2005年02月14日

試験が終わり、世界の終わりが始まった。

試験が終わりました。三年の分は。あとは去年落とした単位を三月一日だか三日だかに落ち穂拾いに行くのですが。惨めですね。
試験の出来についてはまあなんといいますか、試験勉強にかけた時間相応の出来だったと思います。つまり全然駄目ってことですね。試験勉強時間と出来の関係は線形だと思います。
うんまあ、どうでもいいです。

ところで試験を除いても今日はそれなりに重要な日でした。少なくとも四年生の一年間には影響があるような素敵な発表がある日でした。
卒論配属の発表です。
多くの学科ではジャンケンとかくじ引きとかあみだくじとかで配属先を決めたりして柏ジャンケンに一喜一憂するそうですが、私の所属している学科は今年から希望書を出して、進化的アルゴリズムな先生がとても進化的な方法で進化的な配属をするという進歩的な形式に変わりました。そこで正式な希望を出す前にプレ希望調査が行われたのですが、僕の希望している研究室は一番人気、定員六名に十八人希望というちょっと笑える状況だったのですが、他人に影響されること無い、揺るぎない個性をもつ馬耳東風な僕はプレ希望調査の結果をいっさい気にすることなく正式な希望を出しました。ちなみに第五希望まで出すのですが、一つを除いて全部プレ希望調査で定員を超えている研究室でした。
で、まあ何が起きたかもう分かると思いますが、第一希望からは見事に落ちました。かすりもしねえ。大暴投。
いやまあ倍率三倍だし、ある程度覚悟していたのですがなんとなくどうにかなるかなという気持ちだったので結構ショックです。なんとなく無謀な賭け事をやる人の気持ちが分かります。愚かにも勝つ気でいるんですね。惨めですね。
というわけで試験が終わったというのに、今僕は出しっぱなしの青菜のようにとてもしんなりした気持ちなので僕にあった人は是非慰めて下さい。とても喜びます。
とりあえず今日は一人寂しくお酒でも飲んで悲しい気分に浸ってみようと思います。

まあ単純にショックかと言われると必ずしもそういうわけでもありません。別に前々からとても行きたかったというわけでもなく、希望を出す直前にとても行きたくなっただけなので、ほんとにそれで良いのかという気持ちはありましたし、それより重大なことがあり、もし第一希望を通ってたらある意味とても不愉快な状況になっていたので、まあこれでいいかなという気もします。
決まった配属先も結構面白そうなことをしてますし、何より柏に研究室がない。これは素敵です。

そういえば今日はバレンタインデーですね。バレンタインデーってあれですね、眼鏡をかけた白いスーツの粋がったおにーさんが犬に喰われる日ですね。犬のクソになる日ですね。
僕はとても幸せです。