2006年08月20日

二十三区、憶えていますか?

東京って二十三区もあるの?

という疑問が大分前からあります。
いや、確かに有るんだろうとは思います。イデア的に云って有るんでしょう。理念上の東京には確かに、二十三区有るんだと思います。でも、そういうのを現実の東京に押しつけるのってどうかと思うんですよ。そういう、何というか、頭でっかちって云うんですか? 理論専攻型の考え方は、必ずしも実際には良いやり方だとは思いません。だいたい東京には23区あるって教えられた小さい子がら、現実の東京都に棲んだとき、その落差に絶望して性格がゆがんだらどうするんでしょうね。教育崩壊というか、根深い日本の教育問題を感じます。
僕の感覚だと、そうですね、だいたい十区ぐらいですか? 現実の東京にある区ってそれぐらいだと思います。それを二十三区とは。失笑するしか有りません。
理論上の直線が一次元とはいっても、現実に直線を引けば、どうやっても幅が出来てしまうものです。同じように、理論上の東京は二十三区と言っても、現実の東京はそんなに区があるものではありません。
そういう、理論と現実の差をこそ、きちんと教えるべきなのではないでしょうか。