2004年08月15日

終わり

ようやくやるべきことが全部終わったのでとても嬉しいです。あとは食ったり寝たり食ったり寝たり食ったり寝たりすればいいだけなのです。

テレビでスターシップトゥルーパーズをやっていたので見ました。原作はいわずと知れたハインラインの宇宙の戦士で私も読んだことがあるような気がするのですが、内容がまったく思い出せません。どうも私の頭では小説は一気に読まないとなんというか筋が終えなくなります。でもめんどくさがりなのであれですね、なんだ、うん。ところで今ここにハインラインの悪徳なんてこわくないがあって絶賛放置中なのですが、そろそろ話の内容忘れそうなので早く読んだほうがいいですね。
でスターシップなんちゃらなのですが、SFでフルメタルジャケットをやろうとして大失敗した感が漂っていて素敵です。
ちなみにこの映画のストーリーは以下のようなかんじ。
ハインライン的民主主義の地球に住んでいる、ピーター(仮名)がお付き合いなさっている眉毛の太い彼女が軍隊に入るので、見栄をはって一緒に入ったんだけど、彼女は眉毛が太いだけでなくとても頭がよかったのでパイロットになってしまいました。しかしピーターは体力自慢のアメフトマンなので機動歩兵になって離れ離れ。そしてピーターが地上でモヒカンと友達になったり胸の大きなストーカー女を無視したり部下を殺したり楽しい訓練生生活しているうちに優秀な彼女はエロい顔の男に寝取られて三行半を突きつけられてしょんぼり。なんだもう俺軍隊いる意味ないじゃんと、眉毛の太い彼女とのムフフな未来予想図に泥を塗られた青年は、こなったら実家は富豪なんだからシャバにもどって、金に物を言わせて女の子をとっかえひっかえしようと思ったら、宇宙から巨大な隕石が落ちてきて、実家がなくなりました。なんだ実家なくなったらかえるところないじゃん。ピーター(仮名)はしょうがないのでストーカー女がいる軍隊に残ることにしました。このくらいまで半分。その頃地球連邦は落ちてきた隕石は、とても遠くにある地球に本当にそっくりで地球と同じ大気の星にすんでいる虫たちが行っている攻撃に違いないと一方的に断定して、不届きな虫どもを教育してやるぜ。いやむしろ殺虫するぜと意気込んで百うん十万の軍隊をその星に送りつけるわけです。で、ピーター(仮名)たち機動歩兵は奇声を上げながら地上に降りて虫に殺されたり虫を殺したり虫に殺されたりするうちにピーター(仮名)は虫に殺されてしまうのですが、ピーター(仮名)は主人公パワーを発揮して都合よく生き返ってしまいます(マジ)。そのころ眉毛の太い彼女はエロい顔の彼氏とともにいちゃいちゃしてました。そんなわけで主人公パワーで死んでたのに生き返った主人公はその後幾度も死線を乗り越えるうちに、上官命令で胸の大きなストーカー女とドッキングなどしながら死線を乗り越えるうちに、歴戦の兵士になったので、よし俺はもうこんなくそ野郎に命令を下されるいわれはないと悟り、戦場のどさくさにまぎれて上官を殺して、部隊長に成り代わり、なんだかそのまま士官になってしまいました。そして偉そうに支持しながら、製作者サイドがこの戦争の悲惨さを強調しようとしている意図が感じられなくもない、やたら年齢の低そうな新兵をみながらモヒカンと、「ふっ、俺も年をとるはずだぜ」などと感慨にふけっていました。そのころ胸の大きなストーカー女は虫に殺されてしまいます。しかしストーカー女は主人公でもヒロインでもなかったので、映画の感動的な場面と製作者サイドがいとしていると思われなくもないところで死んでしまいました、合掌。そしてそのころ連邦軍は戦争を終わらすために敵のヘッドを捕獲する作戦を立案します。もちろんピーター(仮名)は主人公なので、その大事な作戦に参加します。そのころ眉毛とエロい顔は宇宙船を落とされて脱出艇で逃げたらたまたま、主人公たちがこれから侵入しようとしている虫の巣穴に突っ込んじゃいました。そしてストーリの都合上エロい顔は殺されてしまいました。それを颯爽と主人公が助けると、眉毛はなきながら主人公に抱きついて主人公の顔が緩んでます。エロい顔です。どうもこの眉毛の太いヒロインと付き合うにはエロい顔にならなければならないのだと、横でモヒカンはおもっていました。そのころピーターの部下は敵のヘッドを捕まえてました。ばんざーい。おわり。
というコメディ映画でした。
特に主人公がストーカー女とドッキングするときのせりふとか楽しかったです。そして最後敵のヘッド(もちろん虫)をつかまえたときこれが最高です。どこからか偉い人とテレパスがあらわれて、
「やつの考えていることがわかるかね」
「……(考えを読んでいる)
「かれは、怯えています!!」
ワアアアアアアアアアアアアア(地鳴りのような歓声)
楽しすぎる。