2005年02月27日

4 銃と少女(?)

長くなったので、続きを読むで。

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お絵描きまらそんでマンガをやるというのはちょっと無謀な気もしましたがやってみましたが無謀でした。仕上げが出来ない。でもせっかくだから一カ所だけ色を塗ってみました。

そもそもお絵描きまらそんにマンガというのは主旨的にどうなのという気もしますが問題ない僕が法です。

一応めんどくさい構図やら背景を使わないで省エネで漫画を描く挑戦だったけどやっぱりわりと時間がかかりました。ついでにいうと台詞とオノマトペなしで表現できるかなあと言うのもあったのですが、どうでしょう。わかりますか?

あと顔がすごい勢いで変わりますが、登場人物は二人です。眼鏡はすべて同一人物です。

そんな感じで。

そういえば、最近山田風太郎ブームなのか知らないのですが、甲賀忍法帖が甲賀忍法帖・改として角川でもコミカライズされていたので、バジリスクと比較してみるかと思って購入してみました。作画担当の浅田虎ヲはケイゾクのアンソロジーでしょうもない話を描いていた覚えがあるのですが、絵は上手かったはずなので原作付きなら大丈夫と思ったのですが。
なにこれ。
僕の五百八十円が燃えるゴミになりました。どぶに捨てるという言葉がきらびやかに頭に明滅。
連載時期が分からないので何とも言えないのですが、バジリスクとの差別化のためか、画は完全にSFSFしています。でも設定、話ともに完全に原作に忠実。意味わかんねー。
何の必然性もなく線路やドーム、電線、ダムなどがあるわけですが、話と何も関わりがない。展開される話はそのまま甲賀忍法帖。巻物は小型コンピュータだけど血で名前けしてんの。そんなのばっかし。たぶん絵的に面白そうだからやってるんでしょうね。馬鹿じゃないだろうか。
じゃあ期待した絵が良いかというと、そんなことは全然全く微塵もなく、非常に微妙なデザインのキャラと使い方を明らかにミスっている3Dの背景と微妙な香りがたっぷり。それ以前にマンガとして絶望的なまでに読みにくすぎます。原作何度も読んだ僕が読んでも何が起きて居るんだか把握しづらいのは正直どうかと思います。びっくりするぐらいおわってます。
まったくもって存在意義が見あたりません。こんなの買うなら同じ値段で原作読む方が百億倍ましです。
しかし、買った漫画を読んでこんなに不愉快な気分になったのは、ヴェドゴニアのウンコマンガを読んで以来ですよ。あーくそ。酔った勢いで本なんか買うもんじゃないですね。
このマンガ読みたい人は、教えてくれればプレゼントフォーユー。誰もいなければシャワーで丹念に洗ったのちに燃えるゴミに出します。