2010年03月27日

健全な非実在成年になるために。

結構前から話題になっているお話。
非実在青少年が非実在教師などと非実在ラブホテルや非実在学校で非実在性行為に及んだりしてはダメという話ですね。はい。表現の規制という意味では大きな話なんでしょうが、非実在青少年という馬鹿馬鹿しい響きのために、限りなく脱力してしまうというのは、きっと条例推進派の陰謀なのではないかと私はにらんでおります。陰謀とは恐ろしいモノです。
どうも非実在青少年が問題と言うことですので、この物語は実話を元にしているため、登場人物は全て実在します。とか但し書き付けとけば規制されてもオッケーなのではないかと考えています。いわゆるドキュメンタリーですね。あるいは実在成年と非実在青少年の実在性行為とか、非実在成年と実在青少年の非実在性行為とかはどうなるのか、なかなか色々悩ましいところだと思います。

さてあまりちゃんと条例の条文を読んでいるわけではないので、適当に妄想で書いているわけではありますが、非実在青少年への非実在性行為が禁止されうると言うのであれば、他の様々な行為も禁止されてしかるべきではないかと思います。
やはり時代は平等に向かっているわけでありますから、たとえば青少年が白人だとか黒人だとか、お金持ちだとか貧民だとか、あるいは実在しているかしていないかとか、そういったことどもで差別をすると言うのは問題があるのではないかと、リベラルな私は思います。であるならば、非実在青少年にたいする、様々な酷い行為というものは、これも規制してしかるべきではないかと、そういう提案があっておかしくないのです。たとえば次のような様々な行為。

非実在青少年の/に対する非実在性行為。
非実在青少年の/に対する非実在殺人
非実在青少年の/に対する非実在暴力
非実在青少年の/に対する非実在虐め
非実在青少年の/に対する非実在薬物摂取(含む酒 煙草)
非実在青少年の/に対する非実在育児放棄
非実在青少年の/に対する非実在陰謀
非実在青少年の/に対する非実在ロボット搭乗強制

こういった非人道的な非実在行為の数々は、今後禁止し、非実在青少年の人権を守り、非実在青少年が健全な非実在成年になれるよう、暖かく見守っていくような、そんな社会を我々は作っていく必要があるのではないかと思います。
そのためには暴力的な創作者の横暴を強く規制し、非実在青少年が健全に育つ非実在社会の楽園を実在東京に作り出すこと、それがつまりはこの条例の目的ではないかと推察しております。
実在と非実在への分け隔てのない思いやりと愛は誠に素晴らしいものであると思います。燭台の上の光が家を燃やさないと良いのですが。