2012年07月16日

映画の感想

いつも年に数回ぐらいしか見ないけど、最近結構映画見てるなー。主にアニメ映画だけど。そして外れが多い。全部アニメ映画だけど...。コレ一回1800円かかっているんだよな。社会人の娯楽ですね。

・テルマエ・ロマエ
コレは普通に面白かった。原作のおもしろさを上手く映像化してスゲー笑えたし、いい話で映画的に上手くまとめてたなー。ヒロインの頭が悪そうなところだけ気になったが。誰にでも勧められる気がした。
いや、ほんと。

・BLOOD-C
ひどかった。話とキャラと設定が全部意味不明という奇跡を成し遂げていた(+声優が棒)。あんまりに酷かったので、もしかして何か大事なピースを見逃しててそれが当てはまるとすごく面白くなるのかと思って本を買ったりして数週間ぐらい悩んだけど、最終的にやはり単につまらないだけだろうという結論に達した。
ひどかった。

・MIB3
見ている間は楽しくて、見終わった瞬間全てを忘れてしまうような典型的ハリウッドアクション映画だった。特に感想はない。

・図書館戦争
原作なりTVアニメを見ていれば面白かったのかも知れないけど、どうにもこうにも日本で公的な機関同士が銃撃戦やっていることに対する違和感が強すぎる。
作者の主張と作者の好みがフュージョンしてこういう設定になったのかなーと思うけど、もうっちょとどうにかならないのかな。
あと話が無駄に長いのと、クライマックスが酷いのが気になった。キャラ読み出来ると面白かったのかも知れない。

・ベルセルク ドルドレイ攻略
面白かった。原作を上手くまとめてると思う。削っても話が理解できるシーンはほぼ削られている感があるけど、お陰で一切だれることなく最後まで見られて非常に良かった。
3Dモデルのアップはちょっとまだキツイ感じがする。特にキャスカ。ただ格好いい戦闘シーンは3Dのお陰だと思っているので、バンバン使えば良いと思う。
ガッツを助けにボスコーンに突撃した兵士四人ぐらいが、一撃で吹っ飛ばされるシーンが最高に格好良かった。
次がすごく楽しみ。

・グスコーブドリの伝記
キャラがますむらひろしだし見てみたいな−、と思って行ってみたが酷かった。後半、脚本書くの面倒くさくなったから無理矢理終わらせたの? という感じだった。笑うしかなかった。
もともと短い原作を伸ばして伸ばしてダラダラと二時間ぐらいの映像にしたあげく恐ろしいまでの尻切れトンボ。本当にフィルムが途中抜けているのかと思った。気付かぬうちに意識を失ったのかも知れない。
最後のクライマックス、無音になったところで劇場のアナウンスがガッツリ聞こえたので、劇場もクソ。
映像のクオリティは高かったけど、動いているだけで楽しいというたぐいの映像ではない。色々残念だった。
久々に青空文庫で原作読み返したら面白かった。それだけは良かった。あ、最初に出てくるブドリの先生がすごく可愛かったのもいいですね。

こうやって見ると、打率1/2、アニメに限って言うと、1/4。マインスイーパーじゃねーんだぞ。日本のアニメ映画って基本つまんねーんじゃないかという疑いを抱いている。
映画は全然見てこなかったので、危険予知トレーニングが必要なんだろう。今年は色々みたい映画が多いので、打率が上がることに期待しよう。