2005年03月03日

7 ドロシー

d050302.png

ドロシーって誰だよって感じですが、僕も知りません。前上野の美術館でやっていたヴィクトリアンヌード展の目録に載っていた写真をもとに描きました。

今日ふと思い出して、東京都美術館で開催しているミュシャ展に行ってきました。アールヌーヴォーの偉い人の展覧会です。
平日なのですいているかなあという淡い期待を抱いて行ったのですが、そんな希望ははかなく打ち砕かれました。正直混みすぎです。まともに見るのがつらいぐらい人がいました。平日の昼に美術館に来るなんて、暇人どもが! と自分を棚の上に上げて思ってしまいました。いや、ほんと多いですね、暇人。
考えてみれば東京圏で一千何百万人もいるわけで、その内の数パーセントが平日閑で、更にその中のほんのちょっとの人が見に行きたいと思い、約一ヶ月半の開催期間のどの日かに来たとしてもすさまじい人数になるのだから、当たり前かもしれません。
東京は怖いという話です。
しかし年配の女性が多いのはまあ当然としても、若いカップルが意外に多いのが実に不愉快です。近所のかわいい子供の話なんかこんなところでしなくていいじゃないか。
女でも子供に手を出せば犯罪です。

ポスター作品は全般的に色あせていたのであんまり見ても楽しくなかったのですが、下絵が一緒に展示されているのも多く、比べて見ることができ面白かったです。あとサラ・ベルナール関係のポスターが思っていたのより五倍ぐらいでかかったのでビックリしました。
また、普通画集などではアールヌーヴォー関係の作品がほとんどですが、ミュシャ展では油彩画やパステル画、他には切手や紙幣のデザインなどあまり目にしない作品も多く見られてうれしかったですね。
スラブ叙事詩も下絵やアイデアスケッチのようなものが色々展示されていました。が、やはり実物が見てみたいですね。一作品でもいいから日本こないかなー。来るわけないけどさ。

というわけで今日の絵はミュシャの素描っぽい線を真似しようとして失敗しました。

しかし最近お絵描きまらそんのせいで寝る時間が遅くなっているので今日はさっさとあげて、さっさと寝ようと思います。