実験とかレポートとか
三年になってから実験がもりもり増えてきました。で、何をやっているのかと云えば回路をくんだり回路をくんだり回路をくんだりして周波数特性や周波数特性や周波数特性を調べたりするわけです。で、私は予習とかしないのでダイナミックにわからないまま、謎の数値を読み上げたりしているだけなのです。
そもそも実験グループが四人もいるのがだめなのです。四人いれば誰かやってくるだろうという希望的観測を抱かざるを得ないのですが、その望みは常に破られるのです。そして帰る時間は遅くなり、レポートを書くとき苦しむのです。
そうです、実験がもりもりあると実験レポートももりもりあるわけです。もうお腹いっぱいです。いや、まだ二つしか書いてないんですが。こんなのでは先が思いやられます。腹八分目に医者いらずと云う格言にうなずかざるを得ないここ最近です。やつらは学生の胃袋を破る気に満ちあふれている予感を抱いてしまう状況というのはこういう事かと思わなくもないことはないと云うことはないのです。
そんなわけで今日締め切りのレポートを今日必死で書いていました。出来ました。出来たレポートを見返すとなんというか、つくづく焼き芋の燃料にするぐらいしか価値のないレポートですね。食べたいですね焼き芋。最近また寒いですしね。ちょうど今書き上げたレポート枚数だけは多いですしね。燃料にちょうどいい。なんだか無駄に三十枚ぐらいありますよ。もうなんかこれを読んで採点する先生に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみませんすみません。こんな汚い字で内容がないのに枚数だけはいっぱいあるレポートを読ませてすみません。いやでもレポートは内容じゃない。参加することに意義があるのだ。オリンピックと一緒ですね。でもAとかくれると喜びます。小躍りです。
あとついでに地球にごめんなさい。
限りある資源をゴミレポートに費やしてごめんなさい。このような無駄を繰り返すから、緑は失われ、自然は減っていくのです。そうだよ、レポートなんか書いている場合じゃないですよ。レポート用紙を無駄に使って返却された瞬間ゴミ箱直行のレポートを書いて地球に負担をかけるぐらいならば、レポートなど書かぬほうがいいのです。愛です。大事なのは母なる宇宙船地球号への愛です。地球への愛がなければ遠からず人類は滅びてしまうかもしれないのです。そんな恐るべきびっくり未来につながるゴミレポートなど書いていていいのでしょうか。それは倫理にもとる行為なのではないでしょうか。私たちが教官に与えられたレポートを唯々諾々とこなしているうちに地球は破滅の道をまっしぐらですよ。さあ、みんなレポート書くのをやめるんだ。そうすれば地球も救われるし、明るい未来はバラ色だ。そこで私が留年するのおそれてこっそりと一人だけ出せばゴミレポートでもそこそこ点数くるのかもしれないのです。それはとてもいい案です。みんな是非とも提出するな。
限りある資源と私を大切に。公共広告機構です。