2009年08月13日

映画を見る

夏休み平日昼の映画館(シネコン)は
映画館の外まで続くチケット販売待ちの行列と
平均身長と平均年齢を押し下げる子どもの群れと
ロビーに充満するカラメルの甘い臭いと
カーペットに散らばるポップコーンとが
とても印象に残った。

見たい映画は満席になりかけていた。
ネット予約は素晴らしい。
炎天下列を作る情報弱者どもを尻目に自動発券機を使う事の気持ちよさ。
情報技術革命。


そういえば、昔の映画館は座席は予約制ではなく、座れる人以上に人を入れ、入れ替えもしなかったと思ったけど、いつから予約制が殆どになったんだろうか。シネコンがそうなだけで、スクリーンが一つの昔ながらの映画館は(まだあったとして)同じような形で運営しているのかな。


というわけで、
サマーウォーズ見てきた。面白かった。

以下あまりよろしくない重箱の隅感想。激しくネタバレ有り。

・学校のマドンナ的存在(という表現がエロ小説以外で使われる場合があったら教えて欲しい)が物理部に居る可能性はどれくらい?
・答えはあの辺にメガネでロングの黒髪の超美人が突然現れるのと同じぐらいの確率。
・と、思ったら、剣道部だった。勘違い。
・暗号のシステムがよく分からなかった。主人公は何を計算しているんだろう。素因数分解? だとしたらサヴァン症だな。
・アカウントを奪われたら人工衛星も操作できるって、どんなサービスだ。
・卵を一つのカゴに盛るなという話か。
・主人公がルーン・バロットばりに数学能力を生かして花札で戦う、マルドゥック・スクランブルのカジノシーンのような闘争を凄く凄く物凄く期待したんだけど、勝手な期待だった。
・花札のコイコイのルールは調べてから行くべきだった。
・キーボードをインターフェースとして人型を動かすのは、どうやっているのか気になる。
・絵作りは時をかける少女と同じだった。
・スーパーコンピュータってNECのやつ? OZのクライアントはあったのか?
・スパコンの使い道がよくわかんなーい。
・電源どうするのかと思ったら、船かあああ。すげえええ。
・とにかくOZのサービスが意味不明すぎる。
・オズの魔法使いに絡んだネタが出ると思いきやそんなことはなかった。
・おじさん改心してもあんまり役に立っていない。腹立たしいイケメンだ。
・お婆ちゃんが死んでも、この親族はまだ繋がりを維持できるんだろうか。難しい気がする。
・どう考えてもカズマが一番カワイイ。絶対女の子だろうと思ったら、そんなことはなかった。こんなにかわいい子が女の子なわけないじゃないか、というヤツか。くそう。
・キングカズマのネーミングセンスはゲイナーと一緒だな。