2008年01月13日

ゲームの思い出

シムシティの最初のバージョンがオープンソースとして公開されたらしい。商標の関係で開発名の「Micropolis」という名前になっているようだが。

シムシティには、それなりに思い出がある。小さい頃、本当に最初の、英語でモノクロのMac版をやっていた。英語なのでコピーガードの不思議システムが理解できず、スタートしても災害が起こりまくり全然発展できなかったり、しょうがないのでシナリオモードで災害起こしまくったりブルドーザーで暴れ回ったりしていた。親に読んでもらって、やり方を知った。
用途のわからなかったコピー不可の不思議な紙が鍵だった。
攻略本も買ってもらってプレーしたけど、付きっきりでやっている自分のデータより、親の放置プレーなやり方の方がなんか妙に発展が速くて悔しかった。道路の替わりに線路が使えるのは子供心に納得がいかなかった。発電所、工業、商業、住宅、警察、消防署云々。
今でもやっぱり傑作だと思う。
知人の家でスーパーファミコン版をやったら、クッパが出たり、マリオの像が建ったりで、なんだこりゃっておもった。

その後シムシティ2000もやった。カラーでクオータービューで超きれいで下水とかあってタイトルも未来っぽくて格好良くて、感動した。アルコロジーには心躍った。いつか大きくなる頃には現実にもこういうものが出来るんだろうと思った。
今でも思ってる。
システムは複雑になっていた。もう、線路は道路の替わりにならなくなっていた。建物の種類も増え、やることも増えたけど面白かった。アルコロジーの横に飛行場を作ったらひたすら飛行機が特攻し続けるので、困ってしまった。でも飛行場の機能は果たしていた。何とも云えない気分になった。放っておいた。
友達に貸したら、ほぼアルコロジーと警察著だけで出来た完璧な都市のデータが付いて返ってきた。都市の発展の過程が全く見えないほど整然としていた。これ以上は何もやることがないほどに。
感心したが、とりあえずブルドーザーで破壊し尽くしてみた。ちょっとむなしかった。

3000は借りてちょっとだけやった。タイトルはもうギャグにしかなっていなかった。綺麗になってたけど、言われてたような完全3Dにはなっていなかった。やっぱりクオータービューだった。システムはより複雑化していた。僕の気力は低下していた。
アルコロジーは無くなっていた。未来は感じられなくなっていた。
とても悲しかった。
すぐにやめた。

4は3Dになってるという話だった。デモを落として見た。キレイだった。
物凄く重いという話だった。
手に取ろうとも思わなかった。