コミティア81
にサークル参加してきました。というわけでそこそこテンションのあるうちに反省でも。
とりあえずまあ、既刊をあわせればそこそこ出たのでそれは素直に嬉しい。あくまで僕にしてはで客観的に見てどうかというとアレですが。あとは隣の席に知り合いが座っているというのは素晴らしいことだなあと思った。あそこで一人の世界はしんどいしなー。
出張編集にも初めて持って行ったんですが、結構良かった。ちゃんとしたアドバイスもくれる上に、ああいう場なのである程度甘やかしてくれるので。本当にプロになろうとして実際に編集部に持ち込むとしんどいんだろうと思うんですが。
しかし結構待つので、次いくなら一般入場前に整理券を取っておこう。
本の話。新刊出しました。
スケジュール的な所を云うと、正直結構しんどかった。結局学業にある程度しわ寄せがいってしまっているし、久しぶりに漫画で徹夜をすることになったので、その辺は悔しいというか。ちゃんと見通しを立てることが出来なかったと云うところと、あいまいに立てた見通しのようにもいかなかった末に、かなりグダグダなところで徹夜をして人にも迷惑をかけたのは、久しぶりに本当にダメだなあと云うか。こういうやり方では社会人になって描いていけるのか? というところにいく。目と鼻の先の事だし。
まあ、それはそれでちゃんとやれ、というと終わりと言えば終わりなんですが、うーんもうちょっと漫画を描くのが好きにならないとなあ、と言うところが結論になる。ネタ出しはともかく、ネームから仕上げまで。好きになるにはある程度の描けなければならないので、そこをどうするかと云うところになるんだけど。
お話。
途中まではそこそこ良かったけど、終わりがダメで、最後の三ページで全部台無しになっている、と言われる。話を聞くと、どうも僕の思っていたことと、実際に形にした物を人が呼んで理解することに、それなりに大きな違いがあったと云うことがあった。僕の表現力の問題というか、描かないことは伝わらないよね、という当たり前のことなんだけど。前回の7のに顕著な、まあ色々妄想したけどここの部分だけ描いておくので、もし読むなら適当に理解して! というついやってしまうぶん投げを、そうと意識せずに今回もやってしまったというところで、ちょっとショックを受ける。思っていることと出来ている物のズレというのは結構問題だよなあ。とはいえズレがあったらそれはそれとして、じゃあどうまとめるかと考えた方が良いと言われる。
あと自分が納得しないことでも主人公に言い切らせて、読む人にわかる形で終わらせた方がいい、というのは結構なるほどと思った。納得できなくても理解できればいいのか。この辺は僕自身の漫画の中における立ち位置が非常に視野狭窄を起こしていたなあと思う。もうちょっと自由でも良いというか、何をしたいかがぶれているというか。
あと最初2ページ使っている設定説明は三行ですむよね、と。そこは多少思ってはいたのですが……ハッキリ言われるとそうですねとしか云いようがない。そうですよね。
他には構成についてこう変えた方がより印象的になる、とか。全般的に非常に具体的且つ確かにと思う内容だった。プロの話を聞くのも良いなあと思うんですが、自分がプロを目指さない以上実際に編集部に持って行ってみてもらうことで相手の時間を使わせるというのも失礼な話だと思う。まあ、コミティアが出張編集を続けるなら、適度に見てもらえばいいかな。
絵についてはあまり具体的な話はなかったけど、意味のあるシーンを小さなコマで流してしまうのは良くないとか、そういうコマ割りによる演出というか漫画的な演出が出来ていないと云われる。うむ。
まあ、一応ヒロインは可愛いと云ってもらえたのでそこは喜ぶことにする。
絵は……今漫画にかけた時間の記憶が明確に残っているため、あれだけ時間が掛かったのにこの程度の物しかできなかったのか、というのはあったりするんですがまあ、そこは云ってどうすると言うところだし、ある程度時間が経てばそこは抜きにしてコレはコレでまあいっかという気分になるんですが。のど元を過ぎれば……。
それはそれで置いておいて。いかん、テンション切れた。
えーと読み返すと顔とか形とれていないのが結構あった。手が短かったり長かったり。漫画だと構図を考えながらアタリを取るので、アタリが非常に適当になってしまうと言うのと、普段描かない大きさを描くからだろうと思う。この辺はどうにかしよう。
線。今回かなり丁寧に引いたつもりで、実際これまでに比べれば一番綺麗に引けたと思う。もうちょっと頑張りましょうと云うところもいっぱいあるけど。
むしろ丁寧に書いたためにそのためにコレまで線の雑さに隠れていた(僕の中でだけど)ペン入れの駄目さが非常に明確に出てる。正直結構へこむ。なんだろう。
まあしかし自分が線で何を描いているのかについて全く無自覚であると云うことはわかった。無自覚であることも自覚したいなかったというか。色々云われてたけど、結局の所問題を理解できていなかったというか、言葉としてはわかっても意味がわかってなかった。
しかし無自覚であることを理解したからと云ってじゃあどうすればいいのかは今のところわからないんですが。
どうしたものか。
なんにせよ頭使わないような仕上げでは今回のぐらいが限界なのでどのみちどうにかしなければならないんですが。