2006年07月24日

diary


昨日の日記酷いですね。いや、書いてる時点で、何かいているんだろうというか、あほくさいとは思ったけど、それでもアップしてしまうのは酔っぱらってたせいだと思う。多分。
恥ずかしいけど残しておこう。

しかし昨日はかなりしんどかったです。何で酒飲んでこんなしんどい思いしなきゃいけないんだ、とか思いつつ床をじたばたしたりしてました。ダメですね、酒。飲まされるコミュニティに入ったことはないけど、大変だろうなあ。

アルコールといえば依存症な訳ですが。いや、そんなわけでもないけど。肝臓やられて入院したことがあっても毎週酒飲んで、飲まないなら死んだ方がまし、とか言う人を見ると、悪い意味ですごいなあと思う。どう考えても飲まない方がましのような気もしますが、そう思う人は依存症にはならないのか、そう考えても飲んでしまうから依存症なのか。


ロボット三原則なんてどうでも良いだろう。と、ちょっと思う。いやなんか、ロボットが出てくる作品の批評で三原則に従っているかどうか、という感じのが時々語られているので。
三原則というアイデア自体はもちろんすばらしいものなんですが、アレはアシモフの著作の設定の中で意味のあるものであり、言及するのはともかくそのまま他の作品に適用するのは正直どうよと。そう思うわけです。
なんというか、別にロボットが三原則に従う必要性は全くないんですよ。
そんだけ。


相当今更ながら、ふもっふが面白いなあ。


無気力の心理学。
人がどういうときに無力感を得て、どういうときに効力感を得るか。それが無気力とどうつながるか。無気力にならないためにはどうすればいいか、という感じの本。
うん、だからどうしたと感じではある。面白いけど、何の役にも立たないという感じ。全編、心理実験ではこういう結果が得られた。確かにそうである。しかしそれだけではいけない。みたいな感じなので。
心理学は科学ではないというのをどこかで見たような気がします。でも、どうしようもないんじゃないかとも思う。対象が人間である以上、実験条件を厳密にすることは殆ど無理だし、同じ条件での追試は不可能。ある結果が得られたとしても絶対例外は出てくる。他にアプローチのしようもなかなか無いんでしょうし。
僕のやっているような領域もある程度人間を対象としている、というかシステムの評価が、理想的には人間になされるべき分野なんだと思うんですが、なんというか、みんなやりづらそうだなあと思います。客観的な評価が出来る分野は、そういう点で言えば良いなあと思います。そんなものはないかもしれませんが。


人類が知っていることすべての短い歴史。
本当にすべてかはさておき。物理学から古生物学とかまで広い範囲の科学史を扱ったポピュラーサイエンスの本。面白かった。内容は本当に色々なので、読みながら色々考えてたんですが、忘れてしまった。
そして「ガリレオの指」に挫折した僕は本当に理系なんだろうか。今度また再挑戦しよう。


最近SF読まないようにしていたので、またちょっと読みたくなってきた。一ヶ月も読んでないからなあ。なんか読んでないので手頃なのあったかな。


今更ながらにイノセンスを見る。公開当初は見に行こうと思っていたのだけど、気がついたら終わっていた。見に行かなくて良かった。
見に行っていたら200%寝ていた。つまり、一回見ている間に二回は寝てた。
いや、好きな人は好きなんだろうなあとは思うし、そういう意味ではクオリティも高いんだろうけど、全ての要素が僕の嗜好の正反対を行っているのでしんどかった。
とりあえず気になった点が三点。これを攻殻機動隊2として出さなかったのは詐欺だと思う。知らずに見に行った人(がもしいるとして)は、わからないはず。あと、3Dとセルの不整合はいくら意図的だからと言ってひどすぎないだろうか。それと、一度みられただけではわからないように作るというのは、何というか、傲慢な気がする。いや、忠実なファンとか、深読み好きな人はいるわけだから、需要はあるんだろうけどさあ。と言っても個々のシーン(引用とか)はともかく、全体のストーリーは割と単純だしなあ。人間が! 人形が! とか言ってればいいのかなあ。
しっかし、やっぱり最初からそこまで見る人を限定してどうするんだよとは思う。と思ったら口コミ系評価サイトの評判が結構良いなあ。1を見てないのも。
単に僕は好きではありませんと言うだけでした。はい。


ラピュタも見た。久しぶりに。
こっちは面白い。問答無用で面白い。昔の駿は凄いなあと思う。魅力的なキャラクタ、盛り上がる上に意味不明にならないストーリー。ワクワクさせられるような舞台設定。下手じゃない声優。
あと、圧倒的な小物っぷりを見せつけて見るものを魅了するムスカ。AKIRAの鉄雄並に小物だよな。

既に相当に評判の悪いゲド戦記はどうなんだろう。一応見に行こうとは思っていたけど。そこまで言われるほど酷くはないんじゃないかと勝手に思っている。


八甲田山死の彷徨を読む。面白いと言ったら不謹慎だろうか。エンデュアランス号漂流に面白さが通じる極限状態ものですね。まあ、あっちは誰も死なないけど。こういうので死ぬものと死なないものを比べると大体リーダーの差だな。多分。