2006年08月28日

ティア



コミティア終わりました。
↑みたいな表紙の本、中身は「駒場六十七人殺し」という漫画。
表紙で手に取ってくれる人はいっぱいいましたが、中を見て戻される率もかなりのモノになっていました。そこまで差を作ったつもりはなかったのですが、外見と中身の差が激しかったようです。
まあ、売れたのは結局いつもと同じぐらい。もーちょっと売れたいなー。とは思うけど。どうすればいいのかは、なんともかんとも。

自分自身の反省と、周りの人に話を聞いて、色々問題点も明確になったりならなかったり。
とりあえず絵的な面では、下書で完成図を想定できていないのが、あまり良くないことになっている気がする。ペン入れしたモノを前に、さて、どうするかでは、場当たりになるし、全体の統一感もない。デジタルでやったので、不用意にトーンを使いすぎたというのもある。そのせいで割と頑張ったつもりの背景も、かなりつまらない絵になってしまっている。
あと、致命的なまでに、動きのある漫画が描けない。というのも改めて認識。効果線とかもちゃんと使わないと……。あとパースの付け方とか、色々あるんだろうけど。とりあえずアクション漫画をちゃんと調べてみるか。
それと女キャラをもっとメインで出した方が、買ってくれるのかなあ、と邪念を抱く。

話は、……結局内輪向けに過ぎたなと思う。コミティアに出すには。実際にいる人を弄っている側面もあるわけで、まんくら内である程度受けるのは、当たり前と言えば、当たり前かもしれないけど、それをティアに出したのは、結局どうだったんだろうという気はする。
もっと上手くネームが作れれば、関係のない人が読んでも面白いモノになったのかも。

こまわりとか話運びとかについては、何とも言えない。
キャラクターも結局、というかまあ、全然作れない。そっちをちゃんとして方が、読んでて面白いモノになるんだろうけど。ううん。しかし書きたいと思うネタで、しっかりとキャラクターを組み込むのは、正直どうすればいいのか想像できない。
どうしようかな。

それより何より、かかる時間をどうにかしたい。効果的な手抜き方法を考えないと、これから先、書いてなんていられないよなあ。就職したらもちろんだけど、大学が。

ああ、それにしても現実に向かいたくない。



「黙示の島」佐藤大介
二年ぐらい? 前に借りたままなんか読んでなかったのをようやく読みました。なんか僕こんなんばっかだな。すみません。
今度お返しします。

孤島モノで研究所、とくれば当然まあ、そういう雰囲気のモノになるのですが、正直ちょっと前振り永杉。とか、意味もなくエロ大杉とか。
ハザードが表面化するまで、ずいぶんかかるし、それ以後がちょっと物足りないことになっている。主人公たちが、ゾンビー化(といっていいのか)しない理由も今一。そんなものかなあ。と
まあ、読ませるというか、面白かったことは面白かったです。


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そのうち感想を書く。


新装版「ヴィンランド・サガ1」
二巻までしか出ていないシリーズの新装版をわざわざ出すことの是非はともかく、中身はそのままであり、面白いけど、既読。追加のおまけ4コマは……。その辺はほら、プラネテスの4コマと同様です。それにしても買ってしまう自分が情けない。