2013年01月26日

北海道旅行

二泊三日で北海道旅行に行ってきた。
実家が移って以来一度も行ってなかったので八年ぶりぐらいかな。ずいぶんと久しぶりだった。会社人間関係だったので特に昔の知り合いほとんど札幌に残っていないしな。
会う人は大体関東にいる。

1.スキー、2.札幌観光、3.余市でウイスキー
スキーはアレだ、まあ、こんなもんだろうな。元々大して上手くもなかったし...テイネハイランドで一番上まで行くと、上級者コースか初心者コースの超平坦な道のりという究極の二択を迫られるのが嫌だナーと昔から思ってたけど、林間コースから女子大回転に抜けるとわりと楽しく滑れることが分かった。この知識が今度生かされるのは何時なんだ。
札幌観光は行ったことのなかったJRタワー展望台、藻岩山展望台がいけて良かった。札幌は非常に町並みが整っているので人工的な感じがしていい。遠近法のお手本みたいな景色が見える。一方東京は完全無秩序なので有機的というか生物的なおもしろさがある。どちらの夜景も綺麗だ。
ちなみに藻岩山は寝たら死ぬ感じの寒さだった。次は夏に行きたい。
旧道庁は改装全然されてない感じが良かったなー。展示内容も北方領土問題とかあって生々しくて楽しかった。
雪ミク市電は単にラッピングしてる市電ですね。必死にダッシュして雪ミク市電写真を撮る30がらみの男たち。
市電は遅すぎ。
白い恋人パークは圧倒的な金の臭いというか、成金趣味というか、悪趣味というか、に当てられてしまった。凄いセンスだわ。あそこだけバブルが続いている異世界感。お土産でブランド化すると儲かって笑いが止まらないのかも知れない。楽しい。ああいうところは残るべきだ。
余市蒸留所はゲートの中の異国感に歴史の香りが素敵。冬で製造しているところが見られなかったのは残念だけど、雪景色も良かったのでまあよし。
ウイスキーもいくつか試飲できて良かった。シングルカスクの味の強烈さと個性と、そこから商品の味を生み出すブレンダーのすごさに感動した。なるほどウィスキーでブレンダーが重要視される訳だ。

北海道は総じて飯が美味かった。とくに回転寿司のトリトンのうまさと安さが感動的だった。関東の回転寿司ももうちょっと本気出せ。


地図片手に札幌観光しつつ思ったけど、札幌ってまあ雪は猛烈に降るし寒いという難点はあるというか、冬はあれだけど、それ以外は良い街だよなー。
というかちょっとまた住みたくなった。
人口多い都市だけど、割とコンパクトに纏まっている。
地下鉄端から端まででも30分という手頃感。山とかすぐそこにあって自然も近いし、すぐスキーもいける。すぐ近くで温泉も楽しめる。空港にだって一時間もあれば着いてしまう。それでいてやはり北海道一の都市だけあって、神奈川県西部に比べて文化度もそれなりに高い。施設も充実している。デカイ本屋もある。映画館もある。図書館もある。どこいくにしてもそんなに遠くない。ご飯も美味いし。家賃とかも多分安い。展示会とかもそれなりに来る上に結構空いてたりする。冬以外は道も広大。興味はないけど、スポーツチームもあるしな。
いいよなあ。ほぼあり得ないけど、行けと言われたら全然有りだなあ。