2006年10月09日

ちょっまっ……

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ちょっと言い訳を一つ、声を大にして言わせてもらいたい。

僕は別に根に持つタイプではない!!

と言うことを。
いやホント、ちょっと勘弁して欲しいわけです。。
なんか飲んでいたら君って根に持つよねー、って感じの事を言われたので、アッハッハー、まったご冗談を! 見たいなノリで返したら、アレですよアレ。周りの空気が静まりかえって、瞬間別の話題に変えられたのでちょっとねえ、僕もほら、困惑してしまったわけですよ。あれ? 冗談じゃなかったのちょっと待ってよ、という感じで。
やはりこう、何というの? いつまでもネチネチ腹立ったことを覚えている? といった、そんな何というかまるで陰険な人間みたいな僕の人物像が僕の属するコミュニティー内に蔓延したら、社会的な動物の僕としてはそれはそれで困ってしまうわけですよ。
とは言っても、その場の流れ的にそこでは言い訳できなかったので、これはむしろネットで書いて僕の根に持たなさを、世界に広く発信するべきではないか。いやしなければならないという、強い義務感を覚えたのです。真実は常に一つ、と言いますし。
言わせていただくと、僕は本当に根に持ったりなんかしないですよ。というか怒りが持続できない人間なので、非常に不愉快な気分になっても、攻撃的な態度で接し続けられでもしない限り、よほど怒りを保つ事なんて出来ません。本当、嘘じゃないって。
むしろ水に流すことに長けた感情の水洗人間のような内面をもつサッパリした人格を想定していただきたい。あんまり誤った、しかもマイナス方面な虚像を眼鏡にセットして見られても、僕としてはそんな色は! みたいな主張をしたくなるのは、心理学的に言ってむしろ自然な事だと思います。
いや、まあ。
まあ、確かに。確かにですよ。あるいは根に持つ人間と思われても仕方ないような言動をしているのはありますし、そういった誤解が蔓延するのもマア、仕方がないかなと言うにやぶさかではない心情を持つことを否定的に捉えるつもりは別にありません。それは僕のせいでもあるのでしょう。
でも……、と続くのは言い訳なんですが是非精読して、じっくり考えて結論を出して欲しいと思います。

でもやはり僕も人間なので、落ち込んでいたりネガティブな気分になっていたり、あるいは寝付けない夜のベッドのなかで、昔の腹の立ったことなどを思い返して悶々としたりはします。それはほら、誰だってある事じゃないですか。
とはいえそれはむしろ不快感を覚えた対象についてと言うよりも、状況に上手く対応できなかった自分についての怒りというか、恥ずかしさというのがメインであり、実際の対象と感情というのは既にある程度は隔絶されている、つまり思い出すのはむしろ自分の言動に対する云々、なわけですよ。
そういう不毛な回想を数ヶ月数年繰り返していると、ぽろっと外に出てしまうのはあります。それはほら、ベルヌーイ試行を繰り返せば、失敗する回数が0の可能性なんてそれこそ0に近づくのと同じ、なわけですよ。そこは僕の人間としての未熟さであり、僕のそういった態度を見た人は、むしろ師父のような厳しさを持ちながらも暖かい心で受け止めていただきたいとおもいます。
纏めれば、僕は基本的には水洗的な根に持たない人間であり、過去のなんかをポロッと口にしてしまうようなお茶目な所もあるけど、そこはむしろ僕の人間的な暖かみを感じさせる所であり、根に持つ、持たないとは概念的に隔絶した位置にあることは、ここまで読んだ人にはもはや自明であると確信しています。

そういえばタバコを吸う人への云々を未だに書いていることを、僕の根に持つことの証左としてあげられていたのですが、そこはほら、それこそ違うと言いたい。
ここを読んでいる人は僕の人となりを熟知しているでしょうし、ああいったエントリーを真に受ける人はいないと思います、があまり真に受けられすぎる場合もあるかも知れませんし、そういったときは非常に残念だなあと思います。
これも言い訳っちゃあ言い訳なんですが、前アルバイトをしたときに、冗談抜きで不快感を催す反吐が出るような喫煙者である人間にであったことがあり、ネットとかでタバコについての事を読んだりすると、ついその人間を思い出してしまいあんなものやこんなものを書いてしまうだけであり、そういった根に持つとかそういうこととは全く関係ありません。実際間違って書いちゃったものの殆どはアップなんかですし、それからも根になんか持たないことはわかるでしょう。
なので、読んで間違えて真に受けちゃった人は全然気にしないで、お茶目な僕を春の日差しのように朗らかに笑って受け入れていただければ、もうこれ以上何も言うことは、僕にはありません。