2004年12月27日

そして腹が……

帰省しました。そして今スキャナーが手元にありません。

地元の牛乳は東京に比べると、とてもおいしいので帰省するとついがぶがぶと飲んでしまいます。そしてその当然の帰結として、今私は力強い下痢に悩まされています。
考えてみると一人暮らしするまでは私の血管には牛乳が流れているといっても過言ではないほど牛乳ばかり飲んでいたのですが、夢と希望を胸に上京してからはあのくそまずい牛乳に圧倒されすっかり牛乳離れしていました。牛乳離れがもう二年と半年にもなると、牛乳に対する耐性がすっかりなくなってしまうようです。昔は冷えた牛乳を1、2リットル飲んだってなんてことは無かったのですが、いまでは500mlぐらい飲んだだけですっかりトイレがお友達です。いやむしろ愛しの便器から離れられません。実家のトイレがウォシュレットであることがこんなに喜ばしく思えたことはありません。いや、夏に帰省したときもしっかり腹を下していたのでこんなに喜ばしいのは二回目ぐらいです。
というわけでいま布団を下腹部に巻いて暖かさを腹に、持ち運ばれることを拒否しているとしか思えないクソ重さのTecraタソのデスクトップよりは若干打ちやすい素敵な英字キーボードをたたきながら、時折自分の体の中から聞こえるゴロゴロという音に戦々恐々としています。東京でももっと牛乳を飲んでおけばよかったと思うのですが、最近見つけた割とおいしい低脂肪牛乳にしても一リットル二百円はするので思わず買うのをためらってしまい、飲むのはまれになってしまいます。しかしこのまま牛乳耐性が下がり続けるのはアイデンティティにかかわるような気がしてなりません。なにか牛乳を飲まないでも牛乳耐性を保てるような手段はないかと夢想しているところです。