そうとも」
「それなら、Microsoft Excel 2000が最適だね!」
「さすがドラえもん! 頼りになるよ」

「やあ、ドラえもん、いつもにまして見事な球形だね。ところで僕は今、賞賛されるブロック図を作りたいと考えているんだけど、何かいいアプリケーションをもっていないかい?」
「ブロック図だね、のび太君」
「ああ、そうとも」
「それなら、Microsoft Excel 2000が最適だね!」
「さすがドラえもん! 頼りになるよ」

「やあ、ドラえもん、いつもにまして見事な球形だね。ところで僕は今、効率的に考えられるアウトラインプロセッサーを使いたいと考えているんだけど、何かいいアプリケーションをもっていないかい?」
「アウトラインプロセッサーだね、のび太君」
「ああ、そうとも」
「それなら、Microsoft Excel 2000が最適だね!」
「さすがドラえもん! 頼りになるよ」

「やあ、ドラえもん、いつもにまして見事な球形だね。ところで僕は今、込み入った複雑な回路図を作りたいと考えているんだけど、何かいいアプリケーションをもっていないかい?」
「回路図だね、のび太君」
「ああ、そうとも」
「それなら、Microsoft Excel 2000が最適だね!」
「さすがドラえもん! 頼りになるよ」


「すごいね、ドラえもん! Microsoft Excel 2000があれば、何だって作れるんだね! なんて、万能なアプリケーションなんだ、Microsoft Excel 2000は!」
「そうだよ、のび太君。Microsoft Excel 2000は紙と鉛筆で出来ることは、大体なんでも出来ちゃうんだ! 紙と鉛筆とほぼ同等の機能をもつアプリケーションは、この世界でMicrosoft Excel 2000ぐらいしか、ないんだよ!」
「僕きっと、紙と鉛筆が必要ないぐらい卓越したMicrosoft Excel 2000ユーザになってみせるよ」
「頑張ってのび太君。信じていれば、夢はきっと叶うよ!」